海を渡りニューヨーク・ブルックリンの50 Norman AvenueにOPEN
Norman AvenueにOPEN 日本のクリエイティブチームが手掛けた空間『50
Norman』にCIBONEを率いる3社が集い日本の魅力を発信していく新たなプラットフォームとしてニューヨークに進出。
2022年9月16日にCIBONEは海を渡りニューヨーク・ブルックリンのグリーンポイントエリア、 50 Norman AvenueにOPENいたしました。
『50 Norman』と名付けたこの場所は、 日本のクリエイティブチームSchemata Architects、 TANK、 village(R)
とNYベースのBLANK designにより手掛けられた空間に、 フレンチ・ジャパニーズのレストラン「HOUSE Brooklyn」、
150年の歴史をもつ出汁の専門店「DASHI OKUME」、 そしてギャラリー&ストア「CIBONE」の3ブランドが集う新たなプラットフォームです。
それぞれの個性が程よく混じり合うことで、 唯一無二の引力となり、
この場所に新しい「居場所」や「共感」「つながり」を生み出しながら日本の魅力を伝えていく発信型プラットフォームとして、
イベントやワークショップなども展開していきます。 ここ数年で大きく価値観が変わりさらに情報の表面化が進む一方、
リアルな関係性に対する欲求もより強くなっていると感じる今だからこそ、 私たちはあえて日本を飛び出しこれまで培ってきた食とデザインの経験を活かして、
変革を望む人たちと手を組み、 新たな分野へも挑戦の幅を広げていきます
* CIBONE Brooklyn
2001年に青山でオープンし昨年で20周年を迎えたCIBONE。 これまで、
「ライフエディトリアル」をコンセプトに日本だけでなく世界のデザイナーやアーティストと繋がり、
エキシビジョンやイベントなどを通して数多くの美しいものたちを紹介してきました。
世界中のクリエーターと想いを共有し、 世界の文化を学びながらさまざまなものづくりに触れてきたこれまでの経験を活かして、 今度は日本の作家やデザイナー、
アーティストのものづくりをアメリカに向けて発信していきます。
CIBONE Brooklynは50 Normanの特徴でもある「食」を軸に持ちながら、
美しい生活道具の数々を作家の想いや関係する生活文化と共に提案していきます。
また、 併設するギャラリーでは、 年に6~8回程度の様々な企画展を計画しています。
初回の企画展は、 日本を代表する陶芸家小野哲平氏。 普遍的で時代に左右されることのない芯の強さを持ち合わせた哲平氏の作品が、
コロナを乗り越え大きく変化しようとする世界に強く共鳴してくれることを期待しています。 * SHOP INFORMATION
■店舗名:CIBONE Brooklyn(シボネ ブルックリン)
■住所:50 Norman Ave, Brooklyn, NY 11222
■営業時間:11:00-20:00
■URL:
■Instagram:cibone.brooklyn
* Main gallery/Teppei Ono
BrooklynにてMain galleryを最初に飾るのは日本を代表する陶芸作家、 小野哲平氏。
今までのCIBONEの節目にも大々的な展示で花を咲かせてくれ デザインというフィールドでライフスタイルの価値を創出していたCIBONEが、
真の意味でニュートラルにものの価値を提案するきっかけになったと言っても過言ではない存在。
このCIBONE Brooklyn出店に向けては、 特別に200点以上の作品を制作いただいています。
器はもちろん、 アートピースを含めた内容がラインナップいたします。
Energy
Teppei Ono
From September 16th to October 30th ,2022
高知の美しい山合に囲まれ作陶する、 日本を代表する陶芸家 ・小野哲平の作品展を開催いたします。
小野哲平の作品は一見、 正しく飾り気がなく、 とても素朴な表情をしていますが、 それは同時に、 一分の嘘がなく、 永年において普遍的、
そして時代に左右されることのない芯の強さを持ち合わせているといえます。
彼が土をこね、 薪をくべ、 火と対峙することによって生み出した、 感情を揺さぶるようなエネルギーは、
彼の作品をひとたび手に取った瞬間に感じることができるでしょう。
そしてただただ力強いということだけではない、 進むべき道を照らしてくれる光のような、 温かくおおらかな人間力に満ち溢れていることに気づきます。
彼の作品は、 わたしたちと共に寄り添い、 背中を押してくれるような存在になりえる、 すべての人にとって開かれた生きる活力の源泉です。
混沌としたこの世界において、 国籍や人種、 世代を超越し、 誰しもの手に取られることを静かに望んでいます。
土のうつわは一生に一度の出会い、 その出会いを逃さぬよう、 どうぞお楽しみください。
企画協力:祥見知生 うつわ祥見KAMAKURA
売り場には小野哲平氏を始めとした名立たる日本のクリエイターの作品がBrooklynを大いに沸かせます。
≪参加クリエイター≫
-Gallery-
小野 哲平
‐うつわ‐
阿南 維也 / 小野 哲平 / 小野 象平 / 尾形 アツシ / 境 道一 / 田宮 亜紀 / 鶴見 宗次 / 永島 義教 / 矢尾板 克則
/井藤 昌志 / 竹村 良訓 / Yoshida pottery / うーたん・うしろ / fresco/and more
‐アートアンドクラフト‐
秋山 亮太 / 河合 春奈 / 高野 夕輝 / 寺山 紀彦 / 中村 穣二 /盛永 省治 / 和田 朋子 / DUGUDAGll & SEE SEE /
KMNR™ / STUDIO Khii /and more
* HOUSE / French‐Japanese Restaurant
フランス料理の重厚な技術と、 京料理のミニマルなスタイルの味わいを生み出す技術を組み合わせたカウンター8席のみのフレンチ・ジャパニーズレストラン。
シェフのYuji Taniは、 京都で生まれ育ち、 フランス料理の名店で腕を磨いた後、 東京のレストランで長年エグゼクティブシェフを努め、 2007年、
東京の西麻布に『H O U S E』 をオープン。 新しいスタイルのフランス料理とcomfortableなサービスでAndrea FazzariのTokyo
New Waveなど多くの出版物でも取り上げられました。 また、 日本全国やN Y、 Londonなど国内外の数々
のコラボレーションディナーやアートイベントに参加し多くの経験を積む。 同時にホテル、 レストラン などのプロジェクトのコンサルティングも行っています。
* DASHI OKUME / Japanese Natural Broth Shop
1871年に創業し、 築地市場の前身である日本橋魚河岸の時代から150年以上、 乾物、 塩干 を扱い、
“美味しいものをいつまでも…”という企業理念をもとに確かな目利きでミシュランの星付きレストランなどトップクラスのレストランからも愛される水産仲卸「尾粂」。
DASHI OKUME代表の加納史敏は、 尾粂の5代目として東京都の築地に生まれ、 幼い頃から世界中の一 級品の魚介類に囲まれてきた経験を生かし、
世界に類を見ない日本独自のだし文化・魚食文化を国内外に広めています。
そんな「DASHI OKUME」は、 尾粂が150年分の知見と目利きを活かして、 無添加のだしと食品に特化したブランドです。 日本人が発見し第5の味覚として、
今では世界共通語になった”UMAMI”を存分に味わえる自家製だしパックや製法にこだわり抜いたひも の・西京漬け、
日本の職人たちが作り上げた逸品を日本全国から取り揃えました。 ショップに併設されたイートインスペースでは、
尾粂のひものやだしをふんだんに使った味噌汁が味わえます。 またオーダーメイドだしパックは、 日本産無添加の30 種類の原料から数種類を選べ、
世界に1つだけのだしパックを作ることができます。 原料を粉砕、 充 填、 包装する製造工程もすべて目の前で行われ、
「えらぶ」「つくる」「あじわう」の全ての工程を楽しめます。
* About us
■Architect : Jo Nagasaka / Schemata Architects
スキーマ建築計画代表。 1998年東京藝術大学卒業後にスタジオを立ち上げ、 現在は北参道にオフィスを構える。 家具から建築、 そして町づくりまでスケールも様々、
そしてジャンルも幅広く、 住宅からカフェ、 ショップ、 ホテル、 銭湯などなどを手掛ける。 どのサイズにおいても1/1を意識し、 素材から探求し設計を行い、
国内外で活動の場を広げる。 日常にあるもの、
既存の環境のなかから新しい視点や価値観を見出し「引き算」「誤用」「知の更新」「見えない開発」「半建築」など独特な考え方を提示し、 独自の建築家像を打ち立てる。
〈代表作〉
Sayama Flat / HANARE / FLAT TABLE / ColoRing / BLUE BOTTLE COFFEE / 桑原商店 / お米や /
DESCENTE BLANC / HAY /東京都現代美術館 サイン什器・家具/武蔵野美術大学16号館など
■Craftsman Work : TANK
福元成武により2010年に設立。
建築現場施工管理をはじめとし、 建築・内装・家具デザインから
現場大工・家具製作などの活動を行ない、 時代に沿った新しい工法を探究している。
■ArtDerection : village(R)
グラフィックデザイナー長嶋りかこによるデザイン事務所。 アイデンティティデザイン、 サイン計画、 ブックデザインなど、
グラフィックデザインを基軸としながら活動。 これまでの仕事に「札幌国際芸術祭”都市と自然”」(2014)、 「東北ユースオーケストラ」(2016-)、
「アニッシュカプーアの崩壊概論」(2017)、 「堂島ビエンナーレ」(2019)、 「デヴィッド・リンチ 精神的辺境の帝国」(2019)、
デサントの環境保全活動「RE:DESCENTE」(2020/6-)、 ポーラ美術館の新VI計画(2020)、 「Ryuichi Sakamoto:
Playing the Piano12122020」(2021)、 ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示(2021)など。
今回の50Normanは長嶋とデザイナーの稲田浩之が担当。
https://www.rikako-nagashima.com/
■Sound Direction : Whitelight
1981年に前身となる田口製作所が設立し、 TAGUCHIブランドが発足、 コンサート用・建築設備用スピーカーシステムの開発製造を始め、
国宝寺院や国会議事堂や国立劇場や美術館、 大小建築空間やホール、 シアター、 野外施設等へ多数の納入実績がある。 2015年に、
従来のスピーカーに疑問を持つ音響エンジニア達が、 TAGUCHIブランドにおいて独自の音響技術を確立したスピーカーを開発製造する為に集結し、
田口音響研究所を設立。 電気音響再生システムで最も重要な構成部品である平面波スピーカーユニットと、 熟練の木工職人によるエンクロージャーボックス等、
全て日本国内で研究開発および製造をする。 平面波スピーカーの特徴である質感/気配/佇まいの正確な表現力を活かし、
弱音楽器のための電気PAを感じさせない繊細なコンサートや、 遠距離到達性が高く明瞭な大型野外システム等、 特殊用途のスピーカーを開発し実用化している。
■Background music : OLAibi
モンゴルをルーツに持ち、 18 歳でドイツに渡り電子音楽や現代音楽に触れる。 その後、 太鼓を中心としたマルチアーティストとして活動を始め、 OOIOO
のドラマーとして活動後、 広大な森に移り住み、 年月をかけ森の生物の生態と音を録り続けている。 様々な国、 民族の言語を全てカタカナに置き換え、
語感と言霊を頼りにリリックを綴り、 そこにドラム、 民族楽器、 おもちゃのキーボードなどをサンプリングしたビートと、
住う森の音を織り重ねパフォーマンスを行っている。
■BOOK Select : KOMIYAMA TOKYO
小宮山書店は1939年に創立し、 世界一の本の街、 神田神保町で80年以上続いている古書店です。 古書店の既成概念を見直し、
過去の秀逸な作品に光をあて新しい価値を見出すことで、 日本のカルチャーを世界に発信し続けています。 店内では、 写真集、 ファッション、 クィアアートや、
民芸・工芸など日本の文化を伝える書籍、 雑誌の他、 ヴィンテージのフォトプリントやポスター、 アート作品の販売に力を入れており、
KOMIYAMAならではのミックスカルチャーをお客様に楽しんでいただけるようフロアを展開しています。 KOMIYAMA TOKYOとしては、 国内外のアート、
ブックフェアに出展。 2020年より、 アートイベント「REAL TOKYO ART」を主催し、
店内のアーカイブと共にアーティストの新作を展示販売する試みをスタートしました。 アパレルショップとのコラボレーションや、 オフィス、
ホテルのブックディスプレイなど、 書店外での活動にも積極的に取り組んでいます。 どんな時代も、 本やアートが人を豊かにすると信じ、 新たな文化の発信地として、
これからも皆様にオモシロイものをお届けしてまいります。
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