福島復興給食センターが次亜塩素酸による除菌ロボットを導入
フィンガルリンクがロボットで東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業に貢献 ~ IoT・AIソリューション開発の株式会社SGST(本社:東京都港区、
代表取締役:小鹿泰光、 以下当社)は、 新型コロナウイルス対応として飲食店、 レジャー施設、 一般企業、
医療機関向けにロボットやIoT製品による非接触サービス化の展開を進めています。 今般、
東京電力福島第一原子力発電所の福島復興給食センター内に次亜塩素酸による除菌ロボットが採用されましたのでご報告いたします。
当案件は医療機器開発・販売のフィンガルリンク株式会社(本社:東京都台東区、 代表取締役:名郷根 正昭)の協力を得て正式採用となったものであります。
本年8月に実施したPOCを通じ、 「安心・安全・衛生面UP」を確認でき、 従業員及び関係スタッフの高評価を得たことで正式導入の運びとなりました。
当給食センターは、 東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業に従事される方々へ「温かい食事」を提供し、
「食」の力で廃炉作業の一層の推進と福島の復興に貢献しています。
【POCの概要】
正式製品名:次亜塩素酸水空間噴霧除菌ロボット
POC期間:2022年8月3日(水)~8月16日(火)(POC実施後に導入決定)
導入日:2022年9月14日(水)
導入企業情報:福島復興給食センター株式会社
代表取締役社長:渋谷 昌俊(NGF執行役員)
事業内容:食事の製造、 販売
設立年月日:2014年9月9日
https://ffk-fukushima.jimdofree.com/
【除菌ロボット運用方法】
施設稼働時間外に次亜塩素酸水空間噴霧除菌ロボットを運転開始し、 機材・器具の除菌を自動的に行います。
平日において1回目(複数周回)は20時~、 2回目(複数周回)は2時~、 指定ルートをロボットが自動走行し次亜塩素酸水を噴霧します。
走行中に一定量を噴霧しますが、 重点的に除菌したい場所においては追加的に噴霧時間を長くできるよう調整しています。
【ロボットの評価】
導入後の効果として、 「安心・安全・衛生面UP」への関心がより高まっております。 食材を扱う上でロボットが無人で夜間噴霧をしてくれることで、
安心して昼間の業務を進めることができます。 また、 人手による除菌と違い、
ロボットが自動噴霧することで設定どおりに一定量を均等に噴霧できる点などを評価して頂いております。
なお、 当給食センターは、 10月6日に福島県庁にて記者会見し、 新型コロナウイルスを含め多くのウイルスへの除菌効果が実証されている次亜塩素酸水で、
福島大と連携していくことを表明しました。 これを受け福島大/共生システム理工学類の小沢喜仁特任教授は「殺菌や除菌を目的としたアルコールは使いやすいが、
人体への刺激が強く、 引火性などから噴霧には不向き。 それを補うために次亜塩素酸水が使われることが重要」と述べられました。
【次亜塩素酸水空間噴霧除菌ロボット概要】
今回、 導入されたロボットは次亜塩素酸水を空間に噴霧する自走型ロボットで、
水道水と次亜塩素酸ナトリウムを特殊なイオン交換樹脂に通す「イオン交換法」と呼ばれる最新型製法です。
医療機器メーカーのフィンガルリンク株式会社と福島大との共同研究の成果であり、 従来の製法より除菌効果や安全性、 純度の高さ、
長期保存に優れているとされています。 同社の関連会社テリオスプラス(福島市)が「七福水(しちふくすい)」の商品名で販売しています。 噴霧液の長所として、
殺菌力の強さに加え、 水の4~5倍の速さで蒸発するため広範囲に行き渡り、 生成時に食塩などの副産物が極めて少なく、
繰り返し噴霧しても不純物の蓄積がないことが期待されています。
ロボットは縦50センチ、 横50センチ、 高さ1.43メートル(噴霧ノズル含む)で、 人工知能(AI)を駆使して障害物を自動回避します。
ロボットによる噴霧は東京電力福島第1原発において9月中旬より無人となった夜間に1日4時間ほどで行われています。
【フィンガルリンク株式会社概要】
社名:フィンガルリンク株式会社(英文名 FINGGAL LINK CO.,LTD.)
本社:東京都台東区元浅草二丁目6番6号
設立:1990年6月21日(平成2年)
拠点:国内7拠点
事業内容:
・各種医療機器システムの開発・販売・保守
・生体センサ、 健康N/Wシステムの開発・製造・販売、 保守
・感染防止機器の販売、 臨床血液検査の受託検査等
次亜塩素酸水空間噴霧除菌ロボットに関しては、 2022年9月よりSGSTと代理店契約を締結、 販売活動を推進しております。
http://www.finggal-link.com/
【SGST概要】
IoT、 AIの領域において日本内外の最先端ソリューションにいち早く取り組み、 日本の顧客向けにすばやく導入することを目指すシステムインテグレーターです。
ラピッド・プロトタイピングによるアジャイル開発手法を特色とし、 短期高速デリバリーで優位性を発揮します。
社名:株式会社SGST
代表取締役社長:小鹿泰光
本社:東京都港区4-1-1神谷町トラストタワー23F
事業内容:IoT、 AI を活用したソリューションの企画・開発・運営・メンテ
(ブランド名:Puvio:Product Upon Various Intelligence Objectiveの頭文字で「人工知能製品」の意味)
-Puvioスマートロッカー(AI搭載、 非接触での受渡し用スマートロッカー)
-Puvio イメージングサーチ(商業施設等における AI による顧客動線分析)
-Puvio パーキング(AI画像処理による駐車場管理システム)
-海外製ロボットの国内展開、 輸入及び代理店(UBTECH社、 Pudu社、 CIOT社など)
-Puvio光触媒空間除菌ロボット 日本初&独占総代理店
-Puvio AI 電子黒板(クラウド連携型次世代ホワイトボード)
-JuBY2021(ジュバイ:顔、 指紋、 網膜、 静脈などによる生体認証ゲートウエイサービス)
-無人店舗ソリューション
-重量センサー、 画像処理 AI、 QR コード決済によるセルフレジ
ホームページ:
【本件に関するお問合せ先】
株式会社SGST
広報担当:事業推進部GM 小鹿真理子、
TEL:03-4500-9880
メール:HP記載のContactをご利用ください。
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