クアワールド・大洗では初めての繁殖に成功!元気なネムリブカの赤ちゃんが誕生!

サメの仲間・ネムリブカの水槽内での繁殖に成功し、4匹の幼魚が誕生!

https://www.aquaworld-oarai.com/news/36454 サメの飼育種類数日本一の『アクアワールド茨城県大洗水族館』は、

サメの仲間・ネムリブカの水槽内での繁殖に初めて成功し、 2022年8月27日に4匹の幼魚が誕生しました。

展示水槽での公開については現在未定で、 今後の成長を見守りながら公開が決定した際には、 プレスリリースにてご案内します。誕生した「ネムリブカ」の幼魚の体長測定の様子

誕生した「ネムリブカ」の幼魚の体長測定の様子

※現在、 幼魚たちはバックヤード備蓄水槽にて成長を見守っている状態ですので、 備蓄水槽の上部からの撮影となります。

※本件の取材について、 幼魚の画像及び出産時の動画について貸出が可能です。

* サメの仲間・ネムリブカの赤ちゃんが誕生!

2022年8月27日、 当館が飼育するサメの仲間・ネムリブカの幼魚が4匹誕生しました。

当館は、 「サメの飼育種類数日本一」の水族館であり、 2021年の日本初となるシロワニの繁殖をはじめ、 サメの繁殖に積極的に取り組んでいます。

今回、 初めて繁殖に成功したネムリブカは、 2016年7月から当館で飼育を開始した個体で、

オス1匹とメス1匹のペアで「世界のサメ」水槽で展示をおこなっていました。 2022年4月頃からメスの腹部が大きくなり始め、

5月には胎動を確認できるなど妊娠の兆候が確認されました。 その後、 母ザメのお腹の中で順調に成長し、 8月27日未明に展示水槽において、

母ザメが体長約60cmの幼魚を4匹出産しました。

「ネムリブカ」について

■ネムリブカ(メジロザメ科)

■学名 : Triaenodon obesus

■分布 : 太平洋やインド洋のサンゴ礁

■特徴 : 夜行性で昼間は岩かげでじっとしていることが多いため、 「眠り」という名前がつきました。 背びれ

と尾びれの先が白くなっているのが特徴です。 全長2mほどに成長します。ネムリブカ成魚

ネムリブカ成魚

「担当者の喜びのコメント」

2022年4月にネムリブカの担当になったばかりの時に妊娠が発覚しました。 母ザメのお腹の中で赤ちゃんが無事育ってくれるか、

いつ生まれてくるのかドキドキの毎日でした。

今回、 無事生まれてくれてホッとした半面、 これからは自分の手で元気に育てようと気が引き締まる思いです。

(担当飼育員 魚類展示課 濱野恭之) * アクアワールド茨城県大洗水族館 概要

所在地 :茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3

営業時間:9:00~17:00 ※最終入館時間は終了1時間前 ※変更の場合あり

入場料金:大人2,000円、 小中学生900円、 幼児(3歳以上)、 300円 ※金額は全て税込みです。

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