学物質管理に関する英和対訳 GHS、TDG、MTC
GHS、TDG、MTC 国連より公表されたGHS改訂9版、TDG改訂22版、MTC改訂7版の英和対訳版が日本規格協会から発売しました。 多くの化学物質が、
私たちの生活を向上・改善するために利用されています。 その反面、 化学物質は人や環境に対して悪影響を及ぼす危険性を持ち合わせているため、
利用時には十分な注意が必要です。 ラベルなどの表示や安全データシートを通じて、 利用者はその化学物質の危険有害性を知り、
適正な防護対策を実施することができますが、 各国によって記載されている情報が異なる場合があります。
世界中で化学物質が流通するようになったことで、 安全な使用、 輸送、 廃棄等が必要となり、 国際的に統一された分類や表示方法も必須となりました。 そこで、
2003年7月に国際連合が勧告し、 採択されたものが“化学品の分類及び表示に関する世界調和システム(GHS:The Globally Harmonized
System of Classification and Labelling of Chemicals)”です。
この度、 国連より公表されたGHS改訂9版、 TDG改訂22版、 MTC改訂7版の英和対訳版を3冊同時発売いたしました。 《書籍案内》
〇『化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)』
GHSとは、 2003年7月に国連から各国に採択するよう勧告されたもので、 化学品の危険有害性を世界統一の基準で分類し、
その結果をラベルや安全データシート(SDS:Safety Data Sheet)に記載することで、 災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てることができます。
本対訳版は、 国連から2021年に発行された改訂9版をGHS関係省庁連絡会議が仮訳したものです。
〇『危険物輸送に関する勧告(TDG)』
TDGとは、 危険物の全ての輸送モードにおける各国及び国際規則に統一性を持たせて輸送の安全を図るためのもので、 1956年の国連の初勧告以降、
各国における安全輸送のためのモデル規則となっています。 本対訳版は、 国連から2021年に発行された改訂22版を仮訳したものです。
〇『試験方法及び判定基準のマニュアル(MTC)』
MTCとは、 危険物を判断するための試験方法や判定基準についての文書で、 改訂6版まではTDGのための試験方法でしたが、
2019年に発行された改訂7版からTDG及びGHSのための試験方法となりました。 本対訳版は、 国連から2019年に発行された改訂7版を仮訳したものです。
巻末には2021年に発行された追補1を収録しています。
▼書籍情報
『英和対訳 化学品の分類及び表示に関する世界調和システム(GHS)改訂9版』
GHS関係省庁連絡会議 仮訳
価格(税込):16,500円 B5判 1,114頁 ISBN:978-4-542-40412-0
『英和対訳 危険物輸送に関する勧告 モデル規則 第1巻・第2巻 改訂22版』
独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 推薦
価格(税込):33,000円 B5判 934/882頁 ISBN:978-4-542-40413-7
『英和対訳 試験方法及び判定基準のマニュアル 改訂7版』
独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 推薦
価格(税込):16,500円 B5判 1,156頁 ISBN:978-4-542-40416-8
▼関連書籍、 規格はこちら
『化学品管理者必携 欧州REACH規則 日本企業の対応実務 REACHの現状と今後の動向を踏まえて』
徳重 諭 著
価格(税込):3,300円 A5判 208頁
JIS Z 7252:2019 GHSに基づく化学品の分類方法
価格(税込):7,480円
JIS Z 7253:2019
GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法―ラベル,作業場内の表示及び安全データシート(SDS)
価格(税込):5,390円
※掲載情報は2022年7月1日時点の情報です。 価格は変更となる可能性がございます。
(担当部門:出版情報ユニット 出版情報サービスチーム MAIL [email protected])
★特設サイト
便利なリンク集や有用な情報が充実の特設サイトがオープンしました。
▼セミナーのご案内
・化学物質管理セミナー
https://webdesk.jsa.or.jp/seminar/W12M1050/index/s_j_kagaku/00057
(担当部門:研修ユニット 研修チーム MAIL [email protected])
■日本規格協会グループ(JSA)について
日本規格協会は、 1945年12月に 「工業標準化及び規格統一に関する普及並びに啓発等を図り、 技術の向上、
生産の能率化に貢献すること」を目的に設立されました。
我が国の総合的標準化機関として当協会では、 JISの開発、 JSA規格の開発、 国際規格ISO、 IECの開発、 JIS規格票の発行と販売、
国際規格・海外規格の頒布、 年間約100種類に及ぶ多彩なセミナーの提供、 ISO 9000、 ISO
14000をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、 各種サービスに関する認証、 マネジメントシステム審査員などの資格登録、
品質管理検定(QC検定)等の事業に取り組んでおります。 一般財団法人日本規格協会、 日本規格協会ソリューションズ株式会社、
一般財団法人日本要員認証協会の三法人から成る日本規格協会グループは、 モノづくりからサービスまで広範な産業界の標準化ニーズを探求し、 多様な事業活動を通じて、
高付加価値を伴う商品やサービスの創出・提供にグループ一丸となって努めてまいります。
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