土井木工、広島県の地域材を活用したフレキシブルなソファを発表。「WOODコレクション(モクコレ)2023」にて参考展示。
《広島県庄原市のヒノキ、広島駅周辺の街路樹を活用したソファ》 土井木工株式会社(本社:広島県府中市、 代表取締役社長:土井啓嗣)は、
広島県の地域材を活用したフレキシブルソファを発表しました。 「WOODコレクション(モクコレ)2023」にて展示します。
1.広島県庄原産ヒノキ材を活用した草木染めソファ
広島県庄原産ヒノキ材について
広島県の森林面積は県土面積の約72%を占めており、
林業が盛んな広島県庄原市ではヒノキを種から育てており持続可能な循環利用を推進しています。
土井木工では森林の循環利用の活動を「in a CYCLE」と名付け木材の加工、活用を担当し地方創生の一端を担う。
2.広島駅周辺の街路樹を活用した草木染めソファ
広島駅周辺の街路樹について
広島駅の大規模リニューアルに伴い伐採対象となっていた広島駅周辺の街路樹(クスノキ)。
植えられてから約60年。地元に根付き景観を守り続けた街路樹を何とか残したいとの地元の方々の想いを受け取り、本来であれば廃棄されてしまう街路樹を土井木工にて加工しインテリアとして再生します。
木の枝や葉っぱをアップサイクルしたオリジナルクッションを開発
植物の枝や葉っぱを煮出した液体に繊維を浸して加熱させ、鉄と結合させて発色させる方法「草木染め」。
株式会社立花テキスタイル研究所(広島県尾道市)協力の元、尾道帆布に植物を染色したクッションを共同開発しました。鉄媒染の原料となる鉄粉は鉄工所から廃棄される鉄の粉を活用しています。
モクコレではヒノキの葉っぱで染色したクッションと街路樹の枝で染色したクッションの2種類を展示。
多様化する空間に導入しやすいフレキシブルなソファデザイン
公共施設や商業施設、オフィスなど生活様式や働き方が急速に多様化するなかで、様々なシーンに対応できるフレキシブルなソファをデザインしました。強度の必要なフレームには広葉樹で構成し、背面等のパネルに地域材を活用しています。
製品仕様※参考出展
・2人用ソファ(オープン価格)W1440*D740*H700
広島県庄原産ヒノキ材、北海道産タモ材、街路樹
・コーナーテーブル(オープン価格)W740*D740*H700
広島県庄原産ヒノキ材、北海道産タモ材
展示会場
WOODコレクション(モクコレ)2023
東京ビッグサイト西1・2ホール(東京都江東区有明 3-11-1)
2023年1月31日(火) – 10時00分~17時30分
2023年2月1日(水) – 10時00分~16時30分
土井木工について/今後の取組み
「人と素材にやさしい家具づくり」を理念とし広島県府中市という自然豊かな土地に1949年3月創業。
江戸時代からの伝統である「府中家具」の技術を継承し上質な家具を製作。
2018年より広島県産材を活用した商品開発を開始。素材は広島県の未利用材を中心に活用している。
現在、広島県庄原市で伐採されたアベマキと広島駅前で伐採されたクスノキ・ケヤキを製材し乾燥中です。
今後は製品ラインナップを増やしソファ、チェア、テーブルの開発を進めていきます。
また自治体様向けに森林環境譲与税の使用用途として地域材家具の導入方法、街の街路樹の活用方法などご提案が可能です。
■会社概要
名称:土井木工株式会社
設立:1949年3月
代表取締役社長:土井啓嗣
事業内容:家具の製造・販売
〒726-0004
広島県府中市府川町57-1
WEB:
お問合せはこちら
土井木工株式会社
地域材活用推進室 土井崇義
TEL:0847-46-3211
e-mail:[email protected]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません