「一般社団法人りぷらす」と「みやぎ生活協同組合」が協働し、健康づくりの担い手育成を開始します。
国内の介護領域の社会課題解決に取り組む、 一般社団法人りぷらす(代表理事橋本大吾)は、 みやぎ生活協同組合(代表理事冬木勝仁)と協働して、
みやぎ生協の店舗を活用し、 社会的孤立予防のための人材育成の取り組みを開始致します。 みやぎ生活協同組合は、 地域の方の安全・安心なくらしと未来を見つめ、
自然との共生や福祉・子育て支援など、 メンバー(組合員)の方とともに社会貢献にも力を注いでいます。
この度、 SDGsにおける17の目標のうち第3の目標の「すべての人に健康と福祉を」、 第11の目標の「住み続けられるまちづくりを」の実現に向けて、
これからの超高齢社会を支えるために、 高齢者が健康で楽しみを増やしながら仲間づくりや活発なコミュニティーを作り、
また地域の方々が助け合いや支え合いができる地域を作るため、 一般社団法人りぷらすと協働することとなりました。
一般社団法人りぷらすでは、 2014年から実践してきた、 「おたがいカラダづくりサポーター」の育成のシステムを活用し、
健康づくりを担う人材の育成を実施していきます。
長引く新型コロナウイルス感染拡大によって、 高齢者の社会的孤立及び外出の自粛に伴う、健康状態の悪化が明らかになってきています。
国立長寿医療研究センターの研究によると、 ”新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、高齢者の身体活動時間が約3割減少しており、
新型コロナウイルス感染症収束後には要介護高齢者が増加する可能性がある”と報告があります。
引用)
https://www.ncgg.go.jp/hospital/documents/kansenyobo.pdf
一般社団法人りぷらすは、 東日本大震災の最大被災地である宮城県石巻市にて、 2014年から住民主体の健康コミュニティーづくりの実践を行ってきた団体です。
石巻市、 石巻専修大学、 花王株式会社、 ジャパンプラットフォームなどと協働し、 2014年から2018年までに、 14回の講座を実施し、
135名の方が受講しました。 その方々が体操を延べ352回実施し、 3913名の方が体操に参加してきました。 2019年以降の体操教室は、
住民自身の自主運営となっております。
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2019年にはこの活動の取り組みを形式知するために本の作成資金をクラウドファンディングにて調達しました。
その結果、 753,000円の資金が集まり、 142名の方に本を配布いたしました。
また、 新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年3月から各地域のコミュニティーづくりに活用して頂きたいと思い無償配布の希望を募り、
5月に約50箇所へ配布しました。
今後は、 みやぎ生活協同組合と連携を図り、 高齢者の社会的孤立予防の取り組みをはじめとした、
地域住民が生きがいや楽しみを持って暮らせる地域づくりを展開してまいります。
これからの取り組み
らくらくフィットネス
日時:1月28日 10:00~11:30
場所:みやぎ生協岩沼店2Fメンバー集会室 住所_岩沼市梶橋2-30
きらきら健康サポーター養成講座
日時:2月4日、 2月11日 10:00~16:00
場所:みやぎ生協岩沼店2Fメンバー集会室 住所_岩沼市梶橋2-30
活動資金の助成について
2020年度CO・OPささえあい助成の助成を頂き活動しております。
一般社団法人りぷらすについて
https://replus.mystrikingly.com
一般社団法人りぷらすは、 2013年に東日本大震災の最大被災地である宮城県石巻市で設立しました。
子供から高齢者まで病気や障害の有無に関わらず地域で健康的に暮らし続けることができる社会を創造するを理念に、 介護障害福祉事業、 コミュニティーヘルス事業、
仕事と介護の両立支援事業を行なっています。 障害者や高齢者、 そして介護を担う介護者や企業を支えながら、 他の地域でも応用可能なモデルを作り、
「ありたい暮らし」ができる社会づくりを継続してまいります。
みやぎ生協について
みやぎ生協は、 1982年に宮城県学校生協と宮城県民生協の2つの生協が合併して誕生しました。 宮城県学校生協は、
戦後間もない1947年から学校の先生方が中心となって設立した「宮城県学校用品購買組合」としてスタートし、
1952年に法人格を取得し正式に生活協同組合となりました。 1952年当時の組合員数は約1,000人、 供給高は1,368万円でしたが、
合併時の1982年には組合員数62,449人、 供給高約120億円となり、 全国の学校生協では最も規模の大きい生協の一つでした。
宮城県民生協は大学生協で生協活動を行っていた方々が中心となって、 1970年に設立されました。 1970年度の組合員数は3,400人、
供給高は2億3,091万円でした。 合併時には組合員数55,284人、 供給高は約150億円でした。
当時は大型生協同士の合併ということで全国的にも注目されました。 2つの大型生協が合併して誕生したみやぎ生協は、 流通業における単なる一つの業態ではなく、
人と人とが協同して「よりよいくらし」を実現するため、 みやぎ生協の発展を通して、 日本生協運動の発展・強化に寄与する、 という高い志を掲げました。
以来30年間にわたり、 地域の人々の暮らしをよりよくする活動や、 その時々の社会問題に積極的に関わり、 2019年度は組合員数95万人、
供給高1,260億円という全国でも有数の規模の生協となりました。
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