ケイスリーが参画する、京都大学代表の医学研究プロジェクトがAMED事業に採択
ケイスリー株式会社(本店:沖縄県那覇市、 代表取締役社長:幸地正樹、 以下「ケイスリー」)が研究開発分担者を務める、
京都大学を代表とする医学研究プロジェクト「こころの健康の保持増進のための超個別化AIプロジェクト」が、
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和3年度
「認知症等対策官民イノベーション実証基盤整備事業(職場等での心の健康の保持増進を目指した介入のエビデンス構築)」の採択課題の一つに選ばれました。
今回の採択を受け、 ケイスリーは人の健康保持増進につながるデジタル・トランスフォーメーション(DX)をさらに加速させていきます。
ーAMEDの認知症等対策官民イノベーション実証基盤整備事業についてー
本事業は、 職場等での心の健康の保持増進やメンタルヘルス不調の一次予防(不調を未然に防止すること)を目指し開発されたツール・手法を用いた、
介入の中長期的な健康増進効果や社会的・経済的インパクトに関する効果検証を対象に募集されました。 上限2件という数少ない採択数のなか、
本プロジェクトが一課題として採択され、 大規模な研究資金が提供されます。
ー京都大学を代表とする「こころの健康の保持増進のための超個別化AIプロジェクト」についてー
近年、 健康経営(※1)の取組が重視される中、 本事業を通じ、
企業や保険者等がメンタルヘルス分野における予防・健康増進施策の参考にできるエビデンスを創出することが期待されています。
「こころの健康の保持増進のための超個別化AIプロジェクト」では、 すべての人がこころのレジリエンス(※2)を高め、 健やかに暮らせる社会の達成を目指し、
以下の2つの課題に取り組みます。 1. ニーズの異なる個人への画一的な予防・治療パッケージ提供によるメンタルヘルスケアの有効性の限界
2. 不断に変化するデジタル・トランスフォーメーションに対応した、 進化しつづけるプラットフォームの不在
本プロジェクトでは、 京都大学大学院医学研究科 古川壽亮教授を研究開発代表者に、 複数の大学・研究機関・企業が連携し、
上記の課題に応えるエビデンス創出に向けたランダム化比較試験を実施します。 ケイスリーは、 本プロジェクトの拡大・継続的発展を目指し、
フィールド構築や社会実装を担います。
2022年3月26日、 本プロジェクトで効果検証を行う一次予防ツールのティーザーサイトが公開されました。 効果検証への参加を希望する企業や健保組合、
自治体等のみなさまは、 以下ウェブサイトをご覧いただき、 下記担当者までご連絡ください。
※自分強化系アプリ「レジトレ!」
ケイスリーは、 行動科学とデジタル技術の力を応用し、 人々の健康行動を推進しています。 以前より、
メンタルヘルスケアを現代社会における重要課題の一つと位置付け、 科学的根拠に基づく政策検討や、 人々の生活に寄り添うケアの社会実装、
そのために必要となる多様なステークホルダーとの連携を推進してきました。 ケイスリーは今後も、 行動科学のデジタル化と社会実装を軸に、
人々が心身ともに健やかに過ごすための取組に力を入れていきます。
※1 従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、 戦略的に実践すること
※2 困難にうまく適応できる力のこと
ープロジェクトおよび参画機関の詳細ー 研究開発課題名 こころの健康の保持増進のための超個別化AI プロジェクト:完全要因ランダム化試験からliving RCT
プラットフォームに至る開発研究
Development and implementation of super-individualized digital interventions to
promote mental wellness: from a fully factorial trial to a living RCT platform
事業名 職場等での心の健康の保持増進を目指した介入のエビデンス構築 研究開発代表者 京都大学大学院医学研究科 古川壽亮教授 研究開発分担者
京都大学大学院医学研究科 田近亜蘭准教授
京都大学大学院医学研究科 坂田昌嗣助教
京都大学大学院医学研究科 中山健夫教授
京都大学大学院医学研究科 近藤尚己教授
京都大学大学院医学研究科 福間真悟特定准教授
東京大学大学院医学系研究科 川上憲人教授
情報・システム研究機構 統計数理研究所 野間久史准教授
国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター 堀越勝特命部長
ライフツービッツ株式会社 片山崇Director & Founder
株式会社JMDC 山元雄太取締役副社長兼CFO
株式会社JMDC 公共政策・産学連携部 徳渕慎一郎部長
ケイスリー株式会社 森山健取締役兼プロダクト事業CEO 国際アドバイザリー (iCBT)
Pim Cuijpers (VU Amsterdam, Netherlands) [h-index=112]
Ron Kessler (Harvard, USA) [h-index=226]
Helen Christensen (UNSW, Australia) [h-index=96]
David Mohr (Northwestern, USA) [h-index=67]
Steven Hollon (Vanderbilt, USA) [h-index=71]
Zach Cohen (UCLA, USA) [h-index=9]
(Common mental disorder/population impact)
Vikram Patel (Harvard, USA) [h-index=91]
Ricardo F. Muñoz (USA) [h-index=48]
Anthony Jorm (Melbourne, Australia) [h-index=104]
Arne Holte (Norwegian Institute of Public Health, Norway) [h-index 27]
(Study design/statistical analysis/AI)
James Wason (Newcastle/Cambridge, UK:臨床試験)
Alejo J. Nevado (Oxford, UK:AI、 機械学習)
Orestis Efthimiou (Bern, Switzerland:予測モデル) 参考:
https://www.amed.go.jp/koubo/16/01/1601C_00016.html
ーケイスリーのメンタルヘルス関連業務ー
・日本医療政策機構「メンタルヘルス領域における政策課題特定に向けたウェブアンケート調査報告書」設計・分析支援(2021年2月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000023382.html
・京大古川教授登壇、 社員の健康を認知行動療法アプリでサポート!~最新メンタルヘルスケア事情(2021年10月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000023382.html
ー会社紹介ー
会社名:ケイスリー株式会社
代表者:代表取締役社長 幸地正樹
所在地:
・沖縄本店 沖縄県那覇市字与儀86
・東京本社 東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水 P210
・読谷サテライトオフィス 沖縄県読谷村宇座1861 howlive読谷村残波岬店
設立:2016年3月
URL:
採用情報:
https://www.k-three.org/position
事業概要:
「意思決定を革新し、 より良い社会をつくる」をミッションに、 行動科学と機械学習により、
市民コミュニケーションを強化するプロダクトの開発・運営および付随する業務。 公的通知個別化サービス「BetterMe」等を提供。
【本件に関するお問い合わせ先】
ケイスリー株式会社
担当者:一宮
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