ライフスタイルに合わせて、長く使い続ける家具ブランド 「ENEN(エネン)」誕生

「ENEN(エネン)」誕生

約50年に渡り、店舗の什器を企画製造してきたノウハウを家庭用家具に。組合せ自由なオリジナルのモジュラー家具を開発、持続可能なサイクルにも貢献。AR/VRを使って、気軽に、楽しみながら家具選び。

ENEN株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:大西

寛)は、店舗設計施工および店舗什器製造販売大手の株式会社店研創意の子会社として2022年10月に設立し、本日、家具ブランド「ENEN」のティザーサイト(

https://enen-interior.com/

)を公開、新しい家具ブランドとしてローンチしましたのでお知らせします。なお、3月15日より「Makuake」にて「ENEN」オリジナルのモジュラー家具(※)の先行販売を開始し、今春には、ECサイトと東京にてリアル店舗のオープンを予定しています。

当社は、「ECで販売されている家具は安いけど心配」、「使い捨て家具から長く使える家具に変えたい」といった課題を、既存事業で培ったノウハウを活用し、最新のXR技術を導入して解決できるのではないかと考え、「気軽に家具を楽しむ人を増やしたい」という想いから、新会社・新ブランドの立ち上げに至りました。

「ENEN」は、持続可能な社会の実現に向けた循環を表す「円」と、それを共創するお客様と家具との「縁」を大切に、家具を通じて誰もが気軽により良いライフスタイルを楽しめる社会を創造してまいります。

※天板や脚など素材を選んで、パーツを組み合わせて作り上げていく家具を指す。建築材料・什器・家具などの規格化された組立てユニットであるモジュールに由来。

■家具ブランド「ENEN」の特徴■

1. ライフスタイルに合わせて、組合せ自由なモジュール化されたオリジナル家具

2. AR/VRを活用し、クリエイティブな家具選び体験の提供

3. お客様と共に持続可能なサイクルの実現に寄与

■ENEN誕生の背景

新型コロナウイルス感染症の流行で、在宅勤務が劇的に増加し、多くの人が自宅で過ごす時間が増えたことから、心地よさがより求められている住環境ですが、家具業界の価格面において二極化が進んでいます。

使い捨てを前提に作られた安価な大量生産、大量消費商品に慣れ親しむ一方、少しグレードの高い家具を求めると突然価格帯が高くなり、「買い替えた方が安い」ことに合理性を感じ、生活や好みの変化で買い替える選択が一般的となりました。

しかし、持続可能な社会の実現に向けて、「使い捨て社会」から「循環型社会」への転換が求められています。当社では、60万件超の会員へ店舗向け什器・備品を製造販売し、4万件超の店舗設計施工実績を有する株式会社店研創意で約50年に渡って培ったモノづくりのノウハウと生産背景を活用し、「環境に優しく、コストコンシャスで、ライフスタイルに合った家具で暮らしを楽しんで欲しい」という想いから、新会社・新ブランドの立ち上げに至りました。

■ENENブランドについて

「ENEN」は、ブランドビジョン「家具で生活を楽しくする」のもと、スマートな生活を実現する機能性と、生活の変化にともなう様々なタイミングで導入しやすい普遍性のあるデザインを追求し、「品質と価格のグッドバランス」を掲げています。既にお使いの家具にも馴染むよう、シンプルでありながら、それでいて、どこか存在感を感じられるデザインやカラーバリエーションで仕上げています。

ENENを代表するオリジナル家具「KUUM(クーム)」シリーズでは、豊富なバリエーションで、モジュール家具ならではの可変性を提供します。例えば、KUUMソファでは、家族が増えたり、引っ越しなど生活の変化に合わせて、1人掛けから2~3人掛けに増やしたり、アームの付け外しが可能です。毎日触れる家具だからこそ、落ち着いて安らぎが感じられるような、ちょうど良いカタチ、色、質感や、座るクッションの硬さはもちろん、その厚みまで徹底的にこだわりました。また、品質として問題はないものの、見た目の優劣で捨てられてしまう材料の活用や、商品の修繕、廃棄品の再利用などにも取り組みます。

「ENEN」は、家具を通じてお客様と持続可能な社会を共創し、安心して家具を楽しみ、生活をより良くするための、新たなライフスタイルのインフラとなることを目指してまいります。

■ENENロゴについて

循環を表す「円」、お気に入りの家具と出会う「縁」が、連続的に繋がっていくことを願い、「ENEN(エネン)」と名付けました。

デザイン面では、計算されたモジュールの構成により生まれる多彩な「展開の自由さ」を表現しています。積み木を組み合わせるように、自発的に家具を楽しむ様子をミニマルに表現しました。

■特徴1. ライフスタイルに合わせて、組合せ自由なモジュール化されたオリジナル家具「KUUM」について

ENENオリジナルのモジュラー家具「KUUM(クーム)」は、住宅家具以上に汎用性や強度を求められる店舗什器の製造で培ったノウハウを活かし開発されました。豊富な素材と形状から、ライフスタイルに合わせて選ぶことができ、長くお使いいただける耐久性に加えて、商品の経年劣化にともなうメンテナンスや修理のしやすさを考慮して設計しています。

デザイン面では、天然木・突板をメインに、メラミン化粧板やスチール素材も使用し、ナチュラル・モダン・ノルディック・スチール&マテリアルをコンセプトとしています。

今春の販売開始のタイミングでは、チェア1~2万円台、テーブル3~8万円台、ソファ4~11万円台の3カテゴリーを展開し、順次、別カテゴリーを開発予定です。

■特徴2. AR/VRを活用し、お客様が自由に操作する、クリエイティブな家具選び体験の提供

~ECサイトとショールーム型リアル店舗で、「気軽に楽しい家具との出会い」を提供~

ENENでは、実物を見なくても失敗しない家具選びや購入体験の提供を目指しています。販売主体であるECサイトに加え、東京にてショールーム型リアル店舗も今春オープンを予定しています。

先進的なXR技術を導入し、実際のお部屋で配置する家具イメージや、Webサイト上でバーチャルな理想の部屋シミュレーションなど、お客様自らがクリエイティブに操作いただける環境を提供します。

AR CAMERA -AR体験で家具を試し置き-

実際のお部屋で家具を配置したい場所に、お手持ちのスマートフォンやタブレットをかざし、AR技術を使って、3Dデータの家具を実物大で映し出すことができます。既存のインテリアとのサイズ感やカラーコーディネーションなど相性をチェックすることができます。

3D ROOM -VRショールームで自分の理想の部屋づくり-

Webサイト上で、豊富な「お部屋テンプレート(VRショールーム)」を提供します。お好みのテンプレートを使って、簡単操作で、自由に家具を配置し理想の部屋づくりを体験できます。テンプレートは、約20種類から提供開始し、2023年内に約100種類に増加予定です。

■特徴3. お客様と共に持続可能なサイクルの実現に寄与

ENENのオリジナルのモジュラー家具「KUUM」シリーズの基本コンセプトである「メンテナンスや修理がしやすく、丈夫で長く使えること」に加えて、不要になった家具の引き取り、再生・再販売サイクルの構築に力を入れてまいります。お客様にも捨てない取り組みに関わっていただくことで、共に持続可能なサイクルの実現に寄与します。

そして、可能な限り環境負荷の少ない素材と生産方法を採用することを方針としています。FSC認証取得の木材や、間伐材・端材などを原料としたリサイクル材の積極的な使用に加え、見た目の優劣で捨てられてしまう材料は、着色した商品や、表に出てこない部分での補強材など、工夫して使用しています。また、衣料品の裁断屑を再利用したアップサイクルのファブリック素材や、再生プラスチックで作られた素材を積極的に採用しています。

■会社概要

社名 ENEN株式会社

所在地 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-4-12

代表者 代表取締役社長 大西 寛

設立 2022年10月

※創業93年目を迎える大西グループの中枢事業である株式会社店研創意の新規事業として新会社設立

株式会社大西

https://www.onisi.jp/

株式会社店研創意

https://www.tenken.co.jp/

事業内容 家具・インテリア製品の企画製造・販売

■ブランディングプロデュース・ロゴデザイン:

株式会社生活スタイル研究所(本社:東京都渋谷区、代表取締役 本田泰 中村雄一)