中国がコロナの制圧に成功した陰には、中医学の大きな貢献があった。日本中医薬学会会長が武漢での事例をもとに、中医学を用いた新型コロナウイルスの治療例と感染症対策を紹介!

平馬直樹・著『コロナに負けない体は漢方でつくる』(方丈社)が10月29日発売!

漢方の進歩の歴史は感染症との闘いの歴史だった!

中国が新型コロナウイルスの制圧に成功した陰には中医学の大きな貢献があったことはあまり知られていない。 世界中で新型コロナウイルスが拡大していく一方で、

中国は漢方薬の投与で重症化を防いでいた!常に感染症に挑戦してきた中医学は、 新型コロナウイルスをどのようにして封じ込めたのか。

武漢が新型コロナウイルスの制圧に成功した陰には、 中国の伝統医学である中医学、 つまり漢方薬の貢献があったのだ。

中医学の歴史は感染症のとの闘いの歴史と言ってもよい。 中医学を用いた感染症治療には目を見張るものがある。

本書では、 武漢での事例をもとに、 日本中医薬学会会長である平馬直樹先生が中医学を用いた新型コロナウイルスの治療例と、 感染症対策について紹介する。

・ 中国では西洋医学と伝統的な中医学はどちらも国の正式な医療として認められている。

・ 臨時病院に収容された軽症者には、 中医学主体の治療が行われた。 その結果、 重症者はゼロ、 医療関係者の感染もゼロ。

・ 漢方の治療原則には「三因制宜(さんいんせいぎ)」という考えがある。 病気には「人」「時」「地」の3つの要素が関係しているという考え方。

・ 中医学の医療スタッフは予防的に漢方薬を服用していたことで、 免疫力が高まり、 感染者をゼロにすることができた。

・ 90%以上の患者に効いた「三薬三方」。

・ 中医学は2000年前からずっと、 精神や生活の面から、 予防医学を重視してきた。

・ 新型コロナの治療では、 重症化を防ぐという点で、 漢方薬「寒湿疫方」がたいへん素晴らしい効果を出した。

・ 漢方薬の発展は人体実験の積み重ね

・“コロナうつ”も、 漢方的には「未病」と言われる状態。

書名:コロナに負けない体は漢方でつくる

著者名:平馬 直樹(ひらま・なおき)

発売日:2021年10月29日

予価:1400円+税

体裁:四六判・並製・240頁

発行:方丈社

ISBN:978-4-908925-83-2

HP:

https://hojosha.co.jp/menu/895984

Amazon:

https://amzn.to/3EejgBp

著者:平馬直樹

昭和27年、 神奈川県生まれ。 東京医科大学卒業。 昭和53年、 北里研究所付属東洋医学総合研究所勤務。 昭和62年~平成1年、

中国中医研究院広安門病院(北京)に留学。 平成2年より牧田総合病院牧田中医クリニック診療部長。 平成8年より後藤学園入新井クリニック漢方診療部長を兼任。

平成17年より日本医科大学東洋医学科講師。 現在、 平馬医院院長として診療に当たる。 そのかたわら一般財団法人日本中医薬学会会長として、

中医学の知識と技の発展と普及を通じ、 現代の医学と医療に寄与する活動を展開している。

目次

第一章 検証 なぜ武漢はパンデミックを制圧できたのか

第二章 感染症への中医学的アプローチ

第三章 新型コロナウイルスに効く漢方薬

第四章 感染症とパンデミックの歴史

第五章 中医学の歴史は、 感染症との闘いの歴史

第六章 中医学治療の基本戦略は免疫力の強化

第七章 ウィズコロナ時代に効く漢方薬

終章 変異株に対して中医学ができること

【本件に関するお問い合わせ先】

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