創業58年の鋳物工場がコロナ禍のステイホームを助ける運動器具を開発
(株)シグマ製作所は昨年「岩一工房」を立ち上げ、 座って足踏み運動ができる「ふみふみ」を開発した。 ふみふみは、 ながら運動に最適。
立ち上がるのが辛いお年寄りでも簡単にできるため、 世代を選ばす、 デスクワークでは仕事に集中しながら運動ができるメリットもある。
昭和38年埼玉県川口市に創業した(株)シグマ製作所は平成16年に岩手県一関市に工場を移し、 建設機械やロボット等の鋳物部品を製造している企業だ。
昨年4月に緊急事態宣言が発令され、 社長が「自社の技術を生かし、 コロナ禍で人の役に立つものを」と開発したのが「ふみふみ」だ。
ふみふみは座ったままで手軽に運動ができる健康器具。 巣ごもりで歩かなくなった人たちに向け、 鋳物職人が手仕事で作り上げた自信作だという。
てこの原理を利用したこの器具は、 ながら運動に最適。 立ち上がるのが辛い方、 麻痺がある方でも簡単にできるため、 世代を選ばす、
デスクワークでは仕事にある程度集中しても運動ができる。
【商品の特徴】
座って、
足を足つぼを刺激する突起の上に置き交互に踏み込む
座って、 足を足つぼを刺激する突起の上に置き交互に踏み込む
1.ふみふみは椅子に座った状態で青竹ふみのように足を乗せ、 左右交互に繰り返し動かして使う。 半円状の接地面は一部を平らにし、 左右に揺られすぎないよう、
前後に移動しないよう設計した。
2.長さ約35センチ、 幅と高さが約10センチとかさばらず、 掘りごたつの足元などにも置きやすい。 軽くするために材料にはアルミを使用。
一つ一つ職人技でアルミの純度を高く鋳造した。 更に部分的に穴を開けて軽量化し重さ820グラムと持ち運びしやすい。
3.足で踏む面には、 つぼを刺激する32個の突起も施した。 足つぼ施術を受けたのをきっかけに体の異変を察知し、
胃がんを早期発見した大庭将史社長(75歳)の経験を踏まえた。
4.病院・薬局・在宅を経験した薬剤師と共同開発をすることにより、 患者の声を製品に反映。 患者が、
医師やリハビリ室で言われたことが家ではなかなか実践できなかったとの話に潜むその要因を考え、 家での「運動の入り口」になるよう工夫した。
5. この商品はサステナブルという考え方を取り入れた商品であり、 不要になったものは、 高温で溶かして新たな商品へと生まれ変わる。
永遠に再利用し続けることが出来るという、 鋳物の利点が生きている商品だ。
商品の使い方
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大庭社長は「特に高齢者の健康維持に役立ててほしい。 クリスマスや年末年始とコロナ禍でなかなか会えない家族に向けたプレゼントにもちょうどいい」とPRする。
値段は8,900円、 取り外し可能な歩数計付きは9800円。 ともに赤、 青、 緑色の3種類あり、 使用時に床を保護するゴム製マット(白)が付く。
Amazonで販売を開始し、 ホームページでは取り外し可能で普段から使える歩数計付きも購入可能 ホーム | 岩一工房 IWAICHI
(iwaichi-sigma.com)
問い合わせ先 (株)シグマ製作所 岩一工房 電話:048-282-0068
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