DEM Biopharma (マサチューセッツ州ケンブリッジ)に対する500万ドルの出資を決定
(マサチューセッツ州ケンブリッジ)に対する500万ドルの出資を決定
東大IPCはAOI1号ファンドから、自然免疫系チェックポイントを標的とするがん治療薬の創製を目指すDEM BioPhrma,
Inc.に対して500万ドルの出資を決定しました。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 (東大IPC) が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(以下「AOI1号ファンド」)は、
自然免疫系チェックポイントを標的とするがん治療薬の創製を目指すマサチューセッツ州ケンブリッジ所在の創薬ベンチャー企業DEM BioPhrma, Inc.
(以下DEM Bio)に500万ドルの出資を決定しました。 今回の初回ラウンドは、 Longwood Fund及びAlta Partnersを創業投資家とし、
Insight Partners、 Pfizer Ventures、 Astellas Venture Management、 Emerson
Collective、 Alexandria Venture Investmentsが東大IPCと共に参加する総額7,000万ドルの共同投資となります。
DEM Bioはがん免疫領域で注目を集めるdon’t eat me (DEM)/ eat me
(EM)シグナル(食べないで/食べてね信号)における新薬創出をめざすバイオ創薬ベンチャーです。
マクロファージをはじめとする自然免疫系チェックポイントの可能性に注目し、 網羅的な解析を実現するDEM Bio独自の基盤技術を活用することでDEM
Bioは未開拓のDEM/EMシグナルの同定とそれを標的とする治療薬を創出して参ります。
我が国におけるがん免疫研究を最先端で牽引する東京大学医学部附属病院垣見和宏特任教授がscience advisorとして参画します。
AOI1号ファンドは、 東京大学周辺でのオープンイノベーション活動の推進を目的とし、
「企業とアカデミアとの連携によるベンチャーの育成・投資」というコンセプトで2020年に組成されました。 本ファンドでは、
各業界のリーディングカンパニーと連携した新会社設立やカーブアウトベンチャー、 および事業会社と連携したプレシード育成投資を通じ、
新たな分野におけるオープンイノベーションの成功事例創出を目指します。
東大IPCは、 イノベーション・エコシステムの発展のため、 ベンチャーキャピタルやオープンイノベーションを推進する企業との連携とともに、
東京大学関連ベンチャーへの直接投資による育成促進を更に進めていきます。
DEM Biopharmaについて
概要 がん細胞、 マクロファージ、 その他の骨髄系エフェクター細胞上の「don’t eat me(私を食べないで)」(DEM)および「eat me
(私を食べて)」(EM)シグナルを標的とし、 自然免疫系を活性化する次世代免疫治療を開拓するバイオ創薬企業
設立 2022年1月
所在地 Alexandria LaunchLabs DEM BioPharma, One Kendall Sq, B200, Suite 001,
Cambridge, MA 02139
代表者 Co-founder & Interim President and CEO David Donabedian, Ph.D
URL
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要 東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
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