小さな体で懸命に生きる1歳のあおちゃんを救うため、海外心臓移植に向けた目標額5億3,000万円の募金活動を開始

円安の影響で目標額は直近事例の1.5倍に。ご支援をお願いいたします 先天性心疾患と診断され、 これまでに4度の心臓外科手術をしたものの、

重症心不全(心臓のポンプ機能が低下し必要な血液を送り出せていない状態)のため心臓移植手術しか助かる道がないと診断された佐藤 葵ちゃん(以降、

あおちゃん)を救うため、 あおちゃんの両親の友人などで活動する“あおちゃんを救う会”は、 11月14日(月)から海外心臓移植に向けた募金活動を開始します。

昨今の円安により、 これまでの費用の約1.5倍となる5億3,000万円※が目標金額となります。

※2022年10月月中平均TTS148.19の為替レートを使用

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<国内の小児臓器移植事情>

日本における100万人あたりの臓器提供数(ドナー数)は米国の年約38人に対して日本は0.61人と約62分の1、 韓国の年9人と比較しても約15分の1の状況です。

その中でも、 小児の臓器移植は法律上認められているものの、 6歳未満の症例は移植を待機している患者に対して提供数が圧倒的に少ない年平均2件となっています。

そのため、 待機期間が長期化し、 待機中に重症化・補助人工心臓の合併症などで死亡することが少なくありません。

また、 米国における心臓移植においては、 保険が適用されず、 高額な医療費が必要になると共に、

医療用チャーター機による長時間のフライトによる身体的負担のリスク等多くの課題があります。

更には、 2月から始まったウクライナ侵攻や、 日米金利差による急激な円安によって、 医療費や渡航費などすべての費用が大幅に上昇し、

以前の約1.5倍にあたる5億3,000万円となっている状況です。 そのため、 これまで以上に海外心臓移植のハードルが高くなっています。

<費用の内訳>

今回の募金目標額が、 円安によってこれまで以上に多額の5億3,000万円になっていますが、 その内訳は以下の通りです。 (※為替レート、

滞在期間により実際にかかる金額は変動します)

■募金目標額 5億3,000万円

・医療費(デポジット US$2.5百万) : 3億7,000万円・NY州病院治療付加税(医療費の9.63%) : 3,600万円

・渡航費(医療用ジェット・航空券・救急車) : 8,100万円

・滞在費(渡航からドナーを待つ期間~手術~術後の入院~回復・リハビリまで期間) : 900万円

・医療予備費 : 3,200万円

・救う会経費(通信費、 事務経費、 チラシ印刷代等) : 200万円

※受け入れ先:米国ニューヨーク州 コロンビア大学病院

<今後の活動>

・街頭募金活動

– 2022年11月14日(月)14:30~ 記者会見後、 厚生労働省前で募金開始

– 2022年11月19日(土)11:00~13:00、 20日(日)11:00~13:00に、

巣鴨駅前(または巣鴨地蔵通り商店街入口)で街頭募金活動を実施予定。

<募金に関するお問い合わせ先>

・あおちゃんを救う会

– 電話番号: 03-6555-4571

– メールアドレス: [email protected]

– ホームページURL:

https://ao-sukuukai.jp(「あおちゃんを救う会」で検索)

<募金方法>

・銀行振り込みによる募金方法

・クラウドファンティングによる募金方法

– サイト名:「わたし、 きょうもいきたよ」1歳のあおちゃんに心臓移植を

– URL:

https://congrant.com/project/aosukuukai/5423

– 決済方法:クレジットカード決済、 銀行振込

<あおちゃんの状況について>

あおちゃん(佐藤 葵)は、 2021年10月31日に東京都豊島区で生まれました。

昨年生まれた直後に先天性心疾患と診断され、 これまでに4度の手術をしたものの、 重症心不全(心臓のポンプ機能が低下し必要な血液を送り出せていない状態)となり、

心臓移植手術しか今後助かる道がないと診断されています。

小さな体に補助人工心臓とペースメーカーを入れて命を繋いでいますが、 早期の心臓移植が望まれる状況です。

<両親からのメッセージ>

「うちは4にんかぞくなの。 あおちゃんは、 ずっと病院におとまりだけどね。 」

私たちの娘、 葵は、 1歳にも満たない小さな体で、 4回の開胸手術を乗り越え、 補助人工心臓という「外付けの心臓」と、

ペースメーカーによって命をつないでいます。

コロナ禍の厳しい面会制限により、 わずかな時間しか会えない日々。 無数の点滴の跡があるやせ細った腕で、 懸命にこちらに手を伸ばして笑う葵の、

生きたい気持ちを何とかして守りたいと思いました。 病院のベッド以外の世界があること。 痛い治療が当たり前ではないこと。 そして、

家族や友達がそばにいる毎日というものがあることを、 知ってほしいと。

妹の帰りを待つおねえちゃんは、 会う人会う人に繰り返し冒頭の言葉を伝えています。 これから、 葵が歩き始めたり、 言葉を話し始めたり、 いたずらを覚えたり、

何でもない日々の中で少しずつ成長する姿を、家族で見守ることができたら。

大変身勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、 どうか、 私たち家族を助けていただけないでしょうか。 皆様のあたたかいご支援ご協力をお願いいたします。

父:佐藤昭一郎

母:佐藤清香

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