殺処分問題に挑む獣医師『ペット防災カレンダー』開発。配布協力店(動物病院/サロン等)を募集中

災害時にペットの命守る、同行避難の大切さ伝えたい。協力店/施設を募集しています。 殺処分ゼロの一歩先を目指す「NPO法人人と動物の共生センター」。

その代表で獣医師の奥田順之を中心に、 ペット防災の大切さを伝え、 命を守るための『ペット防災カレンダー』2023年版開発されました。 年末のノベルティとして、

配布協力に参加いただける、 協力店/施設を募集しております。

1.ペット防災カレンダーとは?

ペット防災カレンダーは、 「災害時にペットの命を守るために、 飼い主ができる具体的な備え」の情報をまとめたカレンダーです。 2021年より発行し、

2023年版で3年目となります。

年末のノベルティにカレンダーを配る店舗/施設も多いと思います。 ペット防災カレンダーなら、

可愛いだけじゃなく「命を守るための情報」を飼い主様に伝えることができます。

2.協力店舗/施設募集!

当団体では、 ペット防災を広めるためには、 ペット防災に興味のある仲間が、 各地で少しずつ広めていくことが大切だと考えています。

ペット防災カレンダーを配ることは、 ペット防災活動の第一歩です。

当団体は岐阜に拠点を持ち、 しつけ教室を行っています。 教室の飼い主様には直接お伝えすることができますが、 全国の飼い主様に情報を届けることはできていません。

私たちは、 この活動を多くの仲間と一緒に広めていきたいと考えています。

【詳細/申込ページはこちら】

3.ペット防災カレンダーにかける想い(獣医師奥田順之氏)

ペット防災カレンダーを開発した奥田順之獣医師

ペット防災カレンダーを開発した奥田順之獣医師

―なぜ、 ペット防災とカレンダーを組み合わせようと思ったのですか?

ペット防災の意識啓発は、 2016年ごろから取り組んできて、 「減災教室ペット編」というワークシートを作成するなどしてきました。

実施した飼い主さんには効果的であった一方、 ワークシートは、 渡さないと、 やってもらえませんし、 見返すこともありません。

啓発効果を高めるためには、 持続的に啓発を行えるツールが必要でした。 そこで目をつけたのがカレンダーです。

カレンダーは、 1年中壁に飾っておくことができます。 カレンダーに載っている間違い探しをついついやってしまうことはありませんか?それと同じように、

カレンダーにペット防災の知識が載っていれば、 自然と知識を身に着けることができます。

それに加えて、 カレンダーは自然と渡すことのできるツール。 みんなで広めることができるツールです。

ー「みんなで広める」がポイントなんですね。

その通りです。 動物病院、 ペットサロン、 ペットショップ、 トレーニングスクールなど多くの施設/店舗がカレンダーを作成し飼い主様にくばっていらっしゃいます。

もし、 ここにペット防災の知識付け加えることができれば、 多くの飼い主様の備えを促すことにつながります。 飼い主さんたちに役立つ情報、

「命を守るための情報」をお伝えすることができるのです。

昨年は51の企業/事業者様にご協力いただくことができました。 今年はこれをさらに伸ばし、

100を超える企業/事業者の皆さまにご参加いただけるように広報していきたいと考えています。

ー個人や保護団体が参加することはできるのでしょうか?

2022年版でも、 個人向けに10冊無料配布を行うキャンペーンを実施しました。 全国で581人の方にご参加いただき、 5810冊をお配りすることができました。

2023年版では保護団体や啓発団体向けに50冊無料でお配りするキャンペーンも計画しています。 こちらのキャンペーンは、 8月ごろからの募集開始を計画しています。

ー「ペット防災」はSDGsの観点からも注目されていますが。

「ペット防災」は、 SDGsのなかでは、 11の「住み続けられるまちづくりを」が挙げられます。 SDGsの理念は「誰一人取り残さない」というところにあります。

ペットを飼っているから避難しにくい社会ではいけません。 ペットを飼っていても、 飼っていなくても、 安全に避難できる社会にしなければなりません。

しかし、 そうした社会を目指す上で「行政に何とかしてもらう」「行政が動いてくれれば解決する」という考えでは実現しません。 地域の事業者や、

ペットを飼っている飼い主一人一人が学び、 一歩ずつ備えを進めていくことが、 ペットを飼っていても、 誰もが安心して避難できる社会につながります。

ー飼い主はどのような備えを進めるべきでしょうか?

まずは、 避難先を決めることです。 学校など地域の指定避難所は必ずしもペットと同伴避難できるとは限りません。 また同伴避難できても、

ペットの居場所は倉庫等と決まっており、 人と同室で避難できないかもしれません。

さらに、 コロナ禍の中、 一カ所の避難所に多くの人が集まるのではなく、 できる限り分散避難をすることが推奨されています。 そんな中、

ペットの飼い主さんが一番に取り組むべきことは、 いざという時の避難先を決めて、 事前に相談しておくことです。

避難とは、 避難所に行くことではなく、 安全な場所に移動することです。 ペットを連れて避難できる親類・知人の家や、 ペット同伴できる宿泊施設、

ペットと車中泊できる場所など、 様々な選択肢が考えられます。 そうした避難の選択肢を増やしておくことが、

飼い主自身とペットの命と生活を守るために必要なことです。

ー備えを始めるにはどうしたらいいでしょうか?

災害への備えは様々ですが、 飼い主が備えるべき行動については「ペット防災カレンダー」にまとめてあります。 避難先の選択、 備蓄/非常持ち出し袋の準備、

家具の固定といった一般に必要な備えから、 名札の装着、 クレートトレーニングなど、 ペットと飼い主だからこそ必要な備えも網羅的に記載してあります。

是非、 ペット防災カレンダーを使って、 備えを行っていただきたいです。

4.ペット防災カレンダー誌面の特徴

ペット防災カレンダーは、 ペット防災の情報がしっかり書き込まれた、 イラスト調のカレンダーです。 チェックボックスや書き込み式になっており、

飼い主様が書き込みながら利用することができます。

5.カレンダー詳細

名称 ペット防災カレンダー2023 形態 壁掛けカレンダー(見開きA3サイズ) 月割り 「1月はじまり版」と「4月はじまり版」を選択できます。 ページ数

16ページ 受付〆切 2022年8月31日 料金 1部あたり 132円(税込)~ 申込 【申込ページより】

/activity/bousai-blog/5069.html

http://human-animal.jp/activity/bousai-blog/5069.html

6.カレンダーデザイン

カレンダー全体のデザインの確認はこちらのページから

ペット防災カレンダー2023 協力店舗/施設募集

http://human-animal.jp/activity/bousai-blog/5069.html

7.奥田順之プロフィール

2012年NPO法人人と動物の共生センター設立。 適正飼育の普及のため、 犬のしつけ教室ONELife/ぎふ動物行動クリニックを運営。

2017年獣医行動診療科認定医取得。 ペット産業の適正化を目指し、 ペット関連企業や業界団体らと積極的に対話を行い、 発刊物の監修や調査提言を行う。

ペット防災活動として、 減災教室ペット編の開発、 ペット防災カレンダーの開発を手掛ける。 全国動物避難所マッププロジェクト発起人で、

同サイトを2021年10月オープン予定。 著書に「動物の精神科医が教える犬の咬みグセ解決塾」「ペット産業CSR白書-生体販売の社会的責任-」。

8.認定NPO法人人と動物の共生センターとは

2012年に奥田が起業した岐阜県岐阜市に拠点を持つNPO法人。 獣医師や家庭犬トレーナーなどの専門家を中心として、 保護活動ではなく、

保護しなければならない犬猫を減らすための蛇口を締める活動を展開。 しつけ教室・行動クリニックの運営、 飼い主やペット関連事業者に対する教育啓発、

高齢者が万が一入院や病気によって飼育困難に陥った際のセーフティネットの仕組みづくり、 ペット産業の社会的責任の推進など、 社会の仕組みづくり、

新たなサービスづくりを行っている。

ホームページ:http://human-animal.jp

http://human-animal.jp

賛助会員募集:

https://congrant.com/project/tomoiki/626

9.お問い合わせ

特定非営利活動法人人と動物の共生センター

代表 奥田順之

住 所:岐阜県岐阜市岩地2-4-3

メール:[email protected]

電 話:058-214-3442

ホームページ:http://human-animal.jp

http://human-animal.jp

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