「芸術新潮」3月号では、ヤマザキマリ×池上英洋が、とことん語る!

ローマ教皇とキリスト教美術のディープな関係 『テルマエ・ロマエ』『プリニウス』ほか、 古代ローマを舞台にした作品で知られる漫画家・文筆家のヤマザキマリさんが、

美術史家の池上英洋先生とタッグを組んで、 ローマ教皇とキリスト教美術の表も裏も語り尽くす大特集です。 ローマ教皇って、 どんな人?

日本人の私たちにとって(カトリック信徒の方々は別として)、 近しい存在とは言い難いかもしれません。 けれども、

たとえばミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂の天井画や、 ラファエッロの《アテネの学堂》といえば、 美術に興味のある人もない人も、

ほぼ誰もが知っている名作中の名作。 こういった「教科書に出てくるような」超有名作品の発注者こそ、 ほかでもないローマ教皇なのです――そう意識してみると、

作品の見え方も変わってくるし、 パトロンである教皇にも少し親しみが湧くのではないでしょうか。

「芸術新潮」3月号では、 日本・ヴァチカン国交樹立80周年を記念して、 「ローマ教皇 怒濤の2000年美術史」を特集しています。

ナビゲーターはヤマザキマリさんと池上英洋先生。 ルネサンス期のイタリアを舞台にした画家たちの群像劇画「リ・アルティジャーニ」(現在は連載終了)のほか、

たびたび本誌にご寄稿いただいているヤマザキさんですが、 大特集をまるっとご担当いただくのは今回が初めて。 いっぽうの池上先生は「美少年」特集などで、

既におなじみです。 博覧強記のお二人が繰り広げるディープなキリスト教美術史には、 驚きと発見がいっぱい。

布教のためのツールとして使われていた「図像」が、 いかにして「美術」になったのか?

“ルネサンス教皇″たちと天才芸術家との奇跡のコラボレーションとは?

なぜナポレオンとローマ教皇は攻防を繰り広げたのか?

――などなど。 二人がおすすめする“ローマ教皇もの″映画や配信ドラマも、 たっぷりご紹介しています。ローマ教皇の本拠地ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂 撮影:青木登(新潮社) [https://prtimes.jp/i/47877/471/resize/d47877-471-f444cf7c520e49c54915-0.jpg&s3=47877-471-51d30a4f9838709dd9d61eaa03516406-3861×2574.jpg]

ローマ教皇の本拠地ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂 撮影:青木登(新潮社)

■書籍データ

【掲載誌】「芸術新潮」2022年3月号

【発売日】2022年2月25日(金)

【造本】A4変型 無線とじ

【定価】1500円(税込)

【URL】

https://www.shinchosha.co.jp/geishin/