どこにでもありそうな職場が、いちばん怖い…!?高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』が芥川賞受賞から約1か月で15万部突破のベストセラーに!
第167回芥川賞受賞作 、 高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』(講談社)が、 2022年8月22日出来の重版をもって15万部を突破しました。
7月20日の芥川賞発表後の「王様のブランチ」放送で売上がさらに上昇。 紀伊國屋書店、 ブックファースト、
丸善ジュンク堂書店などの書店チェーンで文芸部門1位となり、 従来の純文学・小説単行本読者を超えて、 文庫や新書の読者までリーチしはじめています。
9月1日から1か月、 東京メトロ車両にて広告ステッカーの掲出も決まりました。
また、 多くの書店員の方々から絶賛コメントが届いています。
夜中ひとりでカップラーメンを啜ったことのあるあなたに贈りたい1冊。
(ジュンク堂書店池袋本店 市川真意さん)
え…ちょっと待って、 これは何小説…? ほっこり度ゼロ、 おいしそう度ゼロ、 共感度100、 そして得体のしれない読み心地。 この歪さ、 この着眼点、
かき乱される!
(TSUTAYA 中万々店 山中由貴さん)
あぁ、 そうか。 このうすら寒さは恐怖なのか。 どこまで行っても分かり合えない恐怖。 よかった、 彼らと同僚じゃなくて。
(精文館書店中島新町店 久田かおりさん)
日常の中にぽつぽつとシミを作るような作品。 (明林堂書店南宮崎店 河野邦広さん)
日常の物語かと思っていたらホラーでした。 現実に起きても不思議ではないホラーだから余計怖かったです。 (福岡金文堂志摩店 伊賀理江子さん)
【書誌情報】
名:おいしいごはんが食べられますように
著者:高瀬隼子
定価:1,540円(税込)
仕様:四六判/162ページ
ISBN:978-4-06-527409-5
発売日:2022年3月24日
【あらすじ】
職場でそこそこうまくやっている二谷と、 皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、 仕事ができてがんばり屋の押尾。
ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く。
【著者プロフィール】
高瀬隼子(たかせじゅんこ)
1988年愛媛県生まれ。 立命館大学部文学部卒業。 2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞し、 デビュー。
著書に『犬のかたちをしているもの』『水たまりで息をする』(ともに集英社)がある。
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