幻の国産蚕を復刻!「Reborn The Silk プロジェクト」スタート
The Silk プロジェクト」スタート ~プロジェクト参画企業も募集~
受講料無料の着付け教室を全国で展開する日本和装ホールディングス株式会社(東証スタンダード上場/証券コード2499、
本社:東京都港区)では創業40周年記念事業の第1弾として、 国産の蚕「太平長安」を使った養蚕支援事業「Reborn The Silkプロジェクト」を開始。
約1年間にわたって蚕の飼育から製糸、 製織、 染色等を経て反物を作り、 きものに仕立てるまでの取り組みを行います。
かつて日本では富岡製糸工場の繁栄をはじめ生糸の生産が盛んでしたが、近年は減少の一途をたどり、ほとんどを輸入品に頼っているのが現状です。
生糸は日本の伝統文化であるきものや帯に欠かせない原材料であり、養蚕は明治時代の文明開化を大きく推進させた世界に誇る一大産業です。大切な伝統技術や文化の継承のために、国内の養蚕業を支援する一助になればという想いから「Reborn
The Silkプロジェクト」を立ち上げることになりました。
5月からプロジェクトは本格始動します。まずは蚕糸科学技術研究所で冷凍保存されていた「太平長安」という品種の蚕の卵を孵化させます。その数、なんと4万頭。
これらの蚕たちがやがて繭になり、どれだけの生糸を作り出し、どのようなきものに仕立て上がるのか、プロジェクトの進行にともない定期的にお知らせする予定です。ご期待ください。
また、このプロジェクトの参画企業を募集します。業態は問いません。ご興味のある企業はぜひ下記までお問合せください。ともに日本文化の発展と継承のために力を尽くしていきましょう。
【スケジュール(予定)】
5月 冷凍保存されていた4万頭の蚕の卵を孵化
6月 長野県の養蚕農家で養蚕開始
7月 日本で唯一「手挽き」を行う長野県の宮坂製糸所で生糸作り
8月 生糸を使って京都丹後で白生地を製織
12月 白生地を染めて反物に
2024年2月頃 きものに仕立て上がり
【太平長安】
富岡製糸場全盛期の名蚕品種。現在は卵が冷凍保存されているのみで、幻の蚕が紡ぎ出す生糸には上品な光沢感があり、ハリと軽さを併せ持つ美しい生地になるといわれています。
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■会社概要
日本和装ホールディングス株式会社
事業内容 きものや帯の販売仲介業。全国で無料の着付け教室を展開(卒業生21万名超)
本社所在地 東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー5F
代表 代表取締役社長 道面 義雄
上場区分 東証スタンダード市場(証券コード2499)
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