ロレアル、CES 2022に先駆け最新のビューティテック・イノベーションを発表

2022に先駆け最新のビューティテック・イノベーションを発表 自宅でのセルフカラー体験・美容院でのヘアカラー体験を革新する2つのユーザー設計を発明

2022年CESイノベーションアワード受賞の「Coloright(カラーライト)」と「Colorsonic(カラーソニック)」は画期的なユーザー設計により、

ご自宅・美容院における消費者のヘアカラー体験を刷新

カラーソニック [https://prtimes.jp/i/4813/122/resize/d4813-122-911c9a2738b00d2c87b9-0.jpg&s3=4813-122-f0944543ffad1b5389c50f57215c910e-1984×2700.jpg]

カラーソニック

米・ラスベガス現地時間1月3日、 世界最大の化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)は、 世界最高峰の消費者向けテクノロジーカンファレンスであるCES

2022に先駆け、 ヘアカラーカテゴリのすべてを変革する最新のビューティテック・イノベーションを発表しました。 「Colorsonic(カラーソニック)」は、

画期的かつ汚れの出ないプロセスでヘアカラーを混ぜ均一に塗布することができる、 軽量で携帯可能なデバイスで、

消費者が自宅で安定したセルフカラーを体験することができます。 また美容師向けのAIを活用したヘアカラーシステムである「Coloright(カラーライト)」は、

お好みの色合いをバーチャルトライオン機能で試すことができ、 そのアルゴリズムは1,500以上のカスタムメイドの色合いを生み出す可能性を持っています。

ロレアルは、 100 年以上前に世界で初めて安全な合成ヘアカラーを発明し、 現在では 100 億ドル規模のヘアカラー業界を築き上げた、

業界で最も長い歴史を持つ企業です。 100 年後の今日、 ロレアルは、 最先端のテクノロジーと最も精密な処方によってもたらされた 2

つの画期的なイノベーションで変革をもたらし、 ヘアカラー業界にけるリーダーシップを再び示します。

「ロレアルのヘアカラーにおける100年にわたる知見とリーダーシップにより、 当社の研究者、 データサイエンティスト、 技術エンジニアは、

ヘアカラー体験を抜本的に見直しかつ再構築し、 2つのイノベーションを生み出すことができました。 自宅でのセルフカラーのための『カラーソニック』は、

繰り返し使用ができ、 ヘアカラーを正確かつ鮮やかに仕上げることができる独自のユーザー設計をもつデバイスです。 美容師のための『カラーライト』は、

美容院において最もパーソナライズされた先進的な体験を提供し、 世界のどこにいてもお客さまが望むヘアカラーを実現します。

ロレアルのビューティテックにおけるリーダーシップは、 よりパーソナルで、 包摂的かつサステナブルな美容体験に革新をもたらし、

科学に裏打ちされたテクノロジーの可能性を押し広げます」と、 ロレアルグループの副CEOであり、

リサーチ・イノベーション・テクノロジ―部門を担当するバーバラ・ラヴェルノはコメントしています。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの美容室が一時閉店を余儀なくされたとき、 セルフカラーの市場は6%伸びました。 当該期間、

消費者は「ヘアカラー剤による汚れ」「届きにくい箇所までヘアカラーを塗布することの難しさ」といった課題に直面しました。 これらの課題は、 何10年もの間、

セルフカラーのプロセスにおいて起こってきたことです。

こうした消費者のニーズに応えるため、 5年の歳月をかけて改良された「カラーソニック」は、 カスタムミキサーメカニズムにより、 染毛剤を組み合わせ、

ヘアカラーをつくります。 そして、 適切な量のヘアカラーを出し、 振動するノズルの毛先がジグザグに動くことで髪に均一に塗布するデバイスです。

ステップは下記の5つです。 1. ヘアカラーを選択する。 カラーソニックのホームページで40色の中から選ぶことができます。 アンモニアフリーのヘアカラーキットは、

ご家庭に直接送られるため便利です。

2. カラーカートリッジをデバイスにセットし、 オンデマンドでカラーを調合する。 電源を入れるまで、 染毛剤(1剤/2剤)を別々に保管することで、

色の保存と鮮度を保つことができます。

3. 髪に均一にヘアカラーを塗布するため、 根元から毛先までブラシをかける。 液漏れや過充填、 液垂れを防ぐために厳しいテストを行った振動ノズルは、

1分間に300回動き、 素早く、 かつ効果的にヘアカラーを塗布します。 また、 ロングヘア(肩につく長さ以上)の方用のアタッチメントも付属しています。

4. 30分放置後、洗い流す。 髪をスタイリングし、 仕上げる。

5. カートリッジを本体から取り出し残った色を保存することにより、 いつでも簡単にタッチアップが可能。 カートリッジ式のため、

「カラーソニック」は残ったカラーを保存し、 タッチアップや白髪染めに使うことができます。

ロレアルのリサーチ&イノベーション テックインキュベータのグローバルヘッドであるギュイーブ・バルーチは、 次の通りコメントしています。 「長年の研究開発の結果、

ご自宅や美容院でヘアカラーをする世界中の何百万人もの人々の体験を刷新する技術を今年のCESに先駆け発表することができ、 とてもうれしく思っています。

ロレアルは、 科学技術を活用し、 消費者が抱えてきた古くからの問題を解決することを目指しています。 『カラーソニック』は、 消費者と共に、 消費者のために、

革新を実現できた素晴らしい実例です」

「カラーソニック」は、 サステナビリティに根ざした、 パーソナライズされた優れた美容体験を提供するというロレアルのコミットメントを継続するものです。

このコミットメントを反映する機能は以下の通りです。 * ポスト・コンシューマー・リサイクル・プラスチック(使用済みプラスチックの再利用):「カラーソニック」は、 リサイクル可能なカートリッジ式を採用しており、

繰り返し使用でき、 また従来の市販のセルフカラー製品よりも、 プラスチックの使用量を押さえることができます。

* 再利用可能な手袋:既存の市販のセルフカラー製品には、 1回分の手袋が箱に入っていますが、 「カラーソニック」は、

10回まで再利用が可能かつ保護性能の高い手袋を使用しています。

* 梱包の簡素化: 「カラーソニック」本体とカラーカートリッジは、 リサイクル可能な紙製の梱包材で出荷されます。

ロレアルは「カラーソニック」を2023年のはじめにアメリカにて、 消費者向けに発売する予定です。

ロレアルは、 サロンのヘアカラー体験を刷新する技術も発表します

ロレアルは、 「カラーソニック」によるホームヘアカラー体験の変革だけでなく、 美容院におけるヘアカラー体験の進化にも注目しています。 ロレアルはCES

2022に先立ち、 「カラーライト」も発予定です。 「カラーライト」は、 オンデマンドでカスタマイズされたヘアカラーをつくる、

美容師向けのAIを活用したヘアカラーシステムです。 プロのカラーリストにイノベーションをもたらし、

特許取得済みのアルゴリズムによりサロンのヘアカラー体験をカスタマイズし、 より正確なカラーリングを可能にします。

「カラーライト」には、 お客様の髪を分析し、 髪の色、 白髪の割合、 長さ、 密度など、 ヘアカラーの効果に影響を与える要素を測定するリーダーと、

ベースクリーム、 ディベロッパー、 希釈剤のカートリッジが付属された、 カラー剤で構成されるドライビーズを含むディスペンサーが搭載されています。

これらの成分を組み合わせ、 あなただけのカラーレシピをつくりだします。 超精密な機械が、 すべての成分を調合し、

合計で1,500色以上をカスタムメイドできる可能性を持っています。

ロレアルについて

https://www.loreal.com/en/

ロレアルは、 100 年以上にわたって美に専念してきました。 35 (*)の多様で補完的なブランドからなる独自の国際的なポートフォリ オにより、 グループは

2020 年に 279 億 9000 万ユーロの売上高を達成し、 世界中で 85,400 人の従業員を雇用しています。 世界有数のビューティーカンパニーで

あるロレアルは、 マス市場、 百貨店、 調剤薬局・ドラッグストア、 ヘアサロン、 トラベルリテール、 ブランドリテール、 E コマースなど、

あらゆる流通ネットワークに展開しています。 研究とイノベーション、 そして 4,000 人の研究専任チームは、 ロレアルの戦略の中核であり、

世界中の美への熱望を叶えるために活動しています。 ロレアルは、 2030 年に向けてグループ全体で意欲的な持続可能な開発目標を掲げ、

より包括的でサステナブルな社会に向けてエコシステム を強化 することを目指しています。

日本ロレアルについて

https://www.loreal.com/ja-jp/japan/

ロレアルは 1963 年から日本で事業を開始し、 1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。 2020 年末時点 での社員数は、

2,491 人、 2021 年 12月現在の取り扱いブランドは 18 です。 化粧品の輸入、 製造、 販売、 マーケティングを行っています。

1983年に日本に研究開発拠点を置き、 現在、 日本ロレアルリサーチ&イノベーションセンター(川崎市・溝の口)として、 日本をはじめ、

アジアの研究開発の中心的な役割を担っています。 200名以上の研究者を有し、 うち女性研究者は56%を占めています。

*L’OREAL Annual Report 2020 に基づく