ウェルナス、食の個別最適化サービス「NEWTRISH」の商用化に向けAI食事管理アプリ「あすけん」の会員を対象に2022年9月19日より実証実験をスタート
「NEWTRISH」の発展拡大を目的にaskenとの連携を開始 ~
「食」で未来の健康社会実現を目指す株式会社ウェルナス(所在地:東京都杉並区 / 代表取締役社長:小山正浩、 以下、 ウェルナス)は、
国内No.1※1のAI食事管理アプリ「あすけん」の開発・運営を行う株式会社asken(所在地:東京都新宿区 / 代表取締役社長 :中島洋、 以下、
asken)と連携し、 ウェルナスが開発を進める個別栄養最適食(AI食)サービス「NEWTRISH(ニュートリッシュ)」※2の実証実験を、
「あすけん」の会員を対象に2022年9月19日(月)より開始いたしましたので、 お知らせいたします。 なお、 本実証実験は、 農林水産省が公募した令和 3
年度補正予算「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちフードテックを活用した新しいビジネスモデル実証に対する支援事業」に採択をいただいております。
1.背景
ウェルナスが開発を進める個別栄養最適食(AI食)サービス「NEWTRISH」は、 スマートフォンアプリケーションサービスであり、 現在、
2023年の商用化に向けて実証実験を実施、 開発を進めています。 「NEWTRISH」は、
利用者が設定した目標(健康・美容・運動機能・学力など)に関連する体重・血圧・筋肉量などの生体データと摂取した食事に含まれる栄養素データを日々記録し、
独自の解析アルゴリズムを用いた「AI 食」技術(特許第7090232号、 国際特許出願済み)により、
日々変化する生体データと栄養素データを解析して両者の関係性を明らかにし、 生体データに影響する栄養素(関与因子)を抽出、
生体データを改善するために個別最適化された「AI食」を提供し個人の目標実現に貢献するサービスです。
他社のアプリやバイタルデータを計測するIoTデバイスとのAPI連携も可能であり、
ユーザーが既に利用しているアプリやデバイスから自動で「NEWTRISH」に各種データを共有することができます。
「あすけん」とのAPI連携も2022年4月より開始しており、
「あすけん」を活用し記録した食事(から摂取した栄養素)の情報をベースに個人の健康関与因子(栄養素)を特定しAI食を提案することに成功しています。
askenが提供するAI食事管理アプリ「あすけん」は、 10万以上のメニューからの食事登録や、
写真やバーコードを撮るだけでメニュー登録をすることが可能なアプリであり、 その日に食べた食事のカロリーと各種栄養素、
14項目の過不足がグラフで瞬時に表示されます。 AI栄養士からの食事内容や食生活のアドバイスも毎日見ることができ、 次の食事で何を食べればよいのかがわかるため、
食事の選択力が身につき食生活の改善に役立ちます。 「あすけん」の国内会員は累計750万人※3を超え、 目的に応じたコースを選択できることから、
ダイエットをしたい方を中心に、 食を通じた健康管理に関心がある幅広い層が利用しています。
ウェルナスおよびaskenは、 双方のサービスの拡大および発展に向け、 ユーザーの獲得等を相互の協力により進めるべく、 2021年11月より連携を開始し、
2022年5月より様々な施策について討議を行っております。 「あすけん」の会員は
栄養リテラシー※4が高く「NEWTRISH」が想定するサービスのターゲット層とも一致しております。 さらに両アプリはテーマやコンセプトの親和性が大変高いため、
API連携によりユーザーへの提供価値を拡大することが見込めます。 本連携により、 「NEWTRISH」は、
750万人を超える「あすけん」会員に対しプロモーションを展開することで、 2023年の商用化に向けて約1万人のユーザー獲得を目指します。 また、
「あすけん」は、 個別最適化された「AI食」の提案という付加価値を会員に提供することが可能となります。 なお、 この度の実証実験についても、
本連携の一環として取り組むものであり、 「NEWTRISH」のターゲットユーザーに近い「あすけん」会員を参加者とし、 実運用と同等の環境下で実証実験に取り組み、
「NEWTRISH」のUI、 UXをはじめとするサービスの更なる改良・最適化を進め、 商用化に向けた開発を加速することを目的に実施しております。
2.実証実験の概要
(1) 内容:
本実証実験は、 「NEWTRISH」と「あすけん」の両アプリをシステム連携し、
日常食とカロリーを変えることなく「NEWTRISH」が提供するAI食の摂取により、 100名の「あすけん」会員の体重改善を図る取り組みです。
参加者は「あすけん」会員から募り応募者から100名を選定しております。 参加者は、 開始から3週間、 毎日の摂取栄養素(3食)の記録を「あすけん」内で行います。
「あすけん」に入力されたデータは「NEWTRISH」に同期され、 スタッフが個人の体重に影響する関与因子(栄養素)を解析します。
解析された関与因子に基づき栄養素量を最適化したAI食メニューが参加者毎に作成され「NEWTRISH」内で提案されます。 参加者は、
一定期間提案されたAI食を負担のない頻度で調理・摂取し、 毎日のAI食の摂取状況と体重の記録および日次報告を行います。 期間終了時に体重改善効果を検証します。
(2)実証期間:3か月間(2022年9月19日(月)~2022年12月11日(日)の予定)
(3)対象:「あすけん」会員のうち体重改善を希望する100名
(4)目的:ユーザー負担のないAI食摂取による体重改善の検証
(5)食事:カロリー維持AI食献立をもとに調理・摂取
(6)評価項目: サービス改良・最適化のためのAI食摂取頻度と体重改善効果
(7)協力:株式会社asken
ウェルナスは、 本実証実験の実施結果を踏まえ、 2023年の「NEWTRISH」の商用化及びその後の規模拡大に向け開発を加速するとともに、
「AI食事業」の展開を通じ、 未来のwell-being社会に貢献する「健康実現のための未来食」の実現に努めて参ります。
※1 日本国内AppStoreとGooglePlayの「ヘルスケア(健康)/フィットネス」カテゴリにおける、
2022年1月~6月のダウンロード数および収益の合算(data.ai調べ)
※2 「個別栄養最適食」、 「AI食」、 「NEWTRISH」はそれぞれ商標出願中
※3 2022年7月時点の累計会員数
※4 栄養学を実生活に取入れているなど栄養知識を活用する能力
■ 株式会社askenについて
askenは、 栄養学の知見とAIをかけあわせ「ひとびとの明日を、 今日より健康にする」ことをミッションに、 下記の事業を展開しています。
・国内個人向けサービス:AI食事管理アプリ『あすけん』の開発・運営
・医療機関向けサービス:病院での栄養指導の一助として『あすけん』の食事記録と管理者向けシステムの提供
・法人向けサービス:従業員の食生活改善、 市民の健康増進などを目的とした『あすけん』の団体向け利用
・海外個人向けサービス:北米でのスマホアプリ『Asken Diet』の開発・運営
・食事療法を補助する治療用アプリ(医療機器プログラム)の開発
設立:2007年10月1日
所在地:〒163-1442 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー42F
株主: 株式会社グリーンハウス(100%出資)
コーポレートサイト:
■ 株式会社ウェルナスについて
食で実効的な健康を届ける信州大学発のヘルス・フードテックベンチャー。 信州大学学術研究院農学系・中村浩蔵准教授との共同研究により、
野菜のナスから自律神経活動調整に基づく血圧、 気分、 睡眠改善作用をもたらすコリンエステルという天然由来機能性成分を発見し、
臨床試験で効果を実証しました(国際特許出願済)。 この成果に基づき、
2020年から世界初となるナス由来コリンエステルを関与成分とするサプリメントを開発し販売を開始しました。 農林水産省:革新的技術開発・緊急展開事業において、
ナス生産者、 食品製造会社、 他大学・研究機関大学との官民共同チームの「ナス高機能化コンソーシアム」に参画(2017年ー2019年)、 その後、
機能性野菜ナス認知度向上のために「機能性野菜ナスコンソーシアム」を設立(2020年)。 代表企業として機能性ナスの普及に取り組んでいます。 ナス事業に加え、
食の機能を個々人ごとに個別最適化する「AI食」事業を始動(2019年)。 独自技術を活用して提案する「個別栄養最適食(AI食)」により、
個々人の体質やライフスタイルに寄り添った、 健康を含めた自己実現目標を達成するための「食」を提供することで、
未来のwell-being社会への貢献を目指します。 2020年より農林水産省フードテック官民協議会:ヘルス・フードテックWT代表。 (株)リバネス、
テックプランター第1回フードテックグランプリ最優秀賞など、 ビジネスコンテストにおいて受賞多数。
社名:株式会社ウェルナス
設立:2017年
資本金:2,100万円
代表者:代表取締役 小山 正浩 (博士・農学)
コア技術発明者:信州大学学術研究院農学系 准教授 中村 浩蔵 (博士・工学)
所在地:東京都杉並区高円寺南1-28-5
営業所:長野県諏訪郡下諏訪町東町中807-4
コーポレートサイト:
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