地域と住民を繋ぐ、ちいさな街の商店街『mini-ichi』サービス開始

2023年2月2日

どんぐりピット合同会社（本社：愛知県豊田市社長：鶴田彩乃）と、江ノ島電鉄株式会社（本社：神奈川県藤沢市社長：楢井進）は、

湘南鎌倉地域の「地域内生産者」が地域住民に向けて、地元の農水産物や飲食店の商品を販売することで、地域内の「つながり」を生み出す実証実験を行います。

この実証実験は、神奈川県が主催する、コロナ禍により生じた課題をベンチャー企業と大企業等がオープンイノベーションにて解決を目指す「BAK NEW NORMAL

PROJECT 2022」で採択された支援事業です。【mini-ichiについて】

mini-ichi（ミニイチ）は、公共施設や商用ビルなどに設置したIoT冷蔵庫型販売機を用いて、地元自慢の商品をディスプレイしながらリアルで販売することができ、会員登録をした地域住民がキャッシュレスにてその場で購入することができる食の売買サービスです。地元の食の魅力を発見することで、実際のお店に足を運んでもらうきっかけを作り、地産地消を促進するだけでなく、街のにぎわいを作り出す新たな取り組みです。

今回の実証実験では、湘南鎌倉地域を舞台に、地元を支える江ノ島電鉄と連携し、主要駅にmini-ichiを設置することで、実際に湘南鎌倉エリアで飲食店舗や農漁業を営んでいる「地域内生産者」が出店者となり、地域住民が商品を購入できる仕組みにチャレンジします。

どんぐりピットでは、コロナ禍における地域内での繋がりの分断や、地元との関わり機会の減少に加え、日本全体で年間600万t発生する食品廃棄といった社会課題に対して、地域内での人と人との繋がりをつくることで地産地消が促進され、食品ロスが削減されると考え、2020年よりシェア冷蔵庫サービスを開発し、食の新たな事業の構築を進めてまいりました。

両社では実証実験での取り組みを通じて、

１.食を通じた地元の魅力発見や地域内生産者と消費者のつながりを生み出すことで、農漁業や食産業の付加価値向上

２.DX、IoTを活用した地域共創を図ることで、湘南鎌倉地域の居住価値向上およびスマートシティ推進への貢献

３.地産地消を促進することで、カーボンニュートラルや湘南鎌倉地域のSDGsなどの取り組み加速

以上3点を目指してまいります。