お酒のプレゼントについてTwitterアンケート調査を実施。最新のトレンドはお酒との「出会い」に注目。定番の贈答品ではなく少量多銘柄が求められる令和の日本酒プレゼント事情
最新の日本酒プレゼント事情をTwitterアンケートで調査した結果をグラフにまとめました。 株式会社FARM8(新潟県長岡市/代表取締役 樺沢敦)は、
日本酒のプレゼント事情について2022年11月14日に自社のSNSアカウントを使ってアンケート調査した結果、
これまでの贈答トレンドからの変化の傾向をまとめました。 株式会社FARM8(新潟県長岡市/代表取締役 樺沢敦)は、
日本酒のプレゼント事情について2022年11月14日に自社のSNSアカウントを使ってアンケート調査した結果、
これまでの贈答トレンドからの変化の傾向をまとめました。
株式会社FARM8は、 新潟県長岡市を拠点に日本酒に関する商品開発やサービス開発などを実施し、
若者が日本酒を飲むきっかけ作りなどを目的とした事業展開をしています。
これまで、 日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」の開発や酒粕専門ドリンクスタンド「Hacco to go!」の運営、
ポストに届く日本酒定期便「SAKEPOST」の展開などの事業を実施してきました。
* 調査の背景
これまでの商品サービスの利用者が20−30代を中心とした若年層が多く、 お酒の消費行動も変わってきていることが感じられる中、
日本酒のギフトマーケットが従来通りの季節贈答品での販促が中心となっていることに疑問を感じ、
若年層のギフトニーズについてユーザーの声を集めた実際のニーズをヒアリングするべく、 SNSをつかったアンケート調査を実施しました。
* 調査結果サマリー
1. 日本酒のプレゼント、 贈答品として想像するお歳暮やお中元などの季節のギフト需要は激減。
「あの人が好きそう」と感じるお酒との「出会い」がプレゼントのきっかけに。
2. もらって嬉しいのは「いろんな銘柄の少量飲み比べセット」。 高級銘柄やお気に入りのお酒、
おしゃれなボトルなどといった商品のスペックよりも「飲み比べを楽しむ時間や体験」を大切にしていることが判明。
3. SNSでの調査ということもあり少し年代に偏りがあるかもしれないが、 少なくともWEBでプレゼントを探す人にとって、
これまでの常識とは違った日本酒のプレゼント需要に変化していることが予想される。
* アンケート実施方法
■ 調査媒体 : Twitterのアンケート機能
■ 調査実施アカウント : FARM8運営アカウント= ぽんしゅグリア(@PonshuGria)
フォロワー数 30,036( 調査実施時 2022.11.14現在 )
■ 調査方法 : それぞれ4つの独立した設問に対して匿名での4択回答方式(1ユーザー1回答)
■ 調査期間 : 2022年11月13日~2022年11月14日(24時間期限の調査)
■ 有効回答数 : 設問ごとにそれぞれ446~730回答(4設問合計2212回答)/年齢性別不問
■ アンケート内容 :《アンケート結果は以下Twitter投稿画面より確認可能》
設問1:お酒のプレゼントを贈るならどんなシーンが多い?
https://twitter.com/PonshuGria/status/1591635482378915840
設問2:日本酒のプレゼント、 もらって嬉しいのはどんなお酒?
https://twitter.com/PonshuGria/status/1591648618276061186
設問3:プレゼントでお酒と一緒にもらえたら嬉しいものは?
https://twitter.com/PonshuGria/status/1591644858825216002
設問4:友人へのお酒のプレゼント、 予算はどのくらい?
https://twitter.com/PonshuGria/status/1591641857137971200
* アンケート結果1.(お酒を贈るシーン)
* 最も多いシーンは「好きそうなお酒との出会い」。 恒例化した季節の贈答シーンでの贈り物は1割未満。
設問 :お酒のプレゼントを贈るならどんなシーンが多い?
回答数:446 票(得票数順)
1.「あの人好きそうだな」というお酒に出会ったとき 37.9%
2. 何かのお祝いで「おめでとう」の意味で 35.2%
3. 感謝を伝える「ありがとう」の意味で 17.3%
4. 季節のご挨拶(お中元やお歳暮など) 9.6%
* アンケート結果2.(もらって嬉しいお酒の種類)
自分好みのお酒や高級なお酒、 センスの良いお酒ではなく、 求められているものは「少量飲み比べセット」
設問:日本酒のプレゼント、 もらって嬉しいのはどんなお酒?
回答数:496 票(得票数順)
1. いろんな銘柄の少量飲み比べセット 61.9%
2. 自分では手が出ない高級なお酒 19.6%
3. ボトルやラベルのセンスが良いお酒 11.3%
4. 普段飲み慣れた自分好みのお酒 7.3%
* アンケート結果3.(お酒と一緒にもらって嬉しい一品)
* もらったお酒を飲む時間や空間を楽しめるものとして、 おつまみや酒器が人気。
設問 :プレゼントでお酒と一緒にもらえたら嬉しいものは?
回答数:540票(得票数順)
1. おつまみ 59.4%
2. 酒器 31.5%
3. 美味しく飲めるレシピ 6.5%
4. 酒蔵の関連グッズ 2.6%
* アンケート結果2.(プレゼントするお酒の予算)
* あまり高級すぎるものではなく、 手が届きやすい3−4000円程度のお酒を友人に贈る人が半数以上。
設問 :友人へのお酒のプレゼント、 予算はどのくらい?
回答数:730 票(得票数順)
1. 3,000円~4,000円程度 53.4%
2. 5,000円~10,000円未満 35.2%
3. 2,000円未満 17.4%
4. 10,000円以上 7.1%
* まとめ
プレゼントする側とプレゼントをもらう側の2方向から調査を実施しました。
SNSをつかったアンケート調査だったため、 年齢の偏りがある可能性がありますが、 これまでの贈答品としてイメージしていた回答とは少し変わり、
個性あふれる日本酒との出会いを楽しみながら、 上げたい人の顔を思い浮かべながらお酒を贈っているということがわかり、
新しいマーケットの動きとして興味深く結果を受け止めました。
また、 高級ブランドやおしゃれなボトルなど、 一時期はお酒の贈答の中心だったお酒よりも、 より多くのお酒を少量ずつ飲み比べながら個性や味わい楽しむ、
というもらう側のニーズがあることがわかりました。
これらの傾向から、 お酒は「モノ」としての贈答から「コト」さらには「トキ」を贈るものとして、 体験やその時間の過ごし方が重要視されているように感じます。
ニーズの変化は多少あれど、 お酒を贈るという文化自体はまだまだ多く残っており、 相手を想い、 お酒を飲むゆとりという豊かさを届けることには変わらないものです。
今回は、 そんなお酒のプレゼント事情について調査した結果を報告させていただきました。
調査日 2022年11月14日
* 調査主体
株式会社FARM8
■ 主な商品/サービス
【ポストに届く日本酒定期便「SAKEPOST」】
毎月異なる日本酒100ml×3種がポストに届く、 日本酒版サブスクリプション。 銘柄は記載していないので、 QRコードで読み込んで確認。
飲んだ感想を投稿し合うことで、 みんなで味わいデータを作ることが可能。 また、 酒蔵へ直接メッセージを送る機能もあり、 酒蔵と消費者をつなぐ機能も果たします。
HP :https://sakepost.jp/
【日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」】
国産ドライフルーツなどが入った清酒カップに日本酒を注ぐとカクテルができる、 ぽんしゅグリア。 日本酒の新しい飲み方を提案し、
「美味しくて飲みすぎる!」とSNSで話題となりました。
HP:
* 会社概要
株式会社FARM8
所在地:新潟県長岡市
設 立:2015年2月
代表者:樺沢 敦
H P:
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