自律神経の状態を見える化、改善まで支援するアプリ「Upmind」が、東京大学とメンタルヘルス不調の予防・回復の効果向上の有用性検証の共同研究を開始

Upmind株式会社(所在地:東京都品川区、 代表取締役社長 箕浦 慶、 以下 Upmind)は、 自律神経の状態を見える化し、

ユーザーの状態に基づいて改善のための適した習慣をレコメンドすることで、 心の不調を予防・回復するアプリ「Upmind(アップマインド)」を、

2021年7月にリリースし、 10万ダウンロードを突破しました。

科学的にも実証されたより信頼のできるサービスを目指し、 滝沢龍研究室(東京大学大学院・教育学研究科・准教授)と、

メンタルヘルス不調(抑うつ・不安・不眠)の予防・回復の効果向上のため、 スマートフォンアプリの有用性検証の共同研究を開始いたします。

1. 研究の背景

現代人は、 ストレスを原因として自律神経のバランスが乱れている傾向にありますが、 自律神経が乱れると、 疲れを感じやすい、 よく眠れない、

など様々な体の不調が現れ、 心の不調にも繋がっていきます。

近年、 世界的にメンタルヘルス不調を患う患者数は増加しており、 日本でも同様に増加しています。

※厚生労働省の調査結果:2002年から17年までの15年間で精神疾患の患者数は約1.8倍

特に、 コロナの流行が始まって以来、 日常生活での悩みや不安を感じる人の割合が8割弱に増加する(内閣府「国民生活に関する世論調査」)など、

メンタルヘルスの問題は深刻化しており、 予防や治療への需要は今後より一層高まってくると考えられます。

Upmindは、 そうした社会課題を解決するため、 日常生活の中で誰しもが心のケアを手軽にできるソリューションを目指して、

心の健康に重要な役割をもつ自律神経の状態を見える化、 状態に合わせて改善の習慣を提案、 専門家が監修したマインドフルネス(瞑想やヨガなど)のコンテンツも提供し、

改善まで支援できるアプリを開発。 手軽に使えるUI/ UXが好評で、 総ダウンロード数は、

10万を突破しました(※日本発のマインドフルネスアプリとしてダウンロード数NO.1)。

今後は、 東京大学(滝沢龍研究室)との共同研究で、 専門的な知見を開発に反映するだけでなく、

科学的に効果が実証されたより信頼のできるサービスを目指していきます。

※瞑想の音声ガイドを搭載するアプリ。 一日当たりのダウンロード数、 2022年4月13日時点

2. 研究の概要

臨床精神医学・臨床心理学・メンタルヘルスの専門家である東京大学 滝沢龍 准教授の監修の元、 主に3つのフェーズに分けて、 研究を進めていきます。

1. Upmindによるセルフコンパッション瞑想プログラム提供の有用性の把握検討と効果検証

2. Upmindによる心拍情報や運動情報の取得をベースとしたメンタルヘルス不調の予兆・症状の検知ロジックの検証

3. 上記の手法や技術を元にした予防・回復の効果が実証されたアプリの実現化

研究期間は、 2022年4月1日から2025年3 月31日を予定しており、 今後3年間にかけて、

ウェルビーイング・メンタルヘルスの社会課題の解決に貢献できるよう、 中長期的に腰を据えて取り組んでいきます。

滝沢龍 准教授からのコメント

「抑うつ・不安・不眠などに代表されるメンタルヘルス不調は、 本人の主観的な訴えに頼っており、

”目に見えない”ことで日常生活の中で正確に把握することが難しいことが現状の課題です。 こうしたメンタルヘルスの把握を含めて、

さまざまな健康関連アプリなどの技術開発がされる中で、 なかなか科学的検証されているものは少ないものです。 今回の共同研究では、

こうした課題に挑戦するものであり、 手軽にスマートフォンで日常生活の中で利用できるアプリの提供を目指していきます。

科学的検証に耐えうるメンタルヘルス不調の把握と、 その情報をフィードバックすることで健康行動の習慣化を促すことに繋がることを大変期待しています。 」

3. 今後の展開

現在は、 iOS用アプリのみの提供となりますが、 Android用アプリも今夏にリリース予定。 東京大学(滝沢龍研究室)との共同研究を通して、

専門的な知見を開発に反映しながら、 日本で初めて、 科学的に効果も実証されているウェルビーイング・メンタルヘルスのアプリとなることを目指します。 また、

法人様を中心に、 従業員の方に高いエンゲージメントでご利用いただけるウェルネスプログラムも開発中です。 ご興味のある担当者の方は、

お問い合わせお待ちしております。

Upmindは、 日常生活の中で誰しもが手軽に自身のケアをできる社会に貢献できるよう取り組んで参ります。

■滝沢龍研究室について

滝沢龍研究室(東京大学大学院・教育学研究科)は、 ”こころの健康を科学する”ということを研究室のメインテーマに、

特に予防へアプローチする実証的研究を主に行っております。

滝沢龍 准教授プロフィール

主な研究分野は臨床精神医学、 臨床心理学、 メンタルヘルス。 医師(厚生労働省)・医学博士(東京大学)であり、 東京大学医学部附属病院・精神神経科・助教、

Newton International Fellow(funded by The Royal Society & The British

Academy)等を経て現職。

■Upmind株式会社について

Upmind株式会社は、 2021年5月に設立したウェルビーイングテックカンパニー。 「心が健康な社会の実現」を目指し、

ウェルビーイング・メンタルヘルスの領域で事業展開を進めていくことを企画しております。

アプリストアURL:

https://apps.apple.com/jp/app/id1565658134

代表取締役(箕浦 慶)プロフィール

2015年に東京大学工学部を卒業、 チームラボに入社。 2016年までスマートフォンアプリのエンジニアとして開発業務に従事。

2017年に米Bain&Company(戦略コンサルティングファーム、 東京支社)に転職し、 経営戦略の立案に従事。 2021年にUpmind株式会社を設立

本リリースに関する取材・お問い合わせ先

Upmind株式会社広報チーム

Email:[email protected]

公式サイト:

https://upmind.co.jp

Instagram:

https://www.instagram.com/upmind_jp