進化する真珠の真価『真珠フェア in VISON』

2022年12月16日

持続可能なジュエリーとして進化する伊勢志摩の真珠

三重県の伊勢志摩は世界で初めて真珠養殖に成功し、今もなおその技術が受け継がれ、その品質は世界的にも高く評価されています。

近年、アコヤ貝の大量死や養殖事業者の高齢化による後継者不足などの要因によって、生産量の減少が続いています。また海外でも高く評価されたことで、良質な製品のほとんどが海外に出回っています。

そんな中、改めて"真珠文化の価値"を再認識し、"持続可能なジュエリー”として進化し続ける「真珠」が注目を浴びています。

真珠は母貝の中で1年以上をかけてゆっくりと育まれますが、すべてが完璧な球体に成長するわけではありません。変形した真珠はバロックと呼ばれ、規格外・不良品という扱いとして、売られる前に廃棄されてしまうこともありました。しかし、不揃いの真珠であったとしても、伊勢志摩で大切に育てられた真珠であることに変わりはないと考え、その個性を生かした作品づくりも広がっています。

真珠は限りある資源を取り尽くし、いずれ渇望していく資産ではなく、継続して育てていける日本の財産です。また真珠は資源を取り尽くすのではなく、大切に育み続けられる持続可能なジュエリーとも言えます。VISONでは、丸くない真珠、白くない真珠、身に着けるだけに留まらない真珠など、進化し続ける真珠の真価を再発見していただく機会として、「真珠フェア」を開催いたします。

『真珠フェア in VISON』

【期間】

2022年12月14日（水）～ 2023年1月30日（日）

【出店者】

カジュアル、ラグジュアリー、アート的など多彩な地元真珠ブランドが入れ替わりで出店

【場所】 VISON内ホテル、レストラン、スイーツ店、雑貨店、マルシェ催事場他【期間】 2022年12月～2023年1月

期間中、各店数日～1週間程度（一部常設あり）【内容】

あこや真珠、タヒチ真珠、バロック真珠、ケシ真珠、ハート・涙型等のデザイン真珠を使用した多様なパールジュエリーやアート作品の販売。レストランのコース料理とのコラボレーションなど。