日本美容創生の“更年期セルフケア”の実証事業が神奈川県の推進「神奈川ME-BYOリビングラボ」で採択。
~理学療法士の運動指導による美容室で働く女性の更年期症状への効果に関する実証~ この度、 美容室、 婦人科、
理学療法士を繋いだ更年期エコシステムを展開する日本美容創生株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:金山宇伴氏、 以下「日本美容創生」)は、
神奈川県が推進する「神奈川ME-BYOリビングラボ」において日本美容創生が開発した更年期セルフケアの実証事業が採択されたことをお知らせいたします。
【実証事業の概要】
更年期を迎えた女性は、一般的に疲れやすさやほてり等の症状が現れることがあり、こうした症状が仕事の能率低下や就労の継続を困難にさせる要因となっています。我が国の女性の就業率が高まる中、更年期症状に対しては、症状に合わせた治療が推奨されるとともに、食事、運動、睡眠などの生活習慣を見直すことが重要です。
そこで本実証では、多くの女性が利用する美容室において、将来的に美容室が気軽に健康相談できる場となることも視野に入れ、まずは美容室で働く女性を対象に、更年期症状のセルフチェックと理学療法士のアセスメント(評価)に基づいた運動方法を実践することで更年期症状に変化が現れるかを検証します。
●簡略更年期指数(Simplified Menopausal Index)
血管運動神経系症状4項目、精神神経系症状4項目、運動神経系症状2項目の計10項目からなる質問で、更年期症状の有無や程度を把握する指数
●運動セルフ・エフィカシー尺度(General Self-Efficacy scale)
セルフ・エフィカシーとは、「何らかの行動をきちんと遂行できるか」という予期のことで、今回は定期的運動の障害となる状況を肉体疲労・精神的ストレス・時間のなさ・非日常的生活・悪天候の5項目からなる質問で傾向を測る
【更年期症状】
更年期は閉経前後10年間をさし、女性ホルモンが急激に減少することで起こる心身の不調を更年期症状といいます。国内における40代~50代の女性就労者数は1300万人、そのうち491万人が更年期症状を経験し更年期離職者は46万人、女性の更年期離職による経済損失は4,200億円と大きな損失になっています。また女性ホルモンは回復することなく老年期に入っても更年期症状だけでなく泌尿生殖症状、皮膚萎縮、色素沈着、骨粗しょう症、動脈硬化など様々な症状が発症します。
【更年期セルフケア】
ウィメンズヘルスの功績高い対馬ルリ子医師監修のもと女性理学療法士が提供できる更年期に特化したメニュー。婦人科で使用する簡略化更年期指数カウンセリングシート(=SMI)をアプリ”Beauty
Venue”に実装し、結果に応じた6種類の運動メニューを理学療法士が選択し指導を行います。
【更年期セルフケア ガイドブック】
【Beauty Venue (ビューティべニュー)】
更年期を迎える女性と婦人科を繋げるアプリです。更年期症状の進行を簡略化更年期指数カウンセリングシート(=SMI)でチェックできるだけでなく、その結果に応じた各ソリューションも提示されます。ユーザーは地域で対面診療できる婦人科を探すだけでなく、またオンライン診療の婦人科も見つけることができます。
【神奈川 ME-BYO リビングラボ】
神奈川県では、超高齢社会を乗り越えるために、未病コンセプトに基づき県民の意識・行動変容と未病産業の持続的発展を促し、健康寿命の延伸を図るヘルスケア・ニューフロンティア政策を推進しています。
「神奈川ME-BYOリビングラボ」は、県民がより安心して未病改善の実践に取り組めるよう、地域や職域における健康課題の解決や新たな社会システムの構築に資する未病関連商品・サービスの事業化、産業化及び社会実装を促進します。神奈川県が、県内市町村やCHO構想(健康経営)を実践する企業、アカデミア等と連携し商品・サービスの機能・効果等を検証する実証フィールドのマッチングを支援するとともに、その実証結果の評価を行います。
●神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
https://www.pref.kanagawa.jp/div/0125/index.html
●神奈川 ME-BYO リビングラボ
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/cnt/f536534/index.html
【実証実験の研究協力者】
●湘南医療大学講師 中村壽志
●女性ライフクリニック銀座・新宿伊勢丹」理事長 産婦人科医師・医学博士 対馬ルリ子
●女性医療クリニックLUNAグループ理事長 関口由紀
●一般社団法人テクノケア理事 豊原亮子(理学療法士)
日本美容創生株式会社 【HP】
【代表者】 代表取締役 金山宇伴
【本社所在地】 東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5階
【事業内容】・美容室と婦人科を繋げる更年期エコシステム
「Beauty Venue」
https://www.beautyvenue.app/lp/
【日本美容創生(JBIRC)が目指すもの】
美容室のプラットフォーム化という新産業の創生を行い地方の地域社会で問題とされている、少子高齢化、核家族化、人口の都市部への流出などにより「地域の繋がり」「経済・社会の持続性」「医療」の縮小や持続性の低下を美容室のプラットフォーム化を基点に、美容室が地域のコミュニケーションステーションの役割となることで地域社会が抱える問題の解決、健康な町づくりの実現を目指します。まちの美容室の活性化に取り組むことで持続可能な経済活動も実現します。
【本件に関するお問合せ先】
日本美容創生株式会社 担当:金山 メールアドレス: [email protected]
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