2020年版 コーヒー事情に関する調査レポート
コーヒー事情に関する調査レポート ~コーヒーを選ぶ基準は「味」「価格」が上位に。コロナ禍のおうち時間増でコーヒー習慣への変化も見られる~ 株式会社New
Innovations(本社:東京都文京区、 代表取締役CEO:中尾 渓人、 以下「New Innovations」)は、
「コーヒーに関するアンケート」を実施し、 304名から回答を得ました。 【調査結果 概要】 * コロナ禍のおうち時間増により、 約4割がコーヒーを飲む頻度が増えた
* 家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントは1位「価格」、 2位「味(豆の種類)」
* 8割以上が気に入った味のコーヒーはリピート購入したい
* カフェを選ぶのに重視するポイントは「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が最多
* 約9割がテイクアウトならその分コーヒー代が安くなってほしいと回答
* 約7割がコーヒーについて詳しくなりたいと思っている
【調査結果 詳細】
(1)家におけるコーヒー習慣について
■約8割が家でコーヒーを飲む習慣がある
「家でコーヒーを飲む習慣はありますか」と尋ねたところ、 約8割が家でコーヒーを飲む習慣があり、
「インスタントコーヒーを飲む」が46.4%で最も多いことがわかりました。 (n=304)
インスタントコーヒーを飲む:46.4%
缶コーヒーやペットボトルコーヒーを飲む:31.2%
コンビニコーヒーを飲む:26.0%
コーヒー店などでコーヒー豆を調達し、 家でハンドドリップして飲む:25.7%
一杯抽出用のインスタントドリップコーヒーを飲む:23.0%
カフェでテイクアウトして飲む:17.4%
家でコーヒーは飲まない:8.2%
コーヒーは生活している中でどんな時も飲まない:13.8%
その他:1.6%
■コロナ禍のおうち時間増により、 約4割がコーヒーを飲む頻度が増えた
「コロナ禍でおうち時間が増えたことで、 家でのコーヒー事情に変化はありますか」と尋ねたところ、 「コーヒーを飲む頻度が増えた」が37.1%、
「いつもより高いコーヒーを買うようになった」が13.1%と続き、 「変化はない」は48.9%という結果になりました。 (n=237)
コーヒーを飲む頻度が増えた:37.1%
いつもより高いコーヒーを買うようになった:13.1%
いろんな種類のコーヒーを試すようになった:9.7%
淹れ方にこだわるようになった:7.2%
変化はない:48.9%
その他:0.8%
■家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントは1位「価格」、 2位「味(豆の種類)」
「家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントを教えてください」と尋ねたところ、 「価格」が59.5%で最も多く、 「味(豆の種類)」が50.2%、
「手軽に購入できる」が37.6%と続きました。 (n=237)
価格:59.5%
味(豆の種類):50.2%
手軽に購入できる:37.6%
メーカー・ブランド:31.6%
パッケージが良い:7.6%
口コミが良い:5.5%
自分でコーヒーは選ばない:2.1%
こだわりはない:5.9%
その他:1.7%
■8割以上が気に入った味のコーヒーはリピート購入したい
「気に入った味のコーヒーと出会ったら、 リピート購入したいと思いますか」と尋ねたところ、 「とても思う」が48.1%、 「やや思う」が37.4%と、
8割以上の方が気に入った味のコーヒーはリピートしたいと思うことがわかりました。 (n=262)
とても思う:48.1%
やや思う:37.4%
あまり思わない:10.7%
全く思わない:3.8%
(2)カフェにおけるコーヒー習慣について
■カフェを選ぶのに重視するポイントは「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が1位
「カフェを選ぶのに重視するポイントを教えてください」と尋ねたところ、 「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が47.3%と、
「価格」や「居心地の良い空間であること」を抑えて最も多い回答を得ました。 (n=262)
コーヒーの味が自分の好みに合っていること:47.3%
居心地の良い空間であること:40.1%
価格:38.5%
すぐに入店できること:29.0%
コーヒー以外に飲みたいメニューがあること:21.0%
作業、 打ち合わせがしやすいこと:7.3%
知名度の高いお店であること:6.9%
写真映えすること:2.3%
カフェに行かない:11.5%
カフェを自分で選ばない:4.2%
その他:1.9%
■8割以上がカフェのコーヒーは場所代が含まれている価格だと感じている
「カフェのコーヒーは場所代が含まれている価格だと感じますか」と尋ねたところ、 81.9%が「はい」と回答しました。 (n=232)
■約9割がテイクアウトならその分コーヒー代が安くなってほしいと回答
「カフェでテイクアウトでコーヒーを購入する際に、 店内を使わない分コーヒー代が安くなってほしいと思いますか」と尋ねたところ、
86.4%が「はい」と回答しました。 (n=213)
「カフェでテイクアウトでコーヒーを購入する際に、 店内を使わない分、 高い豆を使うなど同じ価格なら上質なコーヒーを提供してほしいと思いますか」と尋ねたところ、
71.4%が「はい」と回答しました。 (n=213)
■半数以上が待ち時間が理由でテイクアウトのコーヒーを買うのをやめたことがある
「テイクアウトのコーヒーを買う際に、 待ち時間が長いために買うのをやめたことはありますか」と尋ねたところ、 51.9%が「ある」と回答しました。 (n=262)
■6割以上がカフェのコーヒーの味の好みが合わないと感じた経験あり
「カフェでコーヒーを飲んだときに、 味が自分の好みに合わないと感じたことはありますか」と尋ねたところ、 64.2%が「ある」と回答しました。 (n=232)
〈カフェでコーヒーを飲んだときに不満に思ったエピソード/一部抜粋〉
・最近ブラックコーヒーの深煎りが多すぎてなかなか好みの味に出会えない。
・味の割に価格が高い。
・酸味が強すぎた。
・思っていたより冷めた状態で提供されたときはがっかりしました。
・最近値段が高いと思う。 シンプルなコーヒーが少なくなった。
・コーヒーは味とともに香りを楽しみたいのに、 喫煙席と禁煙席が近すぎる、 または仕切りがないため、 煙たくてとても不満に思った。
加えて、 「大手カフェチェーンで提供されているコーヒーの味は、 自分の好みに完全に合っていると思いますか」と尋ねたところ、
65.9%が「完全ではないが許容範囲の味である」と回答しました。 (n=232)
(3)コーヒーに対する考え方について
■42.7%が自分の好みに合うコーヒー豆の種類を知らない
「自分自身のコーヒーの好みを把握していますか」と尋ねたところ、 「とても把握している」が21.4%、 「やや把握している」が48.9%、
「あまり把握していない」が24.4%、 「全く把握していない」が5.3%という結果になりました。 (n=262)
加えて、 「自分の好みに合うコーヒー豆の種類を知っていますか」と尋ねたところ、 「よく知っている」が19.1%、 「なんとなく知っている」が38.2%、
「知らない」が42.7%という結果になりました。 (n=262)
〈コーヒーに関するこだわりやエピソード/一部抜粋〉
・ふだん買っているインスタントコーヒーよりも高い価格のインスタントコーヒーを買って飲んだら、 美味しくて驚いた。 値段は伊達についていないと思った。
・金属フィルター、 紙のフィルターによって味が変わるので気をつけています。
・知人が海外に行く時はご当地コーヒーのお土産を頼む。
・コーヒー豆の独特な香ばしさが感じられるので、 コーヒー専門店に定期的に行っている。 特にカウンター席で、 サイフォンでコーヒーが出来上がるのを見ることが好き。
■約7割がコーヒーについて詳しくなりたいと思っている
「コーヒーについて詳しくなりたいと思いますか」と尋ねたところ、 「自分自身の好みを楽しめる程度に詳しくなりたい」が39.7%で最も多い回答を得ました。
(n=262)
自分自身の好みを楽しめる程度に詳しくなりたい:39.7%
詳しくなりたいが難しそうなイメージがある:19.1%
人に話せる程度に詳しくなりたい:10.7%
あてはまるものがない:6.5%
詳しくなりたいとは思わない:24.0%
「コーヒーを飲む毎に質問に2~3問回答すると、 次回自分にあったコーヒーをオススメして注文までできるアプリがあったら使いたいと思いますか」と尋ねたところ、
「とても使ってみたい」「やや使ってみたい」が合わせて65.6%という結果になりました。 (n=262)
■まとめ
今回の調査では、 コロナ禍のおうち時間増により半数以上が家でのコーヒー事情に何かしらの変化があることや、
シーンを問わずコーヒーを選ぶ際のポイントとして味を重視している方が多いことがわかりました。
特に、 「コーヒー店などでコーヒー豆を調達し、 家でハンドドリップして飲む」や「一杯抽出用のインスタントドリップコーヒーを飲む」を選択した方は全体の回答に比べ、
「コーヒーを飲む頻度が増えた」や「いつもより高いコーヒーを買うようになった」、 「いろんな種類のコーヒーを試すようになった」といった回答が多い傾向にありました。
また、 家で飲むコーヒー及びカフェ選ぶ基準についても、 味に関する回答が多くありました。
また、 コーヒーの好みに関しては、 自身のコーヒーの好みは把握しているという回答が約7割あったのに対し、
コーヒー豆の種類はなんとなくしか把握していないことがわかりました。
コーヒーに対する不満についてのフリー回答では「酸味」や「濃さ」についての記述が多かったことから、 コーヒーの好みは「酸味が少ない方がいい」のように、
大まかな認識にとどまっている方が多いのかもしれません。
コロナ禍でおうち時間を充実させようとする動きは2021年も続くでしょう。 行動の制約を余儀なくされる日常の中で、
コーヒーと共に安らぎの時間を過ごす方もいらっしゃるかと思います。 その中で、 コーヒーの味に対する意識が高まっていくのではないかと予想します。
【調査概要】
調査名称:コーヒーに関するアンケート
調査対象:20~50代の男女
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2020年12月9日~12月17日
有効回答数:304件
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、 出典元の表記をお願いします。
例:「New Innovationsの調査によると」「New Innovations調べ」など
【代表取締役CEO プロフィール】
中尾 渓人(Keito Nakao)
1999年、 和歌山県生まれ。 14歳で『RoboCup Junior』世界大会にて入賞。
15歳から開始したシステム開発事業で取引先が300を超えたことをきっかけに、 智辯和歌山高校在学中の2018年に株式会社New Innovationsを設立。
「あらゆる業界を無人化する」をビジョンに掲げ、 現在はAIカフェロボット「root C(ルートシー)」の開発を中心に事業展開。
これまでに累計2億4,000万円の資金調達を実施。
【New Innovationsについて】
New Innovationsは、 「あらゆる業界を無人化する」をビジョンに掲げ、 AIカフェロボット「root C(ルートシー)」の開発をメインに、
AIやロボットが仕事を奪うのではなく、 多くの働く人々が、 より人間らしい生活をおくる未来のために、 プロダクトを開発しています。
▶︎AIカフェロボット「root C(ルートシー)」について
root Cはコーヒー需要を事前に予測して抽出を開始、 ユーザーは移動途中にアプリを開いて注文も可能。 root Cの前で待つことなく、
上質なコーヒーを受け取ることができるAIカフェロボットです。 (
【会社概要】
あらゆる業界を無人化する。
会社名 :株式会社New Innovations
代表取締役:中尾 渓人
資本金 :1億7,300万円(準備金含む)
設立 :2018年1月
事業内容 :AIカフェロボット「root C(ルートシー)」の開発、 他
本店 :〒113-0034 東京都文京区湯島3-31-6大塚ビルB1F
URL :
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません