前作は2万部突破 給食がテーマの連作短編集 待望の続編『給食アンサンブル2』10月12日(水)発売!

待望の続編『給食アンサンブル2』10月12日(水)発売! 小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、

代表取締役社長:吉田直樹)は、 書籍『給食アンサンブル2』(如月かずさ 作/五十嵐大介 絵)を10月12日に発売しました。

給食をテーマに中学生の揺れる心情を描いた『給食アンサンブル』シリーズの2作目です。 前作『給食アンサンブル』は2万部を突破。

国語の入試問題として作品が選出されたり、 作中の給食メニューが複数の学校でコラボ給食として提供されたりするなど、 さまざまな形で愛される作品となっています。

2018年『給食アンサンブル』の刊行後、 新型コロナ感染拡大により、 学校給食の風景は大きく変化しました。 『給食アンサンブル2』は、

「かつてのような楽しい給食の時間が戻ってくるように」という作者の願いとともに、 思春期の揺れる心情を細やかに描き、

懐かしい給食の思い出も呼び起こしてくれる1冊です。 * 本書の概要

部活を辞めたことを引きずる慎吾、 推しキャラへの想いに心乱れる朋華、 熱くなれないたちの楓乃、 吹奏楽部の改革に孤軍奮闘する高城、

「いい人」しか取り柄のない三熊、

長い片想いを続ける千秋。

それぞれに迷いや悩みを抱えた6人の中学2年生。

彼らの胸にひそむほんとうの気持ちを、 給食が教えてくれる。

あたたかな音色を奏でるアンサンブルストーリー。

■ 作者の言葉

かつてのようなたのしい給食の時間が、

1日も早くもどることを願って――

いつか書きたいと思い続けていましたが、 いまこの時期に『給食アンサンブル』の2年生編を世に送りだすことには迷いもありました。机を班の形にして、

にぎやかに食事をとる。 作中で描いたそんな給食風景が、 現実にはまだもどってきていないからです。

しかし物語は現実を写しとるものであると同時に、 願いを映しだすものでもあります。 かつてのようなたのしい給食の時間が、 1日も早くもどることを願って、

この物語を読者の皆様に贈ります。

――作者:如月かずさ

* 目次

1 アーモンドフィッシュ

2 ハヤシライス

3 ミートボール

4 クリームシチュー

5 くじらの竜田揚げ

6 牛乳

* 書籍概要

タイトル:給食アンサンブル2

著 者:如月かずさ(作)、 五十嵐大介(絵)

定 価:1,320円(税込)

仕 様:188mm×128mm / 208ページ

発 行:光村図書出版

発 売 日 :2022年10月12日

I S B N : 978-4-8138-0419-2

U R L:

https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobunohon/book_th007.html

* 作者プロフィール

作:如月かずさ(きさらぎ・かずさ)

1983年群馬県生まれ。 児童文学作家。 『サナギの見る夢』で講談社児童文学新人賞佳作、

『ミステリアス・セブンス─封印の七不思議』(岩崎書店)でジュニア冒険小説大賞、 『カエルの歌姫』(講談社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。 作品に、

『給食アンサンブル』(光村図書)、 『スペシャルQトなぼくら』(講談社)、 「パペット探偵団事件ファイル」シリーズ、 「怪盗王子チューリッパ!」シリーズ(以上、

偕成社)、 「なのだのノダちゃん」シリーズ(小峰書店)などがある。

絵:五十嵐大介(いがらし・だいすけ)

1969年埼玉県生まれ。 漫画家。 「月刊アフタヌーン」(講談社)にて四季大賞を受賞し、 デビュー。 『魔女』(小学館)で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、

『海獣の子供』(小学館)で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。 作品に、 『リトル・フォレスト』『ディザインズ』(以上、 講談社)、 作品集に『ウムヴェルト

五十嵐大介作品集』(講談社)などがある。

~担当編集者より~

「どうかその心根を大切にして、 素敵な大人になってください」

これは、 『給食アンサンブル2』のある場面に出てくる台詞です。 如月さんからの最初の原稿を読んでいて、 この言葉に出会った瞬間、

しばらくそこから目を離せなくなりました。 子どもの頃の自分に向けて言ってもらっている感覚と、 自分が子どもたちに伝えたい思い。 その両方がまざった、

とてもやわらかな気持ちで、 胸がいっぱいになったのです。 五十嵐さんの息をのむほどに素晴らしい絵と対面したときにふっと浮かんだのも、 この言葉でした。

この言葉にこめられた思いとともに、 『給食アンサンブル2』をお届けします。 (編集部・濱野)

* シリーズ1作目『給食アンサンブル』も好評発売中!

中学1年生6人を主人公にすえた、 シリーズ1作目『給食アンサンブル』も好評発売中です。 『給食アンサンブル2』には、 1作目の登場人物も登場するので、

2作目を読むと彼や彼女たちのその後の様子に触れることもできます。

<書籍概要>

タイトル:給食アンサンブル

著 者:如月かずさ(作)、 五十嵐大介(絵)

定 価:1,045円(税込)

仕 様:188mm×128mm / 192ページ

発 売 日:2018年9月5日

I S B N : 978-4-8138-0078-1

U R L:

https://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/tobunohon/book_th002.html

~ 読者の言葉~

シリーズ1作目を読んだ読者の方から、 こんなお言葉をいただいています。 * 登場人物が2年後の約束を交わす場面がお気に入りで、 その2年後が気になります。

だからお願いです。 続編を出してほしいです。 (10歳)

* 学校でいちばん好きなのが給食の時間でした。

自分の小学生時代の給食を思い出しながら読みました。 一生大事にしたい本です!(50代)

* たまたま読んでいた『給食アンサンブル』が、 塾の国語のテストに出てきて、

びっくりしました。 (12歳)

* 会社概要

[商 号] 光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co.,Ltd

[代表者] 代表取締役社長 吉田直樹

[創 立] 1949(昭和24)年2月26日

[資本金] 3,000万円

[年 商] 110億8,901万円(2021年10月期)

[従業員数] 227名(2022年4月現在)

[所在地] 東京都品川区上大崎 2-19-9

[T E L] 03-3493-2111(代表)

[U R L] https://www.mitsumura-tosho.co.jp/

https://www.mitsumura-tosho.co.jp/

[事業内容] 小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行/一般書籍・教育書等の編集・発行 学習用ソフトウェアの企画・制作