モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史の初作品集の発売を記念して『BOOKMARC』にてトーク&サイン会を開催!

モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史の初作品集の発売を記念して『BOOKMARC』にてトーク&サイン会を開催!

ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア『BOOKMARC(ブックマーク)』にて、

モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、 気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史

(うひら・ごうし)氏のアートワークとデザインワークで構成された初の作品集『Cosmos of Silence』(ORDINARY

BOOKS刊)の出版を記念して、 著者・宇平剛史氏と、 tattva編集長・花井優太氏、

インディペンデント・キュレーター・板橋令子氏による特別鼎談を開催します。 鼎談終了後著者のサイン会も行います。 皆様のご来店お待ちしております。 宇平剛史

“COSMOS OF SILENCE” 発売記念 トーク&サイン会

日時:2022年11月4日(金) 19:00 ~

Guest: 宇平剛史(著者)、 花井優太(tattva編集長)、 板橋令子(インディペンデント・キュレーター)

場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14

■イベント参加方法

・イベントは観覧フリーです。 購入者先着で椅子をご用意します。 満席の場合は立ち見になりますのであらかじめご了承ください。

会場満員の場合は入場制限をする場合もございます。

・鼎談終了後、 宇平剛史氏のサイン会を行います。

・10/28(金)午後12時より、 店頭もしくはお電話による事前予約承ります。

(TEL: BOOKMARC 03-5412-0351 (12:00-20:00)

■店頭以外での販売方法

イベント翌日11/5(土) PM12:00 より、 お電話・メールによる対象書籍(サイン入り)の販売も承ります。

TEL: BOOKMARC 03-5412-0351 (11:00-20:00)

E-mail: [email protected]

・送料、 決済手数料お客様負担となります。 地域別・国別で料金は変動致しますので予めご了承ください。

■商品情報

宇平剛史:Cosmos of Silence

販売価格:5,940円(税込価格)

発行=株式会社ORDINARY BOOKS

判型=A4判縦 (上製本)、 136頁

寄稿=沢山遼、 星野太

編集=三條陽平、 装幀=宇平剛史

印刷=株式会社サンエムカラー

製本=有限会社篠原紙工

言語=英日

発行日=2022年10月22日

モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、 気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史 (うひら・ごうし)。

これまでのアートワークとデザインワークで構成された初の作品集『Cosmos of Silence』が、 ORDINARY BOOKSより刊行されます。

繊細で複雑な人肌のテクスチャーを印刷表現で提示する《Skin》シリーズをはじめ、 海外ブランドや企業とのデザインワークを紹介。 また生い立ちから、

今後の展開を宇平自身が語ったインタビュー「静かで遅いイメージ──繊細な領域を知覚する」のほか、 美術批評家の沢山遼による論考「肌理の倫理」、

美学者の星野太による文章「愛の設計」を収録。 巻末には、 造本時に採用したさまざまな紙の仕様が掲載されています。

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現代の日本で、 宇平は、 色彩を排し、 配色を白から黒にいたる濃度の諧調 (グレースケール)

に限定するストイックな姿勢においてきわめて例外的かつ稀有なデザイナー/美術家である。 そのような姿勢は、 宇平自身の個人的嗜好にのみよるものではない。 それは、

そこで用いられる「紙」という素材を直接現前させ、 紙の事物としてのあり方を全面的に肯定する、 という、 いわば「紙の存在論」に基づく (宇平が述べるように、

そこには「紙は神である」という厳粛な規定が存在する)。

主体に先行してすでに存在するマテリアルの表面を擁護すること、 あるいはそれを身体の皮膚のように捉えることを通じて、 宇平の仕事は、

身体-環境系のなかにおいて芸術を実践することに結びついている。 […中略…] そこでは、 内部-外部の境界の連続性、 相互浸透こそが実践される。

そこに認められるのは、 複数の領域の境界を横断、 媒介する界面 (インターフェイス) としての表面である。 そのような界面の運動に注視することを通じて、

事物の表面は表面ならざるものへと反転する。 […中略…] それは、 視覚的な注意の経済から、 触覚的・肉体的な関係の体制へと移行することである。

──本書内収録の沢山遼による論考「肌理の倫理」より

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■プロフィール

宇平剛史|Goshi Uhira

現代美術家・デザイナー。 東京を拠点に活動。 1988年福岡県福岡市生まれ。 東京都立大学 (旧首都大学東京)

システムデザイン学部インダストリアルアート学科修了。 人の皮膚がもつ無限の肌理を高精細のグレースケール写真で提示する連作《Skin》や、

数千個のガラスの球体を用いたインスタレーション作品《Glass Balls》などを発表している。 2021年に横浜市民ギャラリーで個展「Unknown

Skin」、 2020年にNADiff a/p/a/r/tで「呼吸する書物|Breathing Books」を開催。 2020年に3331 Arts

Chiyodaで開催された3331 Art Fairに参加し、 小池一子賞を受賞。 装幀を手がけた主な書籍に、 星野太『美学のプラクティス』(水声社、

2021年)、 沢山遼『絵画の力学』(書肆侃侃房、 2020年)、 荒川徹『ドナルド・ジャッド』(水声社、 2019年)、

横田大輔『Vertigo』(Newfave、 2014年) など。

https://www.goshiuhira.com/

https://www.instagram.com/goshiuhira/

花井優太|Yuta Hanai

1988年生まれ。 編集者。 カルチャー誌やウェブメディア、

企業のブランドブック制作などを経験したのち2021年にブートレグからビジネス&カルチャーブック『tattva』創刊。 同誌編集長。

企業のコミュニケーション領域のプランニングも行なっており、 エディトリアルをバックボーンとしながら、 世の中の文脈にフィットまたは先見性を持った戦略、

クリエイティヴを得意とする。 受賞歴に日経広告賞部門優秀賞、 毎日広告デザイン賞準部門賞など。 著書に鷲尾和彦との共著『カルチュラル・コンピテンシー』がある。

photo by Aya Kawachi

板橋令子|Reiko Itabashi

キュレーター。 慶應義塾大学卒。 文化・交流を生み出す持続的な街づくりに携わりたいと考え、 文化事業を重視する企業に入社。

アーティストとコラボレーションした大型インスタレーションやイベントの企画を多数経験したほか、 現在は新規開発プロジェクトにおける文化施設の立上げに携わる。

個人の活動として、 展覧会の企画、 トークイベントのキュレーションおよび聞き手、 ウェブメディアでの記事企画・執筆などに取り組む。

「ネクスト・キュレーターズ・コンペティション 2021」受賞

「Mother nature」(N&A Art SITE)開催

アーティスト・イン・レジデンス「川久AIR2022」審査員および成果展「KAWAKYU ART Exhibition 2022」(川久ミュージアム)

T2 Collection「Terroir」(D/S/G/P)開催

T2 Collection「Terroir」(D/S/G/P)開催

http://reikoitabashi.com/

https://www.instagram.com/reiko_and_/

ORDINARY BOOKS

2022年設立。 本に関わる全て (出版・流通・販売・選書) を手掛けるブックレーベル。 「一過性の流行に左右されず、

長く語り継がれる本を大事に扱うこと」「本を社会のコモンにすること」をビジョンに掲げている。 本書『Cosmos of Silence』が出版第一作目となる。

https://www.ordinarybooks.com

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