メドピア、病院電子カルテを中心としたリアルワールドデータ利活用事業を共同展開する4DINへ出資
診療データと医師のインサイトデータを用いた製薬企業向けデータ利活用サービスの構築を加速 メドピア株式会社(東京都中央区、 代表取締役社長 CEO:石見 陽、
以下:メドピア)は株式会社4DIN(東京都港区、 代表取締役:高橋 精彦、
以下:4DIN)が2022年10月28日付で実施する第三者割当増資による出資に応じることを決議いたしましたので、 お知らせいたします。
* 出資の背景・目的
メドピアは「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションに掲げ、
15万人以上の医師が参加する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」上で医師が臨床現場で得た知見を「集合知」として共有することで、
医師の臨床等における疑問や悩みの解決をサポートしてまいりました。 また、 医師の集合知プラットフォームを核に、
未病から終末期までの様々なヘルスケアの社会課題に応えるべく事業活動を推進しております。
4DINは20年近くに渡り、 医療機関に対し臨床情報研究プラットフォーム「SIMPRESEARCH」を提供してまいりました。 「SIMPRESEARCH」は、
蓄積された電子カルテデータを中心とするリアルワールドデータ(以下、 RWD※1)を医療機関や研究機関、 アカデミア、 ライフサイエンス企業に提供することで、
臨床研究支援を行っています。
両社は、
製薬企業に対して「RWD」の解析から導かれる創薬・開発や上市後における新たなソリューションを提供することを目的とした業務提携契約を2022年7月29日付で締結※2するとともに、
RWDの解析を通した臨床実態を把握するための調査や分析を企画推進しております。
これらの共同事業を展開する中で、 両社の更なる提携強化と事業展開を見据え、 今回の資本業務提携に至りました。 これによりメドピアは、
RWDの中でも約500万人規模の電子カルテデータを中心とした、 質の高いデータベースを構築しそれを利活用した事業を加速化することが可能となります。
「RWD」や医師の集合知による「インサイトデータ」のさらなる拡充を図るとともに、 「RWD」や「インサイトデータ」、
「マーケティングチャネル」の3つをシームレスに活用した新たな製薬企業向けマーケティング支援サービスの構築を加速してまいります。 また、
研究の着想段階から実施フェーズに至るまで、 医療データベースへのアクセスを容易にすることで、
研究サイクルの効率化を支援する「臨床研究支援」事業の展開も推進してまいります。 本サービスの提供を通し、 大学病院を主とした医療機関の、 病院経営の向上や、
患者特性の把握、 臨床アウトカムの向上を支援してまいります。
今後もメドピアと4DINは、 両社の強みを活かしながら、
患者さんおよび医療従事者から集める健康・医療データを活用した製薬企業向けの新たなマーケティング支援サービスを構築してまいります。
※1 リアルワールドデータ(RWD):
日常の臨床現場から生み出される医療データの総称。 健診データ、 DPCデータ、 電子カルテデータ、 ウェアラブルデバイスから得られるデータ等、
臨床試験以外で得られた患者さんや医療行為の情報。
※2 2022年7月29日付 メドピアと4DINの業務提携に関するプレスリリースはこちら:
https://medpeer.co.jp/press/10139.html
【メドピア株式会社の概要】
会社名: メドピア株式会社
所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
設立: 2004年12月
代表者: 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、 その他関連事業
URL:https://medpeer.co.jp
【株式会社4DINの概要】
会社名: 株式会社4DIN
所在地: 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 805
設 立: 2003年6月
代表者: 代表取締役 高橋 精彦
事業内容: 医薬品、 医業部外品の研究、 開発及びこれら業務の受託
臨床検査業務の受託
医薬品、 医業部外品の開発及び臨床検査に関するデータの提供及び分析
医薬品、 医業部外品の開発及び臨床検査に関するコンサルティング
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