求めるのは「しあわせ」よりも「安心」。松浦弥太郎の「いつも」発売。

そんなときに必要なのは、 「しあわせ」よりも「安心」。

自分の「安心」は自分で生み出し、 つくっていくことができます。

そんな安心を支えてくれるのは、 「いつも=習慣」です。

松浦さんが大切にしている、 人間関係や仕事、 生活、 心の安定に効く55の「いつも」。 松浦弥太郎の「いつも」安心をつくる55の習慣 松浦弥太郎著 定価1540円(本体1400円)CCCメディアハウス

松浦弥太郎の「いつも」安心をつくる55の習慣 松浦弥太郎著 定価1540円(本体1400円)CCCメディアハウス

【はじめに】

毎日、気が重くないですか? 気が落ち着かない感じではないですか? いらいらしたり、ざわざわしたりしませんか?

こんな気分がなくなって、何もかも安心できたらどんなにいいだろう、と思うのです。

そう、僕らに必要なのはしあわせではなくて安心なんです。

ということで、どんな時代であっても、安心という状態を、人や社会に頼らずに、自分で生み出し、自分でつくっていく。そのためにはどうしたらよいのか。

この本は、そんな気持ちから生まれた一冊です。

安心とは、日々、喜びを見つけ、どんなことにも感謝をすること。

夜になればぐっすりと眠れて、明日もきっと大丈夫と思える気分のことです。

そんな安心を支えるのは、ささやかな「いつも」という習慣ではないかな、 と思います。

自分がどんなふうに生きるのか、ということかもしれません。

すなわち、自分はどのような「いつも」を大切にしているか。日々の喜びを見つけるために、自分はどのような「いつも」という習慣を身につけているか。

この本では、そのことをみなさんと一緒に考えたり分かち合えたらと思います。

【もくじ】

きほんの「いつも」10.

第1章 しあわせになる「いつも」

第2章 人づきあいの「いつも」

第3章 愛する「いつも」

第4章 豊かになる「いつも」

第5章 暮らしの「いつも」

第6章 健やかな「いつも」

第7章 安心の「いつも」

第8章 学びの「いつも」

第9章 仕事の「いつも」

第10章 成長の「いつも」

第11章 明日のための「いつも」

【著者略歴】

松浦弥太郎(まつうら・やたろう)

1965年生まれ。エッセイスト、クリエイティブディレクター。会社役員、「くらしのきほん」主宰。

18歳で渡米、アメリカの書店文化に惹かれ、オールドマガジン専門店「COW

BOOKS」をオープン。2005年から『暮しの手帖』編集長を9年間務める。著書に『新100のきほん

松浦弥太郎のベーシックノート』(マガジンハウス)、『考え方のコツ』(朝日新聞出版)などがある。