出展に関わる「22のストーリー」。ギフトショー出展に賭ける石川県ブース出展者の想いとは？

2021年10月11日

ギフトショー石川県ブースに県内企業22社が出展。全員が「リアル出展」を希望。 SUPER PENGUIN（スーパーペンギン）株式会社（東京都品川区、

代表取締役：竹村尚久）は、

10月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催される東京インターナショナル・ギフト・ショーにて「石川県ブース」の出展支援を行いました。

「石川県ブース」は公益財団法人石川県産業創出支援機構（石川県金沢市）によるブース。県内企業22社が参加。

前回2月開催のギフトショーではコロナの影響により出展が中止になり、参加予定の24社は販路開拓の機会を失いました。今回出展の22社は、気持ちを新たに出展。

「それぞれの想い」をもって確実な成功を目指します。その想いに応えるべく、スーパーペンギンは「５つの対策」により、成功のための出展支援を行います。 ■概要

「新商品を作ったのにPRする場がないんです」

コロナにより展示会が中止になっていた期間、展示会に出展する予定だった地方企業の多くがこのように話していました。 2021年10月13日から15日まで、

東京ビッグサイトで開催されるギフトショー。今回、この展示会に参加する「石川県ブース」には県内企業22社が参加。これまで、

コロナの影響により地方企業のほとんどは「東京に行けない」「行きたいくない」という気持ちがありました。しかし、

今回は22社全員が「東京の会場に行きます」と決意。その気持ちの裏には、コロナによる影響で、

これまで「販路開拓の場」が持てなかったことへの強い思いがあります。スーパーペンギンでは今回の22社の出展企業にヒアリングを行いました。

どの出展者も一様に「展示会・イベントが中止・制限されていた」期間について「新商品を作ったが、 PRの機会がなかった」との苦しみを訴えられていました。今回は、

ようやく訪れたPRの機会となります。

■出展者の代表的なストーリー

22社それぞれが持つ伝統の技術、産地ならではの技術を活かして、新しいカタチを提案。

それぞれに話を伺うと、その背景には様々なストーリーがあります。

1.株式会社橋本幸作漆器店（輪島塗）

・親子で臨むギフトショー出展。新商品を開発して1年以上、ようやくのお披露目へ。

2.株式会社谷口（木工芸）

・「縫える木」を開発。石川県の木材産業の未来をつくる様々な「新素材」の試みとは？

3.本多商店（九谷焼）

・電子化に敢えて逆流。家族会議で話し合った九谷焼の未来。「新しい実印のカタチ」を社会に提案。

4.株式会社三輪（ハコバッグの展開）

・テレワーク時代の新しい「ビジネスバッグのあり方」を模索。

5.株式会社山崎麻織物工房（能登上布唯一の織元）

・「能登上布」唯一残っている織元。日本五大上布の一つ、その未来を担う製品とは？

石川の県木「能登ヒバ」で作られた「軽い」お箸

「縫える木」の開発。

石川木材産業の未来を考える

「縫える木」の開発。石川木材産業の未来を考える

本多商店は「新しい実印のカタチ」を模索

■出展に成功するための「５つの取組」

１.【対策その1】戦略的なデザイン手法「ビジネス空間デザイン」によるブースデザイン

スーパーペンギンがデザインするブースは「来場者の心理」を軸としたデザイン手法。アーティスティックなものではなく、

あくまでも「集客結果」を出すための「空間デザイン」の手法「ビジネス空間デザイン」の考え方で構築したブース設計。今回は「通路に背を向けた」ブースプランを採用。

なぜ、「背を向ける」のか。それは、「出展者の待機方法のコントロール」のため。

※「ビジネス空間デザイン」とは当社が呼称している、店舗などの商業空間において「結果」を出すための空間デザインの考え方、のこと。通路に「背」を向けたプランに。

その真意は？

通路に「背」を向けたプランに。その真意は？

２.【対策その2】「事前対策セミナー」の実施（7月9日）

22社の全出展者に向けて「人を集めるブースの考え方・手法」を解説。どのようなブースが人を集めるのか、どんな「商品陳列」の仕方が「望む店舗」に訴求できるのか、

会期中どんな「立ち方・待ち方」をすれば人が寄って来てくれるのか、スーパーペンギンの過去の「成功事例」を基に具体的にお伝えしました。また、

実施予定のブースを「どう使えばいいのか」、今回のブースデザインの概要とその使用方法もお伝えしています。講師は、スーパーペンギン代表の竹村が担当。どんなブースが人を集めるのか、

セミナーで勉強

どんなブースが人を集めるのか、セミナーで勉強

３.【対策その3】個別陳列相談会の実施（8月25日～27日）

スーパーペンギンは、事前に3日間をかけ「個別陳列相談会」を実施。事前に製作したモックアップの展示台を活用し、1社1時間程度の「商品陳列」指導を実施。

その際、どんな店舗に自社の商品を置いてほしいと考えているのか、どんな思いで商品を作ったのか、どんな客層に訴求させようとしているか、などをヒアリングし、

その内容に合わせた商品陳列方法をアドバイスしています。事前にこの個別相談会を行う理由は、課題の明確化とともに、「出展者自身のモチベーションアップ」

も重要な目的となっています。

事前に、

全社1時間の「陳列検討会」を実施

事前に、全社1時間の「陳列検討会」を実施

実際に使う展示台を事前に製作して商品陳列を検討

４.【対策その4】キャッチの言葉の検討／「会社名より何を扱っているか」

22社が会場で掲げるキャッチコピーは、上記の「個別陳列相談会」の際にヒアリングした内容を参考に、スーパーペンギン竹村が自身で検討しています。

展示会での「キャッチコピー」は書籍等でのキャッチコピーとは考え方が多少異なります。「瞬間に読めること」「何を扱っているかを明確に書くこと」など。

多くの出展企業が「会社名」しか書いていない中、会場内を歩く来場者に分かりやすい表現を掲示することは集客上重要な事項となります。

５.【対策その５】会場での「立ち方・待ち方」「商品陳列」の指導

会期が始まると、スーパーペンギンのスタッフは、各出展者の様子、会場内の様子を観察し、

各出展者の「立ち方・待ち方」が来場者に対して「圧迫感」を与えていないか、を客観的に検討します。状況によって各出展者にアドバイスを与え、

商品陳列の方法を見直します。どんなに計画を行っても、当日会場の人の流れは様々に変化するもの。会場の状況に合わせて変化させることが、

最終的な成功へと繋がります。

スーパーペンギンがここまで行うのは、展示会出展はここまでしないと「最強の結果」が出ないから。今回、

石川県から決意をもって参加される22社の想いを実現するように、様々な角度から出展の支援を行っています。

■展示会の概要

展示会名：東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2021／LIFE×DESIGN

会期：2021年10月13日～10月15日

会場：東京ビッグサイト南４ホール

URL：

https://www.giftshow.co.jp/tigs/92tigs/

■石川県ブースの概要

出展者名：公益財団法人石川県産業創出支援機構

出展参加企業：合計22社

会場：東京ビッグサイト南４ホールブースNO.「南４-T24-05」

■スーパーペンギンとは

スーパーペンギンは展示会ブースを専門に行う空間デザイン会社。ブースをデザインするだけではなく、出展者が出展に成功するために、

会期中の立ち位置まで計画する企業。代表は、展示会プロデューサー兼デザイナーの竹村尚久。

商号： SUPER PENGUIN 株式会社

代表者：代表取締役竹村尚久

設立： 2005 年 6 月 2 日

所在地：〒141-0021 東京都品川区上大崎 3-10-50 SEED 花房山 405

事業内容：展示会ブースデザイン、展示会・イベントに関係する各種デザイン業務、ブースデザインセミナーの企画・開催

会社URL

https://www.superpenguin.jp/

twitter

https://twitter.com/naohisatakemura