スト感に優れた「アミノセラミド」と「リン脂質」によるラメラエマルジョンの設計に成功!

化粧品開発展(2023年1月11日~13日/東京ビッグサイトにて開催)に出展します 製剤の革新技術開発で業務拡大をしてきた化粧品OEM業界のエスコ株式会社(

本社:東京都渋谷区桜丘町13-4)は、 業界全体が着目する昨年のヒト型セラミドのラメラ技術に続き、

アミノセラミド(成分名:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル))とリン脂質によるラメラエマルジョンの設計に成功しました。 *

処方開発の背景

ここ数年、セラミドの性質を利用したラメラ設計化粧品のエビデンス論文発表が各社から相次ぎ、大手ブランドを筆頭として美容業界で広く話題となっています。

名実ともに他社OEM企業との差別化を基軸にしているエスコ株式会社は、昨年のヒト型セラミドを使った界面活性剤フリーのラメラエマルジョン技術をメディア発表。

同時に、本舗企業さんにおいて採用が拡大していました。

一方で、本技術の設計には生セラミドと呼ばれるヒト型セラミドを高配合することで非常にコストが掛かることから、本舗企業においては採用に二の足を踏まざるを得ないケースもありました。

また、アトピー性皮膚炎などでお悩みのユーザー向けとなるボディ用途など、使用量の多いコスメでは採用が困難で、苦渋の選択を強いられたケースもありました。

* 処方設計に成功

そこでエスコ株式会社は、さらなる進化を目指して

コストに優れたアミノ酸を骨格としたアミノセラミドを代替にしたラメラエマルジョンの開発に取り組んできたところ、ヒト型セラミドと同様のラメラ構造をとることが認められ、このほど設計に成功

しました。

さらに、ヒト型セラミドを基軸にしたラメラ設計と同様に、皮膚水分量や皮膚水分蒸散量の抑制効果に同等の結果が得られることも実証されました。ラメラ模式図(イメージ)

ラメラ模式図(イメージ)

エビデンスデータ:水分蒸散量を抑制

エビデンスデータ:水分蒸散量を抑制

肌画像

肌画像

コストパフォーマンスが得られた事で配合量を増量する事も可能となり、アトピー性皮膚炎への効果など、皮膚に対する効果も増幅が可能となることに期待を寄せています。

* 第13回 化粧品開発展[東京] に出展

ブース位置:東京ビッグサイト 東4ホール 小間番号3-36

展示会URL:

https://www.cosme-week.jp/tokyo/ja-jp/about/ci.html

開発スタッフによる技術説明のほか、テクスチャーサンプル等もご用意しております。

また、セラミドエマルジョン技術以外にも、ラメラ構造にヒントを得て開発した特許クレンジング、高機能還元性イオン水を活用した無添加化粧品なども展示しておりますので、ぜひ会場に足をお運びください。