どうすれば高齢者虐待が防げるのか。介護職の“心の余裕”に重点を置いて、防止を考える『へるぱる11・12月』
サービス提供責任者・ホームヘルパーのための本『へるぱる 11・12月』 9月30日(木)発売の『へるぱる 11・12月』では、
介護職による高齢者虐待の背景にある、 介護職の怒りや不安、 ストレスや感情コントロールに注目して、 防止のためにできることを特集。
また、 感染拡大から1年半が経過したいま、 新型コロナウイルスに関する事業所での対応について、 読者アンケートを実施しました。
■虐待事例の背景に潜むのは、 介護者の「怒り」「不安」「ストレス」「疲労」
厚生労働省の調査によると、 令和元年度、 訪問介護も含めた養介護施設従事者等による高齢者虐待の事例は644件で、 前年度の虐待判断件数621件を上回りました。
無視したり、 子ども扱いしたり、 人前で排泄介助をしたり……。 暴言や暴行はもちろん、 こうした行為も虐待ととらえられています。
介護職員による虐待の発生要因の上位には「職員のストレスや感情コントロールの問題」があげられています。
心の余裕がなくなると「利用者の言動を受け止められなくなる」など、 仕事に大きく影響し、 様々な問題につながります。 虐待は、 される人はもちろん、
してしまう人も不幸です。 そうならないための方法を考えます。
また、 今号では、 巻頭特集でコロナ禍におけるホームヘルパーのメンタルケアを取り上げ、 連載でも利用者・家族等からのハラスメント対応についても掲載しています。
あわせてご覧ください。
■他の事業所はどうしている? 新型コロナウイルス対応について、 読者アンケートを実施!
新型コロナウイルスの感染拡大から約1年半。 訪問介護の現場では、 様々な面でコロナ禍前とは異なる対応を迫られています。 『へるぱる』では、
読者を対象にアンケートを実施し、 これまでの取り組みや対応などを聞き取りました。 陽性者が出たときの対応や、 長期にわたるコロナ禍において、
いま一番困っていることなどを体験談とともに紹介します。
<目次>
・新型コロナウイルス対応 みんなどうしてる?Q&A
・介護職の“心の余裕”が虐待を防ぐ
・医療職に伝える力を磨いて緊急時に備える
・うつらない うつさない介助術
・老計第10号からひもとく「訪問介護計画書の考え方と書き方」
・コロナ禍における働きやすい職場づくり
・事例から考えるあいまいゾーン
・高齢者の薬&生活への影響
・利用者・家族等からのハラスメント
・介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!「知っとこ! 介護ニュース」
・実例をもとに考える「訪問介護の書類の書き方」
・高齢者が食べやすい「冷凍野菜を活用した時短レシピ」 他
<刊行情報>
『へるぱる 11・12月』
■発行:世界文化ライフケア
■発行・発売:世界文化社
■発売日:2021年9月30日(木)
■定価:2,000円
■公式HP:
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