特集 報道とジェンダー
「月刊Journalism」9月号発売! 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)は9月9日(金)、 「月刊Journalism」9月号を発行しました。
特集は、 「報道とジェンダー」です。
2020年1月、 女性だけで立ち上げたメディアが米国で誕生しました。 「The 19th」。
創設メンバーの一人で最高経営責任者を務めるジャーナリストのエミリー・ラムショーさんに、 新メディア立ち上げの動機などを聞きました。
男性主導で見過ごしていた課題を、 女性やLGBTQの視点でとらえなおす。 そこで見えてきたものとは――。
新聞労連前委員長で毎日新聞記者の吉永磨美さんは、 記者の性被害などについて取り上げています。 「記者は少しでも早く、 多くの情報を得るため、 日夜、
取材先との信頼関係を結ぼうと必死だ。 そういう中で記者の性暴力、 セクハラの被害は長きにわたって、 隠されてきた」。 労連委員長時代、
ジェンダー平等推進活動の一環として編集した『失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック』(小学館)発刊の経緯などについて触れたうえで、
業界全体での改革の必要性について指摘しています。
このほか、 メディアが男性中心の組織から脱却するために結成された「メディアで働く女性ネットワーク」の活動や、
「共同親権」や犯罪の報道をジェンダーの視点からみた課題について、 現場の記者や弁護士、 研究者の論考を掲載しています。
今月27日に安倍晋三元首相の国葬が予定されています。 法的根拠が明確でないことや弔意の強制につながる、 などを理由に反対の声が根強い中で挙行されます。
国葬とはそもそも何なのか。 どこに問題があるのか。 中央大学教授の宮間純一さんに、 歴史的経緯を踏まえて読み解いてもらいました。
「月刊Journalism」は2008年10月創刊。 ジャーナリズムという視点を通して、 社会の諸課題と向き合っていきます。 定価は815円(税込み)。
全国の書店、 ネット書店、 ASA(朝日新聞販売所)で注文によってお求めいただけます。
【朝日新聞社ジャーナリスト学校】
2006年に発足。 入社1、 2、 3年目の若手記者向けの研修を中心に、 中堅やベテランの記者にも「学ぶ場」を提供しています。 自治体財政、
医療といったテーマ別研修も開き、 他のメディアにも参加を呼びかけています。
◆公式サイト
◆ツイッター
http://twitter.com/asahi_jschool
〈お問い合わせ〉
朝日新聞社 ジャーナリスト学校
TEL 03-3545-0131(代表)
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