年頭のごあいさつ 小さな行動から持続可能な社会へ
パルシステム生活協同組合連合会 代表理事 理事長 大信 政一 あけましておめでとうございます。
みなさまにとって2023年が実り多き年となりますよう、心より祈念申し上げます。
社会はこの間、新型コロナウイルスによって移動や接触が大きく制限されるなど大きな影響を受けました。その一方でオンラインコミュニケーションの発展は、それぞれの場所にいながら同じ時間を共有できるようになりました。それだけにとどまらず、さまざまな場面で生活環境の変化を感じるようになりました。
昨年は、それぞれの立場や意見の違いに不寛容な人々による社会の分断がいっそう顕在化した年でもありました。その象徴といえるのが、ロシアによるウクライナへの侵攻です。人類はこれまで、数々の戦争経験からその反省を積み上げ、戦争から勝者は生まれないことを学びました。戦地での惨禍をこれ以上広げないため、生活者である私たち一人ひとりができることを考え、くらしの礎である平和の尊さを訴えていくことが求められています。
軍事衝突だけでなく、異常気象や人手不足などにより、食料品やエネルギーなどライフライン全般で価格上昇が続き、私たちのくらしを取り巻く環境は厳しさを増しています。穏やかで平和な生活を次世代へ引き継ぐため、気候変動対策やプラスチック・食品ロス削減、人権尊重など、総体的に持続可能性を追求する姿勢は、今後ますます求められていくことでしょう。
こうした社会の要請に寄り添い、パルシステムはこれまでの取り組みをさらに半歩先に進め、2022年度から「もっといい明日へ
超えてく」宣言をスタートしました。毎日の暮らしの中で一人ひとりができる小さな行動の積み重ねにより、持続可能な社会を目指します。
パルシステムグループの理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」実現に向け、事業と運動の両輪の下、みなさまとの強固な信頼関係により持続可能な資源循環型の社会づくりをさらに力強く進めていく所存です。
ひとつひとつの課題と真摯に向き合い、社会的役割を果たすため、本年もどうぞさらなるご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
パルシステム生活協同組合連合会
代表理事 理事長 大信 政一
パルシステムのサステナブルアクション「超えてく」
パルシステムは一人ひとりの考えや行動から、よりよい未来のために“半歩先”へ進むことを「超えてく」として、さまざまなサステナブルアクションを呼びかけています。
パルシステムのサステナブルアクション
https://www.pal-system.co.jp/koeteku
【組織概要】
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,569.1億円/組合員総数168.3万人(2022年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
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