3月26日はてんかん啓発の日「Purple Day」 聖隷浜松病院てんかんセンター 「オンライン市民公開講座2021」3月6日(土) 午前10時00分~開催(参加費無料)
Day」 聖隷浜松病院てんかんセンター 「オンライン市民公開講座2021」3月6日(土) 午前10時00分~開催(参加費無料)
全国的に数少ない「てんかん専門医」がオンライン市民公開講座を開催。全国より視聴参加を募集
聖隷浜松病院てんかんセンター(所在地:静岡県浜松市/センター長:榎日出夫)が、 「オンライン市民公開講座2021」を、 2021年3月6日(土)
午前10時00分~開催します。 聖隷浜松病院には、 6人のてんかん専門医(脳神経内科・脳神経外科・小児科)から構成される「てんかんセンター」があります。
複数の科で行っていたてんかん診療を集約化し、 「小児から成人まで」 年齢の境界を取り払い、
「抗てんかん薬による薬物治療から難治例に対する外科治療まで」治療法の垣根を越え、 ひとりの患者への医療をひとつの施設内で完結することをめざし、
2008年に開設しました。 日々、 内科系・外科系の医師が一堂に会して治療法を検討しています。
また、 2019年6月より、 パソコンやスマートフォンを利用して対話ができるオンライン医療相談を実施しています。 てんかん専門医は、
全国で700名ほど(※1)しかおらず、 専門医がいない県もあり、 近くにてんかん治療の専門医がいない、 通院距離が長いと交通費や時間がかかり、
移動中に発作が出たらという不安で通院できない。 このような負担が、 オンライン医療相談のシステムで軽減でき、 専門医に相談することで、
新しい治療方法を知り治療の選択肢を増やしたり、 治療に悩んでいる方には受診勧奨することができています。
※1厚生労働省ホームページ、 日本てんかん学会ホームページ調べ
* 〈てんかんセンターオンライン市民公開講座2021概要〉
開催日時 :2021年3月6日(土) 午前10時00分~11時00分
お申し込み:下記URLよりお申し込みください。
http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/news/20210306/index.html
(申込期間:2021年1月18日~3月5日)
その他 :参加費無料、 要事前申込(定員200名)*申込時に質疑を受付けます
オンライン医療相談の様子
————-プログラム————-
<〈第 一 部〉てんかんのある子の学校生活について(20分)/聖隷浜松病院 小児神経科 馬場信平>
◇ てんかんのお子さま 学校生活はどう過ごせばいいの? 知っているようで、 知らないこと・・・
てんかんのお子さんをお持ちの親御さんや日常接することの多い学校の先生方、
てんかんのある子はプールで泳ぐと危険?マラソンは?修学旅行は大丈夫?こんな学校生活のこと思ったことありませんか。 一緒に考えてみましょう。
〈第 二 部〉てんかんのオンライン診療(15分)/聖隷浜松病院 てんかんセンター 榎日出夫
◇ 自宅・職場 ←→ 病院のてんかん専門医 と 『 オンライン で 医療相談 』
聖隷浜松病院には6人のてんかん専門医(脳神経内科・脳神経外科・小児神経科)から構成される「てんかんセンター」があり、 遠方の方が、 静岡県浜松市に来ることなく、
てんかん専門医とパソコンやスマートフォンを利用した医療相談を承っています。 てんかんと診断されたが別の専門医の意見をお聞きになりたい、
薬は飲んでいるもののコントロール等でお困りの方、 当院ではオンライン医療相談という新しい診療の形態が始まっています。
聖隷浜松病院のてんかんに対するオンライン診療の取り組みについて紹介いたします。
〈第 三 部〉意識を失ったことがある方へ(20分程度)/聖隷浜松病院 てんかんセンター 藤本礼尚
◇ 意識が飛んだこと?失ったこと、 ありませんか? もしかして、 それは・・・てんかん かも!
人間の一生の中で意識を失う経験は実に3人に一人の割合です。 例えばスポーツなどによる脳震盪、
と言う具合に原因が明白な場合もありますが多くの場合原因を追求せず曖昧のままにしてある、 と言うのが実情ではないでしょうか。
しかしこの意識消失の裏にはてんかんであったり心臓の異常による失神であったり時に命に関わる病態が存在している事があります。
今回、 意識を失う事、 それに伴う痙攣症状とともにてんかんを中心にお話させていただこうと考えております。
講演内容により自分や周囲の方に当てはまり医師から直接意見を聞きたい、 しかし現状自主規制などもあり病院に出向くのは抵抗がある、
と言う場合には病院へお越しいただかなくても医師と相談できるオンライン医療相談がございますので是非ご活用下さい。
過去に開催した市民公開講座の様子
■総合病院 聖隷浜松病院
当院は、 1962年の開設当初から高度急性期医療を目指し、 常に地域ニーズを先取りした病院づくりに取り組んでいます。
循環器センター・救命救急センター・総合周産期母子医療センターをはじめとする高度急性期医療、 先進医療や専門医療を積極的に展開しています。
国際的医療機能評価機関によるJCI認証を取得(2018年8月更新)し、 国際標準の安全で良質な医療を実践しています。
750床/地域医療支援病院/災害拠点病院/日本医療機能評価機構認定 /JCI(国際的医療機能評価機関)認証取得病院
* 講演者プロフィール
◆榎 日出夫(エノキ ヒデオ)
●役職 :てんかんセンター長、 小児神経科部長
●出身校(卒業年):岡山大学医学部(1986年)、 岡山大学大学院(1990年)
●略歴 :1990年 三菱水島病院小児神経科医長/1999年 岡山大学小児神経科病棟医長
2000年 東京大学大学院助手/2002年 聖隷浜松病院
〈専門領域・認定医・専門医〉
小児神経学、 てんかん、 頭痛/医学博士/日本小児科学会専門医 ・指導医
日本小児神経学会専門医・小児神経専門医研修認定施設指導医・評議員・理事
日本てんかん学会専門医・指導医・研修施設代表指導医・評議員
日本臨床神経生理学会専門医(脳波分野)・認定医・指導医・教育施設研修指導責任者・代議員
日本東洋医学会漢方専門医/日本頭痛学会頭痛専門医
岡山大学医学部非常勤講師/国際小児神経学会会員
アジア大洋州小児神経学会会員/Infantile Seizure Society役員
◆藤本 礼尚(フジモト アヤタカ)
●役職 :てんかんセンター副センター長、 てんかん科部長
●出身校(卒業年):筑波大学(1998年)
●略歴 :1998年 北茨城市立総合病院 脳神経外科
2000年 筑波大学附属病院臨床医学系脳神経外科
2001年 医療法人 愛宣会 秦病院 脳神経外科
2002年 医療法人 筑波記念病院 脳神経外科
2003年 筑波大学附属病院臨床医学系脳神経外科 チーフレジデント
2004年 独立行政法人国立病院機構 西新潟中央病院てんかんセンター 脳神経外科
2005年 筑波大学大学院博士課程人間総合科学機能制御医学 脳神経機能制御医学分野入学
2006年 トロント小児病院 てんかんモニタリングユニット 研究フェロー
2008年 カルガリー大学 てんかん外科プログラム 臨床チーフフェロー
2009年 カナダてんかん専門医合格、 医学博士取得/2009年 聖隷浜松病院
〈専門領域・認定医・専門医〉
てんかん、 てんかん外科、 疼痛治療(脊髄刺激療法)、 不随意運動/医学博士/日本脳神経外科専門医
カナダてんかん専門医/日本臨床神経生理学会専門医(脳波分野)/ 日本神経内視鏡学会技術認定医
てんかん専門医指導医/日本てんかん学会評議員/日本小児神経学会評議員/日本小児神経外科学会認定医
日本結節性硬化症学会理事/筑波大学脳神経外科臨床教授
◆馬場 信平(ババ シンペイ)
●役職 :小児神経科医長
●出身校(卒業年):東京医科歯科大学(2007年)
●略歴 :2007年 東京医科歯科大学医学部附属/2008年 太田西ノ内病院
2009年 土浦協同病院/2011年 武蔵野赤十字病院
2012年 東京医科歯科大学医学部附属病院/2013年 国立精神・神経医療研究センター
2015年 東京医科歯科大学医学部附属病院/2017年 聖隷浜松病院
〈専門領域・認定医・専門医〉
小児神経/日本小児科学会専門医/日本小児神経学会専門医/てんかん専門医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了/日本てんかん学会てんかん専門
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