続可能な新しい水族館のカタチを目指し、2022年1月より「CO2排出ゼロ電力水族館」での運営が実現
【横浜・八景島シーパラダイス】持続可能な新しい水族館のカタチを目指し、2022年1月より「CO2排出ゼロ電力水族館」での運営が実現
水族館で使用する全電力を再生可能エネルギー由来に。「はまっこ電気」導入 西武グループの一員であり、
日本国内外に5つの水族館を運営する株式会社横浜八景島(所在地:神奈川県横浜市金沢区八景島、 代表取締役社長:竹口 豊)では、
水族館『横浜・八景島シーパラダイス』において、 持続可能な新しい水族館のカタチを目指し、 新たな地球環境への取り組みとして、
2022年1月より水族館エリアで使用するすべての電気量を、 再生可能なエネルギーに由来する実質CO2排出ゼロの電力「はまっこ電気」に置き換えています。
これにより、 水族館で使用する全電力がCO2フリー電気となり、 「CO2排出ゼロ電力水族館」を実現いたしました。
* 横浜市が推進する「Zero Carbon Yokohama(2050年までの脱炭素化)」
再生可能エネルギーの地産地消の新たな取り組みに水族館事業者として取り組む
当社では、 2022年1月より、 東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:秋本 展秀)が横浜市内の事業者に提供する、
横浜市内において創出した環境価値を活用した実質CO2排出ゼロの電力「はまっこ電気」を導入し、
『横浜・八景島シーパラダイス』で使用する水族館内の電力使用によるCO2排出量が実質的にゼロとなる取り組みをいたします。 これは、 横浜市が推進する「Zero
Carbon Yokohama(2050年までの脱炭素化)」の主要施策の一つ、 再生可能エネルギーの地産地消を、 水族館事業者としてその趣旨に賛同し、
当社のサステナビリティアクションの一つとして取り組むものです。
* 横浜・八景島シーパラダイスの運営で排出されるCO2排出量原単位(営業収益当たりCO2排出量)を
2030年度に環境負荷削減目標を2018年度比マイナス25%へ
水族館では、 海の生きものが快適に暮らす環境を維持・整備するために電力使用が不可欠です。 電力以外にも水族館と地球環境の問題はとても密接な関係をしています。
当社では、 独自のサステナビリティアクションにも積極的に取り組んでいます。
http://www.yokohama-hakkeijima.jp/company/sustainability/index.html
今回当社が導入する「はまっこ電気」は、 横浜市内における環境施策の推進に寄与していくことを目的として、
2021年11月より東京電力エナジーパートナーが横浜市内の事業者向けに販売開始した環境価値を有する電力で、
横浜市が保有する焼却工場におけるバイオマス発電由来の環境価値や、 東京電力エナジーパートナーが調達している横浜市内の環境価値を活用することで、
実質的にCO2排出量がゼロとなります。 横浜市内の家庭から出されるゴミの焼却と、
市内の家庭による太陽光発電で作られる地産地消の再生可能エネルギーを水族館運営に活用させていただく新たな取り組みといえます。
『横浜・八景島シーパラダイス』における「はまっこ電気」導入の概要
期間:2022年1月~
対象:『横浜・八景島シーパラダイス』内の水族館エリアで使用する全電力
「アクアミュージアム」、 「ドルフィン ファンタジー」、 「ふれあいラグーン」、
「うみファーム」
削減相当量:『横浜・八景島シーパラダイス』全体の電気使用量の約64%をCO2フリー電気でまかない、 同量のCO2排出量を削減
* 当社のこれまでの「サステナビリティアクション」
<横浜ブルーカーボンプロジェクト>
『横浜・八景島シーパラダイス』では、
2011年より横浜市が推進する海洋資源を活用した地球温暖化対策プロジェクト「横浜ブルーカーボン」事業に立ち上げ当初より参画。
施設内の水族館の一つである「うみファーム」では横浜市と協働で、 ブルーカーボンの啓発活動を展開しています。 海中のCO2を吸収するワカメの育成を市民協働で行い、
自らの体験を通じて海の環境改善や地球温暖化対策の取り組みを実感できる“海育”を提供しています。
さらに、 水族館内の空調設備に海水の熱源を使うヒートポンプを導入する取り組みを横浜市と協働するなど、 海洋エネルギーの活用にも積極的に取り組んでいます。
※ブルーカーボンとは海洋に生息する海藻などの生きものによって吸収・捕捉される炭素のことで、 海洋資源を利用し、
経済や社会全体をサステナブルに発展させる「ブルーエコノミー」の一つとして位置づけられている。
<サステナビリティアクション啓発活動>
9月25日を含む1週間「SDGs週間」に「海の環境改善」をテーマとしたお客さま参加型のサステナビリティアクション啓発活動を実施。 2021年は、
同年夏にリニューアルした自然の海の水族館「うみファーム」を舞台に、 ごみ回収ドローンの体験操作や海の環境改善に向けた取り組みなど、
『横浜・八景島シーパラダイス』のスタッフがお客さまにレクチャーする「環境啓発ガイドツアー」を開催しました。
<東京湾ワンダーウォッチャーズ>
自然の海の水族館「うみファーム」内にある、 自然の海や生きものの生態を観察できるエリア「オーシャンラボ」で、 そこで暮らす生きものに実際にさわったり、
観察したりしながら、 自然の海に暮らす生きものや海の環境問題、 東京湾から流れてくるごみ問題など、
『横浜・八景島シーパラダイス』のスタッフがお客さまにレクチャーするプログラムを毎日開催しています。
<株式会社横浜八景島 サステナビリティアクション ビジョン>
生きものを通じて、 世界に笑顔と感動を届ける企業グループとして、 私たちだけはなく、 すべての生きものが関わる地球環境を守ることに貢献します。
そして、 すべてのステークホルダーに選ばれる水族館・レジャー事業のトップランナーを目指します。
* 西武グループのサステナビリティアクション
西武グループでは、 グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、
持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進しております。 また、
特に環境に関する方針として「西武グループ環境方針」を策定し、 取り組みを進めております。 西武グループでは引き続きこれら方針に基づき、
環境に配慮した取り組みを積極的に進めてまいります。
https://www.seibuholdings.co.jp/sustainability/
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