トヨタを3年で辞めた若手人事が、12社の人事制度を取材して考えた、これからの人事制度とは?
サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:青野慶久、 以下サイボウズ)は、 「サイボウズ式ブックス」より新刊本『拝啓
人事部長殿』を2022年6月17日(金)に発売します。 予約は本日5月26日から開始となります。
2020年にnoteに投稿した記事「僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか」が40万PV、 7000スキと話題となり、
日経COMECOキーオピニオンリーダーに就任するなど、 いま注目の若手人事であるサイボウズ人事労務部の高木一史。
僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか|高木 一史|note
https://note.com/kazushi_takagi/n/nc5076eda7a2f
その高木が、 「社員が閉塞感を感じず、 幸せに働ける会社をつくりたい」という理想を胸に、 トヨタの人事部を退職しサイボウズに転職後、 日本の人事制度の歴史や、
各社の制度事例を学ぶ中で見つけた「どうすれば会社は変わっていくことができるのか?」「これからの組織に必要なものはなにか?」を全524ページにまとめた本です。
この本の特徴の1つに、 サイボウズの事例だけでなく、 他社の人事制度変革の事例を載せている点があります。
多くの企業人事担当者に参考にしてもらえるためのアイディアの1つが、
「実際に新しい会社のしくみにチャレンジしている企業の人事担当者に取材に行ってみたらどうか」というものでした。 どんな目的で新しい会社のしくみを導入しているのか、
どのようにして制度改革を進めたのか、 具体的にどのように運用しているのか。 大企業の閉塞感をなくすための提案が、 高木自身が本で学んできたこと、
考えてきたことだけでなく、 下記12社とサイボウズの事例を踏まえた形で書かれています。
「サイボウズ式ブックス」は、 ”いまの時代の枠組みの中でうまくやる方法ではなく、 新しい枠組みをつくり出すためのヒントを伝える、 そのための本を、 ていねいに、
つくっていく“をコンセプトに出版を行なっています。 日本は人口が減り、 採用難が叫ばれる社会状況にありながら、
若いデジタルネイティブ世代が古い価値観の会社に馴染めず離職するケースが後を絶ちません。 待ったなしの日本企業の人事制度改革において、
この本が1つの方向性を示すきっかけになることを願っております。
■取材企業一覧(書籍掲載順)
富士通株式会社
株式会社タニタ
全日本空輸株式会社
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社
ヤフー株式会社
株式会社みずほフィナンシャルグループ
ソニーグループ株式会社
株式会社NTTデータ
味の素株式会社
株式会社コンカー
ソフトバンク株式会社
株式会社良品計画
■高木からのコメント
「このタイトルにした理由は、 この本が、 前職の人事部長はもちろん、 日本中の人事部長に向けた手紙、 という構成をとっているからです。
若手人事であるぼくが、 前職の、 あるいは世の中の人事の先輩たちに向けて自分の想いを伝えようと思ったとき、 「手紙」という形式で書き綴るのが最もやりやすく、
気持ちが伝わると考えました。
この本のなかには、 ぼくがこの3年間で見てきたこと、 考えてきたことのすべてを詰め込みました。
もちろん、 ぼくはこの手紙のなかに書いた提案がすべて正しいなどとは、 これっぽっちも思っていません。
まだ社会人としての経験も6年程しかなく、 欠けている視点や誤った解釈をしている部分もあるかもしれません。
それでも、 この手紙を敲き台に、 同じ理想に共感してもらえる方々と知恵を出し合っていけば、 より良い答えが見つかるんじゃないかと思っています。
この本を読んでくれた方の会社で、 あるいは会社を超えて、 社会全体で、 世代をも超えた対話が始まっていけば、 それ以上の喜びはありません。 」
(続きはこちら)
6月17日、 本を出版します──「トヨタを3年でやめた」人事のその後
https://note.com/kazushi_takagi/n/n14c62e9f3b85
■書籍概要
書名 『拝啓 人事部長殿』
著者 高木一史
定価 2,200円(税別)
仕様 A5判変形/1色/524ページ
形式 書籍版/電子版
発行所 サイボウズ株式会社
発売 株式会社ライツ社
発売日 2022年6月17日(金)
※予約開始日 2022年5月26日(木)
ISBN 9784909044372
■目次抜粋
【序章】ぼくはなぜ、 トヨタの人事を3年で辞めたのか
【1章】会社を成り立たせている10のしくみ
ー「一律平等」と「多様な個性」のあいだで
【2章】なぜ「会社の平等」は重んじられるのか?
ー1930年代(戦前)~1950年代(戦後)「青空の見える労務管理」
【3章】なぜ「会社の成長」は続いたのか?
ー1960年代~1980年代(高度経済成長期)「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
【4章】なぜ「会社の変革」はむずかしいのか?(現在)
ー1990年代~現在「3つの社会問題」と、 日本社会の「会社依存」
【5章】現地現物レポート
ーあたらしい競争力の獲得を目指す12企業
《採用》富士通
《契約》タニタ、 ANA
《時間・場所》ユニリーバ・ジャパン、 ヤフー、 みずほ銀行
《配置/異動》ソニーグループ
《報酬/評価》 NTTデータ
《健康(安全配慮)》味の素
《コミュニケーション/風土》コンカー
《育成》ソフトバンク
《退職》良品計画
【6章】サイボウズ人事制度の変遷レポート
ー情報の民主化が、 しくみと風土を変えていく
【7章】会社をインターネット的にする
ーデジタルネイティブからの提案
【終章】ぼくはなぜ、 この手紙を書いたのか?
■著者紹介
高木 一史(たかぎ かずし)
サイボウズ人事本部 兼 チームワーク総研所属。 東京大学教育学部卒業後、 2016年トヨタ自動車株式会社に新卒入社。 人事部にて労務(国内給与)、
全社コミュニケーション促進施策の企画・運用を経験後、 2019年サイボウズ株式会社に入社。 主に人事制度、 研修の企画・運用を担当し、
そこで得た知見をチームワーク総研で発信している。
note : https://note.com/kazushi_takagi/
https://note.com/kazushi_takagi/
Twitter :
https://twitter.com/kazushi_takagi
■書籍紹介ページ
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/books/2022/05/post-1.html
■「サイボウズ式ブックス」とは
「チームワークあふれる社会」をつくりたい。
そのビジョンを実現するため、 これまでサイボウズは、 グループウェアの開発や、 自分たち自身の会社の人事制度改革など、 さまざまな取り組みをしてきました。
そんな私たちの考え方を伝えるため、 2012年にオウンドメディア「サイボウズ式」を立ち上げ、 情報発信を続けてきました。
そして、 さらにその先へ。
インターネットという媒体で届けられる限界を超えて、 さまざまな価値観を持つ人に届けるには……。
そこで思いついたのが「本」でした。
いまの時代の枠組みの中でうまくやる方法を伝えるのではなく、 新しい枠組みをつくり出すためのヒントを伝える。
そのための本を、 ていねいに、 つくっていきます。
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/books/
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/books/
■報道関係者様からのお問い合わせ先
サイボウズ株式会社 ビジネスマーケティング本部
サイボウズ式ブックス編集部:高部、 大槻
〒103-6027 東京都中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー 27階
※商標・著作権表示に関する注記については、 こちらをご参照下さい。
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