有田焼の窯元・幸楽窯、日本国内の革新的な優れたサービスを表彰する「第4回 日本サービス大賞」地方創生大臣賞を受賞
有田焼老舗窯元では初の日本サービス大賞受賞。さらに今回の受賞企業の中で九州勢として唯一の受賞となりました。 幸楽窯
徳永陶磁器株式会社(本社:佐賀県西松浦郡有田町、 代表取締役:徳永隆信)は、 公益財団法人日本生産性本部
サービス産業生産性協議会が主催する「第4回日本サービス大賞」において地方創生大臣賞を受賞したことをお知らせします。
◆「日本サービス大賞」について
「日本サービス大賞」は、2015年に開始され今回で4回目となる、革新的で優れたサービスを対象とした日本初の表彰制度です。サービスの高度化と産業の発展を先導する、きらりと光る新しい価値を提供しているサービスや、これまでになかった新しいやり方を実現しているサービスを対象とした賞です。
◆幸楽窯のサービス
* サービス名:有田焼を製造業からサービス業に 町内制手工業で伝統産業を再構築する「幸楽窯」
概要:400年の歴史を持つ有田焼の優れた技術と町内制手工業の再構築によって、多様なニーズや需要変動に応えられる製品サービスシステムを構築。従来の商社経由だけではない新たな市場や販売方法を創出。窯元自体をオープンにすることで、国内外のアーティストや企業とのコラボレーションを実現するほか、一般観光客に有田焼に触れてもらうイベント「トレジャーハンティング」を行うなど、観光資源として活用し、地域の活性化にも寄与。
◆評価ポイント 1.
熟練した職人が作業する工程、パートなど一般人が作業できる工程をそれぞれ整理し、就労支援施設とも連携して町内制手工業を再構築。様々なレベルの製品ニーズや需要変動に柔軟に対応する生産システムを実現。
2.
町内制手工業体制によって、オーダーメイド方式が可能となり、ビール会社や飲食店、ホテル等とのオリジナル商品開発や国内外のアーティストと協業した海外販売を実現。倉庫にある商品を宝探し、詰め放題で購入できるイベント「トレジャーハンティング」を企画するなど次々と新たな価値共創を生み出している。
3. 伝統産業の技術をオープンにし、様々なステークホルダーとの共創を通して有田焼を産業として再構築した他の伝統産業にも参考となる取り組み。
◆代表取締役 徳永 隆信よりコメント
弊社の日頃の取り組みが地方創生大臣賞を受賞する運びとなりましたこと大変光栄に思います。今後も有田焼老舗窯元として伝統産業を次世代に繋げられる様、町内の他分野の企業とも情報交換を深め精進してまいります。
◆日本サービス大賞 詳細
https://service-award.jp/index.html
◆幸楽窯
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