ピルのオンライン診療プラットフォーム「ルナトモ」がピルの利用実態調査を実施 ~ピルを服用している女性の約6割が「オンライン診療の利用経験がある」と回答~
サイバーエージェントグループの株式会社Lunatomo(本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:永友絢子、 よみ:ルナトモ)は、
全国18歳~39歳の855人の女性に対して、 ピルの利用実態調査を実施いたしました。
* 調査トピックス
1.全体の約9割の女性が生理に関する不便・不安を一度でも感じたことがあると回答。 しかし、
実際に症状改善のために産婦人科に行ったことがある人は4割未満という結果に。
2.ピルの認知率は全体の約9割であるものの、 実際に服用した経験があるのは約3割。
3.2人に1人の女性が、 現代女性の生理回数は昔より多く、 婦人系疾患トラブルが起こりやすい状態であることを知っている一方で、
ピルに対するイメージで最も多いのは「避妊」が約7割であり、 婦人系疾患の治療・予防ができることを知っている人は3割に満たない。
4.ピル服用者のうち、 約8割が通院してピルを入手しているものの、 そのうちの9割以上は何らかの不便を感じていると回答。 理由としては「待ち時間が長い」、
「定期的な通院が面倒」、 「病院の予約が取れない」がTOP3にランクイン。
5.ピル服用者のうち、 半数以上である約6割の方がオンライン診療を使ったことがあると回答。 その一方、 オンライン診療を利用しない理由として、
「通院の方が安心」や「検査などがないから」「きちんと先生と話したい」という声が多数という結果に。
1. 全体の約9割の女性が生理に関する不便・不安を一度でも感じたことがあると回答。 しかし、
実際に症状改善のために産婦人科に行ったことがある人は4割未満という結果に。調査対象者である18歳~39歳の女性に対して、
生理に関する不便・不安を感じた経験について聞いたところ、 全体の87.6%の女性が一度でも感じたことがあることが判明しました。 また、
その内容として「生理痛やだるさなど体調不良(75.2%)」や「イライラや落ち込みなど精神面の変化(56.7%)」など、
体調不良が主な原因であることがわかりました。
しかし、 このような生理に関する何らかの不便・不安を感じている女性がほとんどである一方で、 実際に症状を改善するために、
婦人科を受診したことがある女性は39.1%という結果に。 受診をしない理由として、 半数以上の女性が「なんとなく産婦人科に行くのはハードルが高い」と回答。
多くの女性が婦人科受診に対して、 心理的なハードルを感じていることがうかがえます。
2.ピルの認知率は全体の約9割であるものの、 実際に服用した経験があるのは約3割。今回の調査では、
全体の91.7%の女性がピルについて聞いたことがあるという結果となりました。 ピルについて知っている女性に対して、
生理トラブル軽減のためにピルの服用を検討した経験について聞いたところ、 59.2%が一度でも検討したことがあると回答。
実際に服用している・したことがある人は34.2%という結果に。
また、 ピルの服用を検討した理由の上位は「生理痛を軽減したいから(59.5%)」、 「生理不順を改善したいから(33.0%)」、
「PMSを軽減したいから(26.9%)」という結果となりました。 体調不良からピルの服用を考える女性が多いことが見受けられます。
3.2人に1人の女性が、 現代女性の生理回数は昔より多く、 婦人系疾患トラブルが起こりやすい状態であることを知っている一方で、
ピルに対するイメージで最も多いのは「避妊」が約7割であり、 婦人系疾患の治療・予防ができることを知っている人は3割に満たない。
昔の女性より妊娠する回数が減り、 現代女性の生涯における生理回数が昔より増加したことによって、
婦人系疾患トラブルが起こりやすい状態であることを知っている女性は全体の47%と、
約2人に1人が現代女性にまつわる身体の問題について知っていることがわかりました。
その一方で、 ピルに対して知っていることを聞くと「生理痛を軽減できる(61.1%)」、 「生理不順を改善できる(59.4%)」を抑え、
「避妊できる」が69.9%とトップであることが判明しました。 「子宮内膜症などの婦人系疾患の治療/予防ができる」ことを知っている女性は25.1%という結果に。
ピルに対し、 生理による体調不良を軽減したり、 婦人科系疾患などを予防したりする効果よりも「避妊」というイメージが依然として強いことがうかがえます。
4.ピル服用者のうち、 約8割が通院してピルを入手しているものの、 そのうちの9割以上は何らかの不便を感じていると回答。 理由としては「待ち時間が長い」、
「定期的な通院が面倒」、 「病院の予約が取れない」がTOP3にランクイン。
今回の調査でピルを服用していると答えた女性のうち、 77.7%が通院を通してピルを入手していると回答。
そのうちのほとんどの女性(95.2%)が病院に通ってピルを受け取ることに何らかの不便を感じた経験があるということが判明しました。
不便を感じたことのある女性のうち、 半数以上が「待ち時間が長い(58.1%)」、 「定期的な通院が面倒(55.1%)」と感じているほか、
「病院の予約が取れない(32.9%)」、 「先生と話す時間が短い(31.1%)」という回答も多く見られました。
5.ピル服用者のうち、 半数以上である約6割がオンライン診療を使ったことがあると回答。 その一方、 オンライン診療を利用しない理由として、
「通院の方が安心」や「検査などがないから」、 「きちんと先生と話したい」という声が多数という結果に。
ピルを服用している女性のうち、 57.7%の女性がオンラインでのピル診療を利用した経験があると回答。
オンライン診療がピルを服用している女性の間で普及しはじめていることがうかがえます。
その一方で、 オンラインのピル診療を利用したことがない女性にその理由について聞いたところ「通院の方が安心するから」や「医師ときちんと話をしたいから」、
「検査がないのが不安」という声が多く挙がる結果となりました。 オンライン診療に対して、 担当の医師としっかり話せなかったり、
検査などができないイメージが強いことが見受けられます。
【調査概要】
調査期間:2022年8月15日~8月16日
調査対象者:全国の18~39歳の女性 855名
調査テーマ:「ピルの利用実態調査」
調査方法:インターネット調査
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は出典元が「ルナトモ」である旨を明記ください
■調査のまとめ
本調査を通じて、 多くの女性が生理に対して体調不良から起因する不便や不安を感じている一方で、 心理的なハードルの高さから産婦人科への通院やピル服用など、
症状改善のために何らかのアクションを起こしている人は少ないという実態がわかりました。 加えて、 通院でピルを入手しているほとんどの女性が通院することに対して、
待ち時間の長さや予約が取れないことから悩みを抱えていることも判明。 しかし、 ピルのオンライン診療に対して、 医師としっかり話せなかったり、
検査などを実施できなかったりするイメージから敬遠している女性も多いようです。
当社が運営する「ルナトモ」は、 提携クリニックの産婦人科医師のみがオンライン診療およびピルの処方を行う、 ピルのオンライン診療プラットフォームです。
空き時間を利用して自宅や職場などからオンライン診療を受けられるほか、
希望する方は最寄りの提携クリニックにて定期健康診断や血液検査を受診(※)することができます。
Lunatomoでは、 忙しい毎日を送る現代女性のライフスタイルや悩みに寄り添ったサービスを通じてポジティブな日常を提供するとともに、
一人でも多くの女性が心身ともに健康で自分らしく過ごせる社会を目指してまいります。
※定期健康診断・血液検査の受診は別途料金が生じます。
■「ルナトモ」について
「ルナトモ」は、 提携するクリニックの産婦人科・婦人科医師のみがオンライン診療およびピルの処方を行う、 患者と医師をつなぐオンライン診療プラットフォームです。
ピルの服用が初めての方でも安心してご利用いただけるよう、 オンライン診療における初診および再診の費用を無料としているほか、 診療にはビデオ通話を活用しており、
利用者の表情や顔色などを確認しながら医師が問診を行い、 一人ひとりの症状やライフスタイルに合ったピルを提案いたします。
サービス詳細ページ:
■会社概要
社名:株式会社Lunatomo (よみ:ルナトモ)
所在地:東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
設立:2022年1月14日
資本金:25百万円
代表者:代表取締役社長 永友 絢子
事業内容:ヘルスケアプラットフォーム事業
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