シリーズ、遂に完結! 公式スピンオフ『三体X 観想之宙』 (宝樹) 7月6日発売決定!
(宝樹) 7月6日発売決定! シリーズ65万部突破! 株式会社早川書房は、 中国SF作家・宝樹 (バオシュー) の『三体X 観想之宙 (かんそうのそら)
』を7月6日に発売します。 アジアに初めてSF界最高の賞、 ヒューゴー賞をもたらした劉慈欣『三体』は、 日本でも発売直後から大ヒット、
中国SF小説ブームを巻き起こしました。 現在、 大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』製作陣による実写化企画もNetflixにて進行中です。
本書は、 『三体』三部作の熱狂的なファンだった宝樹が、 第三部『死神永生』を読み終えたあと、
『三体』ロスを癒すために『死神永生』の空白部分を書き上げネットにアップし、 大評判に。 そして本家・劉慈欣から公認を得て、
中国で『三体』と同じ出版社から刊行されました。
『死神永生』のさまざまなできごとの裏側、 知りたかった事件が描かれる本作は、 『三体』三部作ファン必読です。
【『三体』シリーズの歩み】
2019年7月 『三体』刊行
2019年10月 発行部数(紙)10万部突破
2020年6月 『三体II 黒暗森林』刊行
2021年5月 『三体III 死神永生』刊行
2022年6月 『三体』シリーズ発行部数 (紙・電子書籍・オーディオ) 65万部突破
2022年7月 『三体X 観想之宙』刊行
【著者紹介】
宝 樹バオシュー
1980年、 中国四川省生まれ。 2010年に創作を開始、 これまでに長篇・中短篇集など数冊を刊行している。
いまもっとも注目される新世代中国SF作家。
【内容紹介】
異星文明・三体世界の太陽系侵略に対抗すべく、 航空宇宙エンジニアの程心(チェン・シン)が提案した「階梯計画」。 侵略艦隊の懐に、
人類のスパイをひとり送るというこの奇策を託されたのは、 彼女の元同級生だった孤独な男・雲天明(ユン・ティエンミン)だった。 いま、 太陽系が破滅し、
青色惑星(プラネット・ブルー)で艾AAとふたりぼっちになった天明は、 彼女にみずからが三体文明に囚われていたとき、 なにがあったかを語り始める――『三体III
死神永生』の裏側で展開されていた天明の知られざる過去があきらかになる第一部「時の内側の過去」。 天明が思いもかけぬある存在と対話をする第二部「茶の湯会談」。
宇宙の片隅で、 歌い手たちによる宇宙の終焉を描く第三部「天萼」。 そして――。
【書店員さんから絶賛の声】
ジュンク堂書店秋田店・進藤菜美子様
これは単なるスピンオフの物語ではない。 れっきとした三体の世界、 三体の裏側の世界なのだ!!
他者による伏線の回収や掘り下げがこんなに鮮やかとは。
書誌情報
宝樹 (バオシュー)『 三体X 観想之宙 (かんそうのそら)』
訳 大森望、 光吉さくら、 ワン・チャイ
発売日 2022年7月6日
四六判上製 344ページ
定価 2090円(税込)
装画 富安健一郎
初版部数 30,000部
早川書房
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