歴史ミステリー「古事記異聞」シリーズ(著:高田崇史、カバー装画:松本救助)が講談社文庫から刊行開始!第1巻『鬼棲む国、出雲』大好評発売中!!
出雲は縁結びスポットじゃない!? 教科書に載らない出雲神話の真相!
イラスト:松本救助
イラスト:松本救助
橘樹雅は、 4月から大学院生。 日枝山王大学の民俗学研究室に所属する。
進学目前の春休み、 雅は、 指導教官の御子神伶二に研究テーマを尋ねられる。
「(有名所で調査も楽しめそうな)出雲に決めました!」と報告する雅に、
「君が出雲を殆ど理解できていないことが十分わかった」と御子神のキツイ一言。
傷ついた雅は春休みを利用して出雲へフィールド・ワークに行く。
出雲大社をはじめとする有名神社から、 これまで聞いたことのなかった神社まで巡るうちに、 雅の心に少しずつ疑問が芽生えはじめる。
「私の知っている出雲神話には、 なにかが隠されている……?」
出雲国とはどこなのか? 出雲族はどこから来たのか?
出雲神話の真相を追って、 雅のフィールド・ワークは奥出雲、 京都、 奈良へと続いていく。
〈書誌情報〉
作品名:鬼棲む国、 出雲 古事記異聞
著者名:高田崇史
発売日:2021年 1月15日
定価 : 本体650円(税別)
ISBN 978-4-06-521913-3
【講談社文庫・古事記異聞シリーズ刊行予定】
『鬼棲む国、 出雲』2021年1月刊行
『オロチの郷、 奥出雲』2021年5月刊行予定
『京の怨霊、 元出雲』2022年1月刊行予定
『鬼統べる国、 大和出雲』2022年5月刊行予定
〈著者プロフィール〉
高田崇史(たかだ たかふみ)
昭和33年東京都生まれ。 明治薬科大学卒業。
『QED 百人一首の呪』で、 第9回メフィスト賞を受賞し、 デビュー。
歴史ミステリを精力的に書きつづけている。
近著は『源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義』『QED 憂曇華の時』
『古事記異聞 鬼統べる国、 大和出雲』など。
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