品やサービスのジェンダーレス化に前向きな肯定派は全体の3割、否定派の倍
~ヘアケア関連は、商品におけるジェンダーレス化推進のリーディングカテゴリーか~ CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、
代表取締役社長:田代誠)にて、 生活者の意識把握に努めるCCCマーケティング総合研究所(所長:新橋実、 以下「CCCマーケティング総研」)は、
2022年2月4日(金)~6日(日)に「商品に関するジェンダー意識調査」を実施しましたので、 その結果を発表いたします。
SDGsへの取り組みが各所で強化されている昨今、 学校やメディアでも 「ジェンダー平等を実現しよう」という取り組みが多く取り上げられるようになりました。
誰もが平等に自分が望む生き方を選択できるようにしようという考え方は、 世界各地で様々な形で実現されています。 今回の意識調査では、
美容や健康に関する商品やサービスにおいて、 暗黙のうちに固定化されている「女性向け/男性向け」といったジェンダーイメージの垣根を、
生活者の皆さんがどの様に考えているのか、 またどうなる事を期待しているのかを見ていきたいと思います。 アンケートはCCCマーケティング総研が、
2022年2月4日(金)~6日(日)にかけて2,061人を対象に実施しました。
<調査結果概要>
・ 特定ジェンダーのイメージが強いのは、 「身だしなみ」「より見栄えをよくする」商品や・サービス
・ ヘアケア関連は、 ジェンダーレス化推進のリーディングカテゴリー
・ ジェンダーレスサービス利用は家族から、 ジェンダーレス商品利用は友人から影響を受けている。
・ 新しいジェンダーレスサービス/商品のトライアルは、 「身体的同性と一緒に利用する」事を希望している * 『商品』や『サービス』のジェンダーレス化に前向きな肯定派は全体の約3割で否定派の倍
商品やサービスが特定のジェンダーに提供されることに、 どの様な想いでいるかを見ています。
全体では、 ジェンダーレス化の肯定派が31%、 中立派は55%、 否定派は15%となり、 肯定派が否定派の倍の状況であることが分かります。
* 特定ジェンダーのイメージが強いのは、 「身だしなみ」や「より見栄えをよくする」商品・サービス
身体に関わる「サービス/商品」について、 3つの目的別(「治療」「身だしなみを整える」「より美しく・かっこよく」)に、
生活者が持つジェンダーイメージを確認していきます。 まず、 目的毎に確認すると『商品』と『サービス』との間に大きな数字の乖離はない事がここではわかります。
しかし、 目的別においては治療目的と、 それ以外で生活者の意見が分かれているようです。 治療目的については、
ジェンダーへのイメージがあると回答している層が4割ですが、
「身だしなみを整える」「より美しく・かっこよく」なる目的になると6割以上が特定のジェンダーに向けた商品・サービスの印象を持つと回答しています。
■より詳細な調査結果は以下よりご覧いただけます。
生活者意識調査~商品に関するジェンダー意識調査
https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-46
■調査データ概要
調査対象 :全国の16歳~79歳男女
回答数 :2,064サンプル
調査期間 :2022年02月04日(金)~2022年02月06日(日)
実査機関 :CCCマーケティング株式会社
■CCCマーケティング総合研究所の概要
名称:CCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
生活者の消費データ、 インサイトや心の変化、 さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、 生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために、
2020年に発足しました。
我々は『生活者の皆さまと共に歩み、 共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努め、
その声をもとに「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に伴走します。
本件に関するお問い合せ:
【報道関係者からのお問い合わせ】
CCCマーケティング株式会社
広報:野中
TEL:03-6800-4464
【調査・CCCマーケティング総合研究所に関するお問い合わせ】
CCCマーケティング総合研究所 担当:杉浦/斎藤
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