『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2022』 兵庫県・淡路島で開催 “Well-being”をテーマに新産業創出を目指す最優秀賞・優秀賞決定!
Well-beingビジネスコンテスト2022』 兵庫県・淡路島で開催 “Well-being”をテーマに新産業創出を目指す最優秀賞・優秀賞決定!
株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、 代表取締役グループ代表 南部靖之)は、
“Well-being”をテーマにした新産業創出を目的にしたイベント『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2022』内の ピッチイベントにて、
応募者の中から選ばれたファイナリスト20名による公開プレゼンテーションを11月1日(火)に実施。 この度、 最優秀賞3名、 優秀賞3名が決定いたしました。
受賞者には、 パソナグループが淡路島で展開する事業との連携や、
淡路島内での実証実験などを通した事業化支援を行う「インキュベーションプログラム」の提供などを行ってまいります。
なお、 本ビジネスコンテストはiPS細胞による再生医療の第一人者であり、 ヘルスケア領域などでベンチャー創出にも取り組まれている大阪大学名誉教授
澤芳樹氏が発起人を務める「MIRACLE」(代表法人:SUNDRED株式会社)と、 一般社団法人「inochi未来プロジェクト」を共創パートナーとしています。
■ ピッチイベント 最優秀賞・優秀賞
【 からだ部門 最優秀賞 】
株式会社CCHサウンド 河野 猛 (こうの たけし)
「第3の聴覚経路『軟骨伝導』現象を活用した新規ヒアラブルデバイス(補聴器・集音器・イヤホン)の実用化」
高齢化が進む日本において、 特に高齢者の難聴は、 認知症にかかる大きなリスクがあるといわれている。 そこでその「聴こえ」の課題を解決するために、
「軟骨伝導経路」を活用したデバイスの実用化を提案。 「軟骨伝導」
は、 耳の軟骨を振動させ、 外耳道(耳の穴の中)で発生する音源が空気を振るわせることで鼓膜に音を伝える方法で、
ビジネス・スポーツ・レジャー・医療・介護など幅広い分野で応用が可能。 今後、 「軟骨伝導経路」を活用したインターコミュニケーションツールを開発していくとともに、
軟骨伝導の社会実装に向けて取り組む。
【 からだ部門 優秀賞 】
株式会社Sydecas 寄玉 昌宏(よりたま まさひろ)
「あらゆる食の制限を超える 蒟蒻由来の次世代フード『NinjaFoods』」
糖尿病や高血糖、 肥満、 アレルギー等の理由で食事制限を強いられている人は増えている。 そして食べたいものを我慢すること自体が、 ストレスを抱える要因となり、
心身の健康に悪影響を与えている。 そこで、
食物繊維豊富でヘルシーな蒟蒻(こんにゃく)由来の独自素材“NinjaPaste”を使った“NinjaFoods”を通して、
「あらゆる食を自由にする」ことを目指す。 そして、 大豆ミートや廃棄野菜等と“NinjaPaste”と掛け合わせることで、
低糖質・低カロリー・アレルゲンフリーな次世代フードを開発し、 食制限を抱えている方々でも、 自由に食を楽しめる世界を実現する。
【 こころ部門 最優秀賞 】
株式会社トータルブレインケア 河越 眞介(かわごえ しんすけ)
「脳体力トレーナー『CogEvo』で全世代のウェルビーイングの実現」
脳に関する病気で最も深刻な社会課題である「認知症」に対して、 脳体力トレーナー「CogEvo」を提案。 「CogEvo」は、
症状のもととなる認知機能を数値化し、 予兆を事前に察知することで、 本人がより良い状態で過ごせる
ように生活を整えることができる。 既に40以上の自治体や大手企業で取り入れられており、 今後、 淡路島等高齢化が進む地域全体で導入を行うことで、
地域住民の方々と自治体、 企業、 医療機関によるミューチュアルな社会の
実現に寄与していく。
【 こころ部門 優秀賞 】
スパイスキューブ株式会社 須貝 翼(すがい つばさ)
「世界中どこでも農業を実現する空間づくり」
就農者の後継者不足が深刻化し、 近い将来、 国産の野菜が調達困難になるといわれている。 そこで、
水と電気だけを使用した世界中どこでも農業ができる空間作りを提案。 そして、 ただ食べるものを作るだけではなく、 小さな
スペースを活かして家族や同僚と一緒に野菜を育てることで、 心が繋がるコミュニケーションを生み出す仕組み創出する。
【 きずな部門 最優秀賞 】
株式会社シェアメディカル 峯 啓真(みね よしまさ)
「専門医の耳と知見を持ったAI聴診器の開発」
学校検診の時に聴診器の付け外しで耳が痛いという医師の悩みを解消するためにデジタル聴診デバイス「ネクステート」を開発。 コロナ禍で医療現場が大きく変わる中、
安全に聴診できると多くの医療機関で導入。 また、 デジタル化された聴診音をオンライン診療に活用する遠隔聴診法を発明。 さらにAIを活用することで、
将来的に家庭で誰でも使える聴診器を開発し、 親子・家族のケアコミュニケーションにも活かしたい。
【 きずな部門 優秀賞 】
ユナイテッドシルク株式会社 河合 崇(かわい たかし)
「『スマート養蚕システム』を活用したシルクのフードテックへの応用」
タンパク源の不足が社会課題となる中、 新たなタンパク源として国際的な需要が高まるシルクの活用を推進するために、
生産効率を大幅に向上させる「スマート養蚕システム」の活用と独自のシルクたんぱく質抽出技術を開発。
そして淡路島をはじめとする地域の皆様や、 パートナー企業との協業等を通して、 シルクを活用した商品開発等を行いながら、 美容・健康・医療の分野で、
地域共創を目指していく。
■『Awaji Well-beingビジネスコンテスト2022 ピッチイベント』 概要
開催:
2022年11月1日(火)
対象:
“Well being”をテーマに新産業の創出を目指す起業家や、 企業
募集テーマ:
「からだ」/ 最新の医療や、 食などをテーマにした事業
「こころ」/ 生きがい・思いやりなどをテーマにした事業
「きずな」/ 働く・互助・コミュニティなどをテーマにした事業
特徴:
最優秀賞・優秀賞を受賞した方は、 以下特典が受けられます
・パソナグループが淡路島で展開する事業との連携や、 淡路島内での実証実験などを通した事業化支援を行う「インキュベーションプログラム」の提供
・パソナグループが淡路島で運営するオフィスの利用
・出資の検討 等
URL:
https://www.pasonagroup.co.jp/awaji_well-being_week/contest/
備考:
本ビジネスコンテストは、 「MIRACLE」と一般社団法人「inochi未来プロジェクト」を共創パートナーとしています
■共創パートナーについて
「MIRACLE(Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE)」
大阪大学名誉教授 澤芳樹氏を発起人とし、 100個の新産業の共創を目指す「新産業のアクセラレーター」SUNDRED株式会社(代表取締役
留目真伸)が代表法人を務めるウェルビーイングな社会の実現に向けた団体。
共感で繋がる各領域の専門家・プレイヤーが集い、 社会起点・目的志向のオープンな対話をもとに、 国内外のイノベーションの場や活動とも連携の上、
サイエンスに基づく「Open well-being Innovation」の社会実装を推進します。
https://sundred.co.jp/news/miracle/
一般社団法人「inochi 未来プロジェクト」
一般社団法人「inochi 未来プロジェクト」は「みんなでinochi の大切さと未来について考え、 行動する」プロジェクトです。
その学生支部である「inochi WAKAZO Project」は2025年の大阪・関西万博誘致にも携わった団体であり、 現在、
2020年に発表した「inochiのペイフォワード」構想の実現に向けて、 誰もがいのちを守り合う未来を創る活動を行なっています。
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