愛猫家の70%以上が愛猫の泌尿器疾患リスクを認識しているにも関わらず、その内の84.9%が泌尿器系疾患の病気発症を見分けられない|猫の疾患に関するインターネット調査を実施(トレッタキャッツ)
獣医師も家庭での泌尿器系の状態把握の難しさを指摘 カメラ付きねこトイレ「Toletta(トレッタ)」(
https://jp.tolettacat.com/)を手掛ける株式会社トレッタキャッツ (本社:神奈川県藤沢市、 代表取締役:堀 宏治)は、
2022年4月に、 「猫の疾患に関するインターネット調査(全国の20~69歳の男女・500名より有効回答)」を実施しました。
本調査では、 猫を飼っている人のうち71.6%の人が、 猫が泌尿器疾患にかかりやすいことを認識していることがわかりました。 そして、
泌尿器疾患にかかりやすいことを認識している人のうち、 84.9%もの人が「病気のサインの見分け方がわからない」と回答。
猫の泌尿器疾患へのリスクは認知しているものの、 病気かどうかを見分けられない人が多く存在することがわかりました。 また、
動物病院への受診頻度について「1年に1回未満」と答えた人が39.8%となり、 受診頻度が少ないことも明らかになりました。
<獣医師からのコメント>
博士研究員(麻布大学・ペンシルバニア大学)/獣医師・獣医学博士 吉本 翔 先生
「猫は、 泌尿器系の病気にかかりやすいです。 病気のサインとして、 おしっこの回数量・様子に異変が生じることが多いですが、 飼い主さんにとって、
その異変に気付くことは決して簡単なことではないと思います。 今回の調査結果では、 動物病院に行く頻度が1年に1回以下と回答した人は、
全体の67.4%を占めました。 猫は人間と比べて歳をとるスピードが早いので、 人間に換算すると数年に1回しか病院に行かないことに相当します。
特にシニア期の猫では、 何らかの病気に患っている可能性は高まりますので、 定期的に健康診断を受けることを心がけましょう。 」
◆トピックス1.「泌尿器疾患にかかりやすいことを知っている」飼い主が71.6%。
猫は泌尿器疾患にかかりやすいということを知っている人が71.6%という結果が明らかになりました。
猫の健康を意識している飼い主が多い結果があらわになりました。
◆トピックス2.病気かどうかのサインを見分けられない飼い主は86.4%。
病気について知っていても、 病気かどうかを見分けられない飼い主が84.9%も存在。
「猫の泌尿器系の病気のサインを見分ける方法を知っていますか?」という問いに対して、 過半数の53.2%が「見分ける方法があることも知らなかった」と回答。
また「見分ける方法があることは知っていたが具体的な方法は知らなかった」と回答した人が33.2%となり、 実に全体の86.4%もの人が、
「病気のサインが具体的にわからない」という結果が明らかになりました。 また、「泌尿器疾患にかかりやすいことを知っている」と回答した人の中でも、
84.9%もの人が病気のサインの見分け方が分からないと回答。
「病気について知っていても、 見分けられない人が大多数存在する」という結果になりました。
◆トピックス3. 猫のおしっこの回数や量を、 しっかり「確認できている」と回答した人は18.2%。
「確認できたとしても、 回数や量の多さ、 少なさの判断ができない、 わからない」悩みが明らかに。
自宅で飼っている猫のおしっこ回数や量を確認できているか?の問いに対して、 「確認できている」と回答した人は18.2%。 また、
確認ができない人理由として「回数や量の多さ、 少なさの判断ができない、 わからない」が最も回答が多く寄せられました。 猫の排尿行動やおしっこから、
泌尿器系の健康状態を確認することが可能です。 動物病院で獣医師に診て頂き、 病気を未然に防ぐことも大切です。
◆トピックス4. おしっこ回数や量を適切に確認する方法があったら「知りたい」と80.4%の人が回答。
続いて、 猫のおしっこ回数や量を適切に確認する方法があったら知りたいか尋ねたところ、 「知りたい」が
38.2%、 どちらかと言えば知りたいが42.2%となり、 80%以上の人が猫のおしっこ回数や量を適切に確認する方法を知りたいと考えていることがわかりました。
◆トピックス5. 動物病院の受診頻度は約7割の飼い主が1年に1回以下。1年に1回程度が27.6%で最多。
飼っている猫の動物病院への受診頻度について、 1年に1回以下と回答した人が67.4%という結果になりました。 1年に1回程度受診している人が27.6%。
2~3ヶ月に1回程度受診している人が10.4%、 月に1回程度受診している人が7.2%、 3か月以内に1回程度受診している人は全体の17.6%にとどまりました。
1年に1度以下の頻度が16.0%もいることが明らかになりました。
◆トピックス6.おしっこに異常が見られた場合、 「獣医師と自動で連携する機能を使ってみたい人」が過半数。
自宅の猫のおしっこ回数や量をモニターし、 記録できるトイレやアプリを使ってみたいかという問いに対して、
「使ってみたい」または「どちらかと言えば使ってみたい」と回答した人は59.4%に。
おしっこ回数や量をモニターし、 おしっこに異常があった際、 自動で獣医師と連携する機能については、
「使ってみたい」、 「どちらかと言えば使ってみたい」と回答した人は、 「53.4%」となり、飼い猫のおしっこ回数や量についての把握や獣医師との連携について、
関心が高いことがうかがえます。
●調査概要
調査期間:2022年4月
調査機関:株式会社楽天インサイト
調査対象:全国/男女/20~69歳(猫を飼っている方)
対象者数:500人
●会社概要
会社名:株式会社トレッタキャッツ
代表者:代表取締役 堀宏治
設立:2015年3月20日
所在地:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-4
資本金(資本準備金含む):831,040,000円
https://jp.tolettacat.com/
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