50年以上続く印刷業を中核とする株式会社河内屋が、新規事業としてサラリーマンの聖地・新橋にて新橋内日本初*となる「クラフトビール醸造所」を導入
50年以上続く印刷業を中核とする株式会社河内屋が、新規事業としてサラリーマンの聖地・新橋にて新橋内日本初*となる「クラフトビール醸造所」を導入
初醸造のラガービールは2022年6月一般公開予定(5月プレオープン)
小規模クラフトビール醸造所設立支援の「マイクロブルワリープロデュース」を提供するAugust International株式会社(東京都文京区、 代表取締役
佐々幸雄、 以下アウグスインターナショナル)は、 特殊印刷等を中核事業とする株式会社河内屋(東京都港区、 代表 國澤 良祐、
以下河内屋)の新規事業として「クラフトビール醸造所」の導入を支援したことをお知らせいたします。 河内屋が運営するKUNISAWA
BREWINGが醸造したビールは5月のプレオープン、 ならびに6月からの本オープンで購入可能となっております。
*新橋を管轄する港区芝エリア税務署では、 初めての発泡酒製造免許の発行となります。 * マイクロブルワリーのトレンド
マイクロブルワリーとは、 大手資本とは異なる独立した職人等が運営する小規模醸造所を指します。 こうした醸造施設で生まれたビールはクラフトビールと呼ばれます。
各種規制緩和などにより、 中小企業でもオリジナルのクラフトビール造りが出来るようになり、 この10年で、 マイクロブルワリーの数は2倍以上、
500軒を超えるようになりました。
当社は、 飲食業、 宿泊業等をはじめとした各種店舗にこのマイクロブルワリーの導入、 醸造免許の取得申請、
商品企画を包括的に支援するマイクロブルワリープロデュース支援事業をアウグスビール株式会社(代表取締役 坂本健二)と共同で2019年2月より提供しております。
2020年・21年と続いたコロナ禍の影響により、 インバウンドでの観光需要が見込めなくなった結果、
地域に長く愛される新しい事業を検討したいという事業者が増加し、 2019年と比較すると当社への問合せは3倍の数となりました。
その中の一社として、 東京都港区新橋エリアの特殊印刷等を中核事業とする河内屋からもお問合せを頂きました。
* なぜ、 印刷業からクラフトビールへ?
特殊印刷/ 加工・活版印刷をはじめ、 紙とインクで出来る全ての表現を創造し続ける河内屋は、 1971年の創業以来、 広告代理店、 グラフィックデザイナー、
カメラマン、 アーティスト等のクリエイティブなクライアントと共に、 様々なひらめきを形にしています。 2017年新たな表現のひとつとして、 文具ブランド
KUNISAWA を立ち上げ、 世界20か国で愛用されています。
コロナ禍の影響により、 リモートワーク、 ペーパーレスが増えた社会環境の中でも、 地域に愛される事業を取り組みたい、 また、
國澤代表の海外駐在時代のホームブリューイングの経験から、 「クラフトマンシップ」を表現する新たな事業としてクラフトビールの検討が始まりました。 その後、
当社およびアウグスビールと協議を重ねた結果、
国内では熟成期間の関係等から取り組む醸造所が少ない「ラガー」タイプのビールを中核としたクラフトビール事業を立ち上げることを決め、
マイクロブルワリープロデュースの支援を受けることを決定し、 導入に至りました。
* ラガービールに向いた水平貯蔵タンクが設置された、 国内で数%しかない醸造所
プロジェクト開始後は、 資金面では事業再構築補助金を活用することでより積極的な投資を実現。
「至高のラガービールを造りたい」という國澤代表の想いを実現するために最適な貯蔵タンクを用意しました。 それは、
海外ではラガービールの貯蔵では一般的に使われていたものの、 国内ではクラフトビール醸造所が500軒以上ある中でも、
予算やスペースの観点から導入事例が数件程度にとどまっていた水平貯蔵タンクです。
また、 醸造実務を行う法人としては、 國澤麦酒株式会社を設立することで、 醸造開始以降の事業の損益についても見える化を行いやすくするなど、
醸造免許取得にあたってのインフラ面の整備も実施いたしました。 更に、 当社の醸造家ネットワークを活用した醸造研修も実施いたしました。
導入予定の機材と類似した醸造設備を活用することで、 醸造開始後の業務の早期立ち上がりが出来るように、 工夫をしております。
コロナ禍の影響により醸造設備の物流に遅延が発生するなどありましたが、 2022年4月に醸造免許を取得し、 醸造を開始。 なお、
港区新橋を管轄する芝エリアにおける発泡酒の酒類製造免許発行は初めてであり、 同醸造所は、 新橋発のクラフトビール工場となります。 KUNISAWA
BREWINGの醸造所は、 河内屋の自社ビル1階、 クラフトマンシップのショールームとしての役割も果たします。
同社が提供するラガータイプのビールは、 約2か月の熟成期間を要するため6月に一般公開予定となります。 また、
その他の熟成期間がより短いクラフトビールについては5月のプレオープン(招待制)より提供開始予定となっております。 それらのビールは、
河内屋の自社ビル2階で楽しめるようになります。 2階には、
飲食スペース以外にも河内屋が長年利用してきた印刷機やKINISAWAブランドのステーショナリーが用意されており、
クラフトマンシップに数多く触れられる場となる予定です。
* 河内屋/國澤麦酒代表、 國澤 良祐氏からのコメント
クラフトビール事業の立ち上げにあたっては、 長年に渡り日本を始め、 世界のビール事業に携わってこられた、 キリンビール・アメリカの元副社長で、
アウグスビール(株) 代表取締役 坂本健二氏に、 私のビール造りへの思いとクラフトマンシップに拘った製品開発への意気込み、
新橋初のクラフトビール醸造所・コンセプトショップ型ブルーパブの設立へと展開を遂げたブルワリー事業への熱い思いを受け止めて頂き、 ご協力を頂いております。
自分にとって新橋は幼少の頃から慣れ親しんだ土地です。 祖母の三味線のお稽古事に一緒に行ったり、 祭りで山車を引いたりと、 小さい時には新橋にも多くの住人がおり、
町の寄り合いも多くありました。 時代は流れて、 祖母が他界してからは、 新橋に住む知り合いも徐々に少なくなり、
以後は自分にとって新橋は仕事場としての場所になっていきました。
クラフトビールはその土地のシンボルにもなり得る可能性があり、 地域活性化にも一役買うと期待されるとも言われています。
ステーショナリー・ブランド「KUNISAWA」を立ち上げた時、 「ブランドは地域で愛着を持ってもらえて初めて、
その真価を知り地域とのシナジーでさらいにブランド力を高めていける」との考えの基にステーショナリー商品を作ってきました。
今回の「KUNISAWA BREWING」はその志をさらにブラッシュアップさせた「ライフスタイル・ブランド」として出発します。 1階で新橋初の醸造所を開設し、
その2階で、 出来たてのフレッシュなクラフトビールを味わえるコンセプト型ブリューパブ 「Arts&Crafts Kawachiya」を運営します。
この場所をクラフトマンシップに共感する人々と共に、 新橋の新たな アート&カルチャーの発信基地として活用していきたいと思っています。
* Augsut Internationalについて
アウグスビール株式会社の創業18年のビール醸造、 経営のノウハウを生かした、 店舗内でクラフトビール工場を併設する「マイクロブルワリー」プロデュース事業、
マイクロブルワリーネットワークを活用した「シェアリングブルワリー」を展開中。 産学連携による、 ビール醸造家の教育・育成事業も企画準備中。
企業名 :August International株式会社
本社 :東京都文京区湯島2-27-4 湯島台レジデンス101
代表者 :代表取締役 佐々幸雄
事業内容:「マイクロブルワリー」プロデュース事業、 飲食店向け各種マーケティング支援事業
公式HP :
* 河内屋について
株式会社 河内屋
新橋を拠点に、 特殊印刷/ 加工・活版印刷をはじめ、 紙とインクで出来る全ての表現を創造し続ける河内屋。 1971年の創業以来、 広告代理店、
グラフィックデザイナー、 カメラマン、 アーティスト等のクリエイティブなクライアントと共に、 様々なひらめきを形にしています。
2017年新たな表現のひとつとして、 文具ブランド KUNISAWA を立ち上げました。 KUNISAWA ブランドのロゴは、
「八咫烏(ヤタガラス)」という日本の神話に登場する3本足の烏をモチーフにしています。 KUNISAWAブランドの商品は、 世界20か国で愛用されています。
設立 昭和46年10月
本社 105-0004 東京都港区新橋5-31-7 Kビルディング
代表者 國澤 良祐
https://kawachiya-print.co.jp/
(醸造運営・酒類販売企業)
國澤麦酒株式会社
本社 〒105-0004 東京都港区新橋5-31-7 Kビルディング
代表者 國澤 良祐
公式HP:
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