「世界史B」の新テストに欠かせない「資料」や「グラフ」問題が苦手な受験生注目! 答えの「ヒント」を見つけるための「目のつけどころ」をズバリ教えます!
答えの「ヒント」を見つけるための「目のつけどころ」をズバリ教えます! 『大学入学共通テスト
世界史Bのグラフと資料の読み方が1冊でしっかりわかる本』(吉屋大樹/著) 株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、
『大学入学共通テスト 世界史Bのグラフと資料の読み方が1冊でしっかりわかる本』(吉屋大樹/著)
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761230272
を2020年1月8日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。
◆大切なのはズバリ!「目のつけどころ」
20201年1月より新たに導入される大学入学共通テスト。 各教科の試験形式が変わり、 「世界史B」では、
「資料」や「グラフ」から読み取るような問題が格段に増加します。 ですが、 この資料やグラフの問題を苦手としている受験生も多いのではないでしょうか?
「どこを見て何を答えればいいかわからない」
「読み解くのに時間がかかってしまう……」
本書はそんな受験生のために作られた一冊です。
【本書の特長】
「資料」と「グラフ」の問題には、 必ず出題者のヒントが隠れています。 「ヒント」を見つけるためポイントは「目のつけどころ」。
つまり、 問題文を読んだ後に「資料」と「グラフ」のどこを見るか、 です。 本書中には、 その「目のつけどころ」を身につけることができる例題を多数収録しました。
本書の問題は決してやさしくありません。 いきなり気合を入れて解こうとしても全然進まないかもしれません。
もし「解けないなあ」と思った時には、 すぐに解説を読んでしまっても大丈夫です(そのために、 解答・解説は問題の直後につけています)。
問題が解けなくて悶々とするよりも、 1問でも多くのグラフや資料に触れて、 慣れていくこと、 それが大切です。
また、 グラフ・資料問題の多くは「年号」が重要な判断根拠になります。 ですので、 巻末には問題で扱った年号を一覧表にして載せてあり、
年号もこれだけ覚えればバッチリです。
本書を最大限活用して、 「資料」と「グラフ」の問題を得点源に変えましょう!
◆受験向けの作題を手掛けてきた著者が解説 (~はじめにより~)
私は、 予備校で大学受験科目として「世界史」を教える仕事をしています。 また、 大学受験向けの問題集や模試の作題に数多く携わってきました。
予備校内でテストを行い、 また模試の答案を採点・分析し、 講評を書いていると、 「受験生は出題者の出すヒントを見逃している、
あるいは気づかずに答案を作っているなあ」と、 常々感じます。 グラフや資料を用いた問題を出すと、 特にそれを感じます。 まるで宝探しをするのに、
地図を見ずにかたっぱしから穴を掘って探そうとしているかのようです。
本書は「出題者の視点」から、 グラフや資料を使った問題に取り組む際に「正解にたどりつく」ための「目のつけどころ」を、
できるだけたくさんの問題に目を通すことによって身に付けてもらおう、 という意図から作られました。
グラフ・資料問題の対策をするにあたって、 必要な問題を受験生が個人ですべて揃えることは難しいです。 そこでこの本は、 大学入試の過去問や、
そこで使われた同じグラフ・資料を素材としたオリジナルの予想問題を多数掲載することで、 大学入学共通テストに対応した最高の問題集となっています。
(中略)
グラフ・資料問題は、 今後の大学入試の傾向としてしばらくは続きそうです。 問題を出す私は、 素材として使えるグラフや資料を見つけると、
まるで宝物を見つけたようにワクワクします。 「考えさせるいい問題が作れるぞ!」と思ってしまいます。 大学入試を作る先生方も、
きっと同じ気持ちなのではないでしょうか。
そういう気持ちがこもった問題を読み、 考える力をつけた受験生が一人でも多く志望校に合格してくれることを願い、 本書を届けます。
【目次】
第1章 グラフ問題編
グラフ問題の特徴
問題1 世界人口の推移
問題2 中国の人口の推移1
問題3 中国の人口の推移2
問題4 中国大陸の気温変化
問題5 フランスの「人口の危機
問題6 イングランドの長期人口変動
問題7 イングランドの人口の年齢別構成
問題8 フランスにおける女性の家庭外労働の変化
問題9 就業者に占める女性の割合
問題10 東西ドイツの大学進学者数と女子学生の割合
問題11 イスタンブルの宗教・宗派別人口
問題12 セルビアの死亡者数
問題13 男性人口に占める軍人の割合
問題14 イギリスの軍事費の推移
問題15 ヨーロッパ諸国の軍事費の推移
問題16 二つの世界大戦
問題17 国家参加型の紛争における戦死者数
問題18 アメリカ合衆国の公務員数
問題19 各国の工業生産の比率1
問題20 各国の工業生産の比率2
問題21 イギリスの綿工業に関する授業
問題22 帆船と蒸気船の推移
問題23 国別の鉄道営業キロ数
問題24 工業統計1
問題25 工業統計2
問題26 アメリカ合衆国への移民1
問題27 アメリカ合衆国への移民2
問題28 アメリカ合衆国への移民3
問題29 20世紀のアメリカ社会
問題30 中国人留学生数の推移
問題31 インド人移民の動向
問題32 ドイツ連邦共和国の難民認定申請件数
問題33 植民地数の増減
問題34 本国面積と植民地面積
問題35 ヨーロッパの小麦価格の推移
問題36 イギリスの穀物輸入
問題37 イギリスの原綿輸入
問題38 20世紀前半のイギリスの貿易
問題39 為替相場と原油価格に関する授業
問題40 20世紀後半の各国のGDP
第2章 資料問題編
資料問題の特徴
問題41 古代ギリシア
問題42 古代ローマ
問題43 金印について
問題44 中国の王朝と近隣国家との関係
問題45 清の歴史
問題46 イスラーム史
問題47 西洋からみた外部世界
問題48 啓蒙思想
問題49 税や貢納の歴史
問題50 世界史における家族や家庭
問題51 アメリカ合衆国の歴史(1)
問題52 19世紀アジア・アフリカの民衆反乱(1)
問題53 19世紀アジア・アフリカの民衆反乱(2)
問題54 近代の日本・中国・朝鮮
問題55 第一次世界大戦
問題56 ロシア革命
問題57 第二次世界大戦
問題58 アメリカ合衆国の歴史(2)
問題59 パレスチナ問題
問題60 終末時計
【著者プロフィール】
吉屋 大樹 (よしやだいき)
駿台予備学校世界史科講師。 慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了後、 予備校職員を経て現職。
「歴史を見る視点」「地図を用いた歴史学習」を重視し、 奇をてらわない正統派の授業(という名のチョーク芸)を展開し、 「眠くならない、
分かるから楽しい」と授業アンケートでも高い評価を獲得している。
また、 あらゆるレベルの模試の問題を作成しており、 そのクオリティは同業者から高く評価されている。
「現在の日本で一番模試の問題を作っている世界史講師」である(かもしれない)。
こうして得られた知見は、 高校教員向けのセミナーで共有し、 若い世代のレベルアップに貢献している(と信じている)。
著書に『一読でわかる世界史B講義3-近現代編』(共著、 駿台文庫)がある。
【書誌情報】
書名:大学入学共通テスト 世界史Bのグラフと資料の読み方が1冊でしっかりわかる本
定価:1,540円(税込)
判型:A5判
体裁:並製
頁数:272頁
ISBN:978-4-7612-3027-2
発行日:2021年1月8日
【書籍のご購入はこちら】
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https://books.rakuten.co.jp/rb/16540627/?l-id=search-c-item-text-01
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