VUCA時代に必要な「越境」を解説した『CROSS-BORDER キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考』発売
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、 取締役社長:谷口奈緒美)は2023年1月27日に『CROSS-BORDER
キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考』(井上功・著)を刊行しました。
* 「もやもや」の正体
社会人になって7~10年の中堅ビジネスパーソンは、「もやもや」を抱えることが多いのではないでしょうか。
「この会社で10年働いてきたけど、本当にこの仕事でよかったのか?」
「自分の仕事は一体誰の役に立っているのだろう?」
「このままずっと会社員でいいのかな?」
「自分はずっと日本で暮らす?」
このように自分自身のことや会社のこと、キャリア、住む場所など様々な「もやもや」が現れてきます。
この「もやもや」の正体は何でしょうか?
子どものころは習い事、小学・中学・高校・大学等への進学、その中での部活動や生徒会・委員会活動、ゼミ・クラブ等への参加、就活で居場所が変化します。定期的に新しい世界・次の世界に入っていく環境では「もやもや」を感じにくかったのではないでしょうか。
しかし、社会人は企業に参加して仕事をし始めると、居場所がかなり固定的になります。与えられた業務に習熟し、組織のルールや規範、作法を覚えなければなりません。しかしそれは、頑張れば頑張るほど、現在の居場所の常識に囚われていくことでもあります。
そして、会社や仕事に慣れていくにしたがって、どんどん居場所が心地よくなっていき、容易に出られなくなります。この居場所から出るには、自律的・能動的・自発的に行動する強い意志が求められます。
つまり、ビジネスパーソンの「もやもや」の正体は、居心地のいい場所で安住している自分と、このままではまずいという危機感を持つ自分との相克です。
このキャリアを巡る「もやもや」を晴らす鍵を握るのは、居場所を移す行為である「越境」です。
* 必要性が高まる「越境」
「越境」とは、境界線を越えること。心理的・物理的な自分の立脚点や居場所を移す行為です。
ビジネス界でキーワードになりつつある「越境」ですが、経済産業省でも、VUCA時代の企業人材育成のために「越境」が必要だと提案し、実際に越境学習プログラムを運用しています。日常の職場とは異なる環境に身を置いて活動することで、自分自身の軸を再発見し、不確実で変化の激しい時代を切り拓くリーダーとしての成長を促しています。
身の回りには目に見えない境界がいたるところに存在します。
自分の仕事はここまで、うちの会社はこういうことしかできない、業界の慣習として決められている……
このような境界は、内部にいると気づくことすら難しく、身動きが取れずに行き詰まりを感じてしまいます。
しかし、視点を変え、適切なアクションをとれば、境界に気づき、超えていくことができるのです。現状とは異なる何かしらの状況に自分自身を移した時に、人は変化し成長します。
本書では、中堅ビジネスパーソンが感じることの多い10のもやもやをテーマに、それを打破するための「越境」を紹介していきます。
1. 個人内越境 自分自身の「もやもや」を突破する
2. 企業内越境 自分の仕事の「もやもや」を突破する
3. 企業間越境 今いる会社の「もやもや」を突破する
4. 職種間越境 今の職種に関する「もやもや」を突破する
5. 業種間越境 所属する業種・業界の「もやもや」を突破する
6. 産官学越境 ずっとサラリーマンでいいのか? の「もやもや」を突破する
7. 労使間越境 経営者になれるかな? という「もやもや」を突破する
8. 世代間越境 職場以外の世界に関する「もやもや」を突破する
9. 地域間越境 今住んでいる場所に関する「もやもや」を突破する
10. 国家間越境 日本を巡る「もやもや」を突破する
それぞれの「越境」について、具体的なアクションプランまで紹介していきます。
仕事や人生における行き詰まり感、もやもやを解消したい人にはぴったりの1冊です。
* 書籍概要
【目次】
Chapter1 個人内越境 自分自身の「もやもや」を突破する
Chapter2 企業内越境 自分の仕事の「もやもや」を突破する
Chapter3 企業間越境 今いる会社の「もやもや」を突破する
Chapter4 職種間越境 今の職種に関する「もやもや」を突破する
Chapter5 業種間越境 所属する業種・業界の「もやもや」を突破する
Chapter6 産官学越境 ずっとサラリーマンでいいのか? の「もやもや」を突破する
Chapter7 労使間越境 経営者になれるかな? という「もやもや」を突破する
Chapter8 世代間越境 職場以外の世界に関する「もやもや」を突破する
Chapter9 地域間越境 今住んでいる場所に関する「もやもや」を突破する
Chapter10 国家間越境 日本を巡る「もやもや」を突破する
【著者情報】
井上功(いのうえ・こう)
(株)リクルートマネジメントソリューションズ マスター
早稲田大学第一文学部卒。1986年4月、株式会社リクルート入社。人事部、総合企画部、HCソリューショングループ等を経て、2012年4月より現職。新卒・採用、人材開発、組織開発領域に於いて、ソリューション実績多数。組織の中から新しい価値(イノベーション)をどうやって創出するか、をテーマに掲げ、経済産業省や民間企業、リクルートグループ各社と協働、企画・開発、実践を行っている。1997年、98年にリクルート全社マネジャーMVP受賞。早稲田大学、国際基督教大学、国土交通省、経済産業省、日本経済新聞社、大手企業で講演/研修実績多数。講演テーマは、イノベーション創出、営業・マーケティング、リクルートの企業変革など。
【書籍情報】
タイトル:『CROSS-BORDER キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考』
発売日:2023年1月27日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判/336ページ
ISBN:978-4-7993-2924-5
定価:1870円(税込)
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