さかなクンが大切に育てたイシガキフグ2匹の展示をスタート!

魚類学者で画家としても活躍するさかなクンから譲り受けた、 イシガキフグ2匹の展示を開始しました。

さかなクンの自宅にあるフィッシュハウスで大切に育てられた2匹のイシガキフグは、 今年4月に当館にやってきました。 しばらくバックヤードで過ごし、

7月14日(木)に展示水槽へデビューしました。2匹のイシガキフグの特徴が描かれた紹介ボード

2匹のイシガキフグの特徴が描かれた紹介ボード

イシガキフグは、 本館棟1階 瀬戸内ゾーン 人魚の涙の景に展示されており、 この水槽では、

愛媛県宇和海で養殖されている真珠(アコヤガイ)の垂下式養殖の様子を再現しています。

また、 水槽前には2匹のイシガキフグの特徴がわかる、 さかなクン直筆の紹介ボードも設置しました。「人魚の涙の景」で泳ぐイシガキフグ

「人魚の涙の景」で泳ぐイシガキフグ

「人魚の涙の景」で泳ぐイシガキフグ

「人魚の涙の景」で泳ぐイシガキフグ

イシガキフグたちが、 どのように過ごしているかをじっくりと観察していただき、 可愛らしくもユーモアあふれる表情で描かれた作品を見ながら、

2匹を見分けることにも挑戦してみてください。

【イシガキフグ展示について】

展示開始日:2022年7月14日(木)

展示場所:本館棟1階 瀬戸内ゾーン 人魚の涙の景

【イシガキフグについて】

学名:Chilomycterus reticulatus

フグ目ハリセンボン科に分類され、 最大で体長75cmになります。 日本では北海道以南の各地に分布し、 四国では主に太平沿岸の岩礁域や漁港の岸壁などでみられます。

目の下から口の周りを一周するヒゲのような模様が特徴です。 固く頑丈なトゲを持ちハリセンボンと比べると短く、 トゲの数は150本ほどです。

クチバシのような歯を持っており、 嚙み千切るようにして甲殻類などを捕食します。

※生きものの状況により、 予告なく展示を中止・終了する場合があります。

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