株式会社デリセクトが純国産食用コオロギを使用した新商品「コオロギパスタ」を発売。

2022年12月7日

国内の食用コオロギ生産メーカーであるハイジェン株式会社のコオロギのパウダーを練り込んだ、非常に美味しいコオロギパスタ。2022年12月12日ついに新発売！

株式会社デリセクト（東京都渋谷区 / 代表取締役長屋大輔）からついに新商品発売。

良質なタンパク質豊富に含む純国産のコオロギパウダーを練り込んだコオロギパスタを、 2022年12月12日に発売します。

これまでデリセクトは、食用コオロギを使用したCOROGIシリーズを7月から順次発売してきました。

そして今回、「COROGI 七味唐辛子」「COROGI SNACK」「COROGI かりんとう」に続く第4弾として「コオロギパスタ」をリリース。

山形県新庄市にあるハイジェント株式会社山形工場内で飼育されている完全国産コオロギを使用。

最近少しずつ昆虫食、コオロギ食というものが認知されてきましたが、まだまだ日本市場に出回っているその多くが海外産のコオロギです。

デリセクトでは、完全国産で生産しているハイジェント社のコオロギのみを使用、安心安全にこだわりつくした商品を展開しております。

皆様ぜひこの機会にご賞味ください。

まだまだ日本では馴染みの薄い昆虫食ですが、ここ最近は少しずつ認知度も上がってきたのではないでしょうか。昆虫、とりわけコオロギはタンパク質が豊富であり、実に100g中70g前後が良質な動物性タンパク質なのです。牛肉、豚肉、鶏肉の比ではないタンパク質量であることがお分かりいただけるかと思います。

デリセクト株式会社は、昨年国内工場で食用コオロギ事業を立ち上げたハイジェント株式会社が生産する食用コオロギを100％使用した商品を展開しております。

ここでちょっとハイジェント社についてご説明。

ハイジェントって何をやっている会社なの？？

ハイジェント社は、創業50年を越える金属加工会社、精密部品製造メーカーです。そんな会社が2021年、SDGsの観点からも社会貢献出来る事業として食用コオロギの生産事業に参入しました。日本の精密部品製造メーカーらしく、飼育部屋の温湿度管理、飼育環境の造成から、エンジニアたちによる餌の研究などによって、非常に美味しいコオロギの生産に成功。

人間が食べられる餌と水（特に山形の水はとりわけ美味しい！）によって、今までにない美味しいコオロギが生まれました。

世界人口の増加によって、今後はタンパク源の供給が間に合わなくなる（人間に行き渡らなくなる）と言われています。しかし、日本だけで見みると人口は減少。

それなら大丈夫じゃない？という考えになってしまいますが、ご存じの通り日本の食糧自給率は低く、日本の台所事情は世界各国からの輸入に頼っているのが事実。実に食糧の6割以上が輸入なんですね。その中において、今後どんどん自分の国の人口が増えている国々が、ただでさえ少なくなっていくタンパク源を他の国（日本）に輸出なんてしてくれますか？してくれなくなるでしょう。となると、人口増加していない日本でも、あれよあれよとタンパク源の枯渇が進んでいってしまうんです。

そこで今注目されているのが昆虫食。

当社デリセクトが扱うハイジェント社の食用コオロギです。

上述した通り、コオロギは実に7割以上がタンパク質で出来ているまさに動くタンパク源。

ハイジェント社はここに着目し、これから引き起るであろう「タンパク質危機」を打破するために食用コオロギの生産をスタートさせました。

でも、ただ単にコオロギを生産するのではなく「どうせ食べるなら美味しいものを！」を合言葉に研究に研究を重ね、ついに「美味しいコオロギ」が生まれました。

今回新発売するのは「コオロギパスタ」です。

コオロギパウダーを麺に練り込みました。

もちもちの食感を実現するために、コオロギパウダーの配合比率を変えながら何度も試作を繰り返し、ついに完成しました。

コオロギパウダーを練り込んでいるので一見するとお蕎麦のような色味ですが立派なパスタです。それが逆に面白いところと言えます。

もちろんですが、コオロギを粉末にしているため「え？これコオロギ入ってるの？」と思うくらいに分かりません。

1人前に約10匹分のコオロギが入っている計算になりますが、もしコオロギの姿かたちが苦手でも全く心配はいりません。

この商品を召し上がっていくことで、間違いなくコオロギを食していることになります。