がん患者440人に調査!肺がん患者約半数は通院回数の減少に加え、病状悪化と回答「コロナ禍でのがん患者通院・病状に関する実態調査」発表

外出困難ながん患者の諦め通院、地方がん患者が抱える不安課題の解決策も

ネット型セカンドオピニオンサービス「Findme(ファインドミー)」を運営するリーズンホワイ株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:塩飽哲生、

以下「リーズンホワイ」)は、 コロナ禍におけるがん患者の通院状況や病状に関する調査を全国のがん患者440人に実施し、

その結果内容を「コロナ禍でのがん患者通院・病状に関する実態調査」(以下、 本調査)として発表いたしましたのでお知らせいたします。

調査概要

・調査手法:web調査

・調査対象:がん経験者440人

(1)対象者の罹患しているがん種(複数回答)

肺がん12.2% 胃がん12.8% 大腸がん22.9% 前立腺がん12.2% 乳がん14.8% 子宮頸がん10.9% 子宮がん4.7% 卵巣がん3.9%

膵臓がん2.6% 肝臓がん3%

(2)年齢分布:10代0.7%/20代12.5%/30代17%/40代15.9%/50代15.9%/60代18.2%/70代18.2%/80代/1.6%

・実施期間:2020年12月17日より1週間

・対象地域:全国

■感染不安から通院回数が減少、 治療がストップしているがん患者は約4割

本調査は全国のがん患者440人に対して、 コロナ禍における通院状況、 病状についてアンケート調査結果です。 まず「コロナ禍で、

通院回数が減少した」との質問では約4割が「減少した」と回答しました。 男女別に見ると、 男性31.5%、 女性39.9%と女性が上回っています。

次に「治療が止まっている、 または止まっていたことがあった」の問いに対しても約4割が「治療が止まっている」と回答しております。 さらに「コロナ渦で、

他の病気を併発、 もしくは現在の病気が悪化した」の問いに対し約3割が「当てはまる」と回答しています。

■肺がん患者の約半数は通院回数の減少に加え、 病状悪化と回答

疾患部位別に見てみると、 肺がん患者は、 通院回数の減少、 治療の停止に加え、 他の病気を併発、 もしくは現在の病気が悪化したとの回答において、

他の疾患部位に比べ上位を占めており、 コロナ感染拡大の影響を大きく受けていることが分かりました。 背景として新型コロナウィルスによる肺炎患者の増加により、

特に呼吸器系の医療機関が逼迫していることや、 がん患者自身が通院に抵抗感があるなど、 複数の要因が推測されます。

また、 「コロナ禍に、 病気への不安やストレスを抱えている」の問いに対して、 上位を占める疾患部位は卵巣がん、 子宮がん、 乳がんなど女性特有のがん患者が多く、

女性が特に影響を受けていることが示唆される結果となっています。

■外出困難ながん患者の諦め通院、 地方がん患者が抱える不安課題を解決!

現在、 新型コロナウイルス感染拡大によるリスクから、 通院や検診をあきらめるがん患者が増加しており、 がん進行の懸念が高まっています。

リーズンホワイが提供する「Findmeスペシャリストドクターズ」は、 全国約40名のがん専門医の中から、 自分の疾患部位や希望する治療法、

病状による不安などからマッチした医師を選びオンラインで相談できるサービスです。 がん専門医が近くの医療機関にいない場合、 外出困難な状況下でも、

ご自宅からスマホやPCで相談可能です。 申込から最短3日で相談でき、 紹介状が無くてもOK、 専門医より提示された治療を希望する場合は相談後の転院も可能です。

実際「Findmeスペシャリストドクターズ」を利用した7割のがん患者は地方から申込しており、 全ての相談者が紹介状の提出無しで医療相談されています。

また約半数は医療相談後、 相談医師の病院への転院を希望、 平均約1週間程度で転院が実現しています。 このように、

オンラインで医師の意見を聞くことができるだけではなく、 医療相談終了後の具体的なコミュニケーションも実現できていることから、

実施率の低いセカンドオピニオン課題解決の一助として期待されています。

公式HP

https://www.findme.life/so/hospital/specialist

■国立病院 機構東京医療センター 副院長

(乳腺科:前 国立がん研究 センター中央病院 乳腺科長)の木下貴之先生

コロナ患者さんへの対応を都道府県の要請を受けて積極的に行っている病院は、 感染対策もしっかりしているので、

がん患者さんの治療数や内容に影響を与えることなく安全な診療を提供しております。 皆様におかれましては、 ご自身の体調管理・環境整備をしっかりして、

これまでと変わりなく最善の診療を受けてください。

■東海大学医学部外科学系泌尿器科学 小路 直先生

コロナウイルス感染症は、 確かに重症化を来すと生命に危険を及ぼします。 高齢であったり、 基礎疾患のある患者さんには、 外来受診や検診を避ける傾向にあります。

しかし、 癌は待ってはくれません。 早期に受診し、 診断したとしても、 意外にも進行している場合も稀にあります。

遠隔医療は、 コロナウイルス感染症で受診が難しい患者さんに新たな診療の機会を提供する貴重な場と思います。

■Findmeスペシャリスト・ドクターズとは

公式URL :

https://www.findme.life/so/hospital/specialist/

サービス内容 :スマホや PC からHPにアクセスすることで、

がんと闘う患者さまとその病状が必要とする専門性を備えたがんの専門医の出会いを創出するプラットフォームを提供します

料金:オンライン型治療相談(30分まで)25,800円(税別)、 (以降15分毎)2,000円(税別)

登録医師数:33名(12月14日時点)

リーズンホワイは、 がんに悩む多くの患者さまが、 周囲の人々の支援と共に納得のいく最良の治療を受けることができる世界を実現すべく、

今後も様々なサービスの提供に努めてまいります。

■Findme

がんの治療法は年々進歩しており、 様々な治療法が選べるようになりました。 しかし

「今の治療法でいいのだろうか?」「他に選べる治療法はないのだろうか?」といった悩みや不安を持たれているがん患者さまは多くいらっしゃいます。

そのような悩みや不安を持つ患者さまに、 少しでも安心して治療に臨んでいただくために、 2018 年4月、

インターネット上で書面にてセカンドオピニオンを提供するサービスとして「Findme」をスタートしました。 がん患者さまは手術や治療開始までの限られた時間の中、

「Findme」を利用することで、 複数の医師から同時にセカンドオピニオンを受けることができ、

迅速に悩みや不安を解消した上で治療に臨むことができるようになります。

■リーズンホワイ株式会社について

代表者 : 代表取締役 塩飽哲生

本社所在地 : 東京都千代田区内幸町1-1-6 NTT日比谷ビル 6F.

設立 : 2011年7月

業務内容 : 医療 IT サービス、 病院・医療関連企業のコンサルティング

* 革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップを育成支援するプログラム「J-Startup」に経済産業省より認定された企業です

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