“落語を超えた究極の話芸”と絶賛される傑作新作落語が小説化! 立川志の輔『大河への道』が3月発売!
立川志の輔『大河への道』が3月発売! 5月公開、中井貴一主演映画「大河への道」原作! 江戸後期の歴史に埋もれた奇想天外な感動ドラマ [https://prtimes.jp/i/12754/386/resize/d12754-386-e007f176820718ec2e9a-5.jpg&s3=12754-386-df9d28a889f205d1c55e08cf6f6ed81f-906×1418.jpg]
株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:小野寺優)は、 立川志の輔『大河への道』(河出文庫)を3月7日(月)より全国書店にて発売いたします。
立川志の輔の新作落語「大河への道―伊能忠敬物語―」は、 2011年の初演以来、 “落語を超えた究極の話芸”と絶賛され再演を繰り返す超人気演目。
「地球の大きさを知りたい」と50歳で隠居してから江戸に学び、 17年もの歳月をかけて、 日本中、
約4万キロを歩いて測量し「大日本沿海輿地全図」(別名「伊能図」)を作り上げた伊能忠敬の生涯と、 「伊能図」の極めて精度が高いことに驚嘆した立川志の輔が、
自ら新作落語として練り上げた壮大な物語です。
現在「志の輔らくご in PARCO 2022」(1月5日~1月31日、 渋谷 PARCO劇場)でも、
“伊能図完成200+1年記念”として本作が口演されています。
河出文庫『大河への道』は、 この新作落語から書き下ろされた小説版。 落語の世界観や物語はそのままに、 登場人物の心の機微を丁寧に活写した感動の作品です。
5月20日には、 俳優・中井貴一が主演をつとめる映画「大河への道」(中西健二監督・森下佳子脚本)が全国公開されます。
また、 ビッグコミックオリジナル増刊号(小学館)では漫画「大河への道」も好評連載中です。
立川志の輔による傑作を、 「落語」で、 「映画」で、 「漫画」で、 そして河出文庫による「小説」で心ゆくまでお楽しみください。
* 本書あらすじ
伊能忠敬の故郷、 千葉県香取市の市役所に勤める池本は、 観光振興策として「大河ドラマ推進プロジェクト」を任せられ、
NHKに提出する伊能忠敬ドラマのあらすじを脚本家に依頼する。
難渋する脚本家はふと、 伊能図が将軍に上呈されたときには、 すでに忠敬が亡くなっていたという事実を知る。
伊能忠敬は死んだ後も生きていた……?
伊能図はいかにして完成したのか、 そして、 はたして忠敬の物語は出来上がるのか。
奇想天外にして涙なしには語れない、 感動の歴史発見物語!当時の測量風景(鎌掛公民館文化部『鎌掛村誌』より) [https://prtimes.jp/i/12754/386/resize/d12754-386-c16dad8e99c0c13b46d5-3.png&s3=12754-386-08c4c7c02fa4d9cd0acda0f7e25a7190-3900×1875.png]
当時の測量風景(鎌掛公民館文化部『鎌掛村誌』より)
* 原作者紹介
立川志の輔(たてかわ・しのすけ)
1954年、 富山県生まれ。 落語家、 司会者。 1983年、 立川談志に入門。 90年、 真打昇進。 その後、 「六人の会」結成。
新作落語「歓喜の歌」が映画化。 NHK「ガッテン!」などのテレビ司会、 ドラマ出演など幅広く活動。 芸術選奨文部科学大臣賞受賞、 紫綬褒章受章。 著書に『志の輔
旅まくら』『志の輔 らくご的こころ』『志の輔の背丈』など。
* 映画「大河への道」は、 2022年5月20日(金)全国公開決定!
映画「大河への道」ポスター [https://prtimes.jp/i/12754/386/resize/d12754-386-a00243131d0e7e162ece-4.jpg&s3=12754-386-7ad3f2ffb8820fafc62b0871592d67fb-1697×2400.jpg]
映画「大河への道」ポスター
立川志の輔による落語「大河への道―伊能忠敬物語―」を原作とする、 映画「大河への道」は、 前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、
200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く歴史ミステリーという、 ⼆つのドラマが交錯する物語。 それぞれの時代の登場人物たちはすべて、 中井貴一、
松山ケンイチ、 北川景子といった日本映画界のトップランナーである俳優陣の一人⼆役によって演じられる。 一本の映画で⼆倍楽しめ、 今の世の閉塞感を吹き飛ばす、
2022年の大本命〈歴史発見〉エンタテインメント!
映画キャスト・スタッフ
出演:中井貴一、 松山ケンイチ、 北川景子 ほか
原作:立川志の輔「大河への道―伊能忠敬物語―」
脚本:森下佳子
音楽:安川午朗
監督:中西健二
配給:松竹
(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
https://movies.shochiku.co.jp/taiga/
* 「大日本沿海輿地全図」について
「大日本沿海輿地全図」―別名「伊能図」。 文政4(1821)年完成―は、
日本で最初に実測して作成された日本地図(それまで江戸時代に主に使われていたのは国絵図)。 その精度はかなり高く、
現代の地図を重ね合わせてもほぼ海岸線が重なるほどで、
幕末に測量に来たイギリス海軍が正確さに驚嘆し幕府から譲り受けただけで測量作業を切り上げて帰ったというエピソードが残っている。
また緯度に至っては伊能測量隊が導き出した、 緯度1度の距離=28.2里は1分に直すと1845.63mで、 その誤差は0.2%程度にとどまっている。
その後、 明治以降は陸軍が近代地図の製作を担うことになるが、 基本資料としては伊能図を用いながら補足調査して作成。
屋久島や種子島などは昭和4(1929)年まで、 伊能図が流用されていた。「大日本沿海輿地全図」90号江戸 [https://prtimes.jp/i/12754/386/resize/d12754-386-bdf4176edfc60bdf25ae-1.jpg&s3=12754-386-76f8ca3cf2bb9b7b01430e57fa44571c-1739×1036.jpg]
「大日本沿海輿地全図」90号江戸
【書誌情報】
書名:河出文庫 大河への道
原作:立川志の輔
判型/頁:A6/224頁予定
発売予定日:2022年3月7日(月)
予価:定価748円(本体680円)
ISBN:978-4-309-41875-9
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309418759/
*電子書籍も同時配信開始予定
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